Tuesday, May 26, 2009

ベルリンでの収穫。


坂田記一というサッカー選手を訪ね、
西の端デュッセルドルフから、東の端ベルリンの鉄道日帰り往復を行った。

何と所要時間8時間半強。
車内に電源があるのが何ともありがたく、仕事をしてたらすぐに到着。
ドイツの長距離特急ICEには700系「のぞみ」みたいにWLANがついている車両もあるのだけれど、
コレナガの乗った席は二等席のためナシ。
残念。
正直、アレがついてれば、移動のストレスが大幅に軽減、というか、ほとんどなくなると思う。
飛行機20時間とかでも難なく耐えられる気がするので、
徐々に導入されている傾向だけれど、早いところ国際線全便に搭載してもらいたいものだ。


閑話休題。
坂田君は、07シーズンまでアルビレックス新潟シンガポールで活躍していた選手で、
最終節に強烈にステキなミドルシュートを叩き込んだこともあって、
個人的にも非常に印象に残っている選手だった。

その後、アルビSとの契約がまとまらず、欧州へ。
たった一人で代理人を探し、クラブを探し、トライアウトを経て、
ドイツ・オーバーリーガ(実質4部)に見事入団を果たしたという
見た目を裏切る(?)ガッツある選手だ。
で、以前から「ドイツに行ったら会いに行くよ」と伝えていたので、
約束を果たしに行った、というわけだ。

偶然にも、その日にはたまたま彼の試合があった。
しかも、ベルリンで。
「最近干されてるんで、メンバーに入るかすら分からないんですよ」
と言っていた彼だったが、
「一応、メンバーに入りました。サブだと思いますけど…」
と、ちょうどベルリンに到着して別の打ち合わせに行くタクシーの中で朗報を聞いた。

オーバーリーガの試合を観るのは初めてだったし、
ましてや坂田君が出るのであれば、間に合わせなくては、
と、打ち合わせを早々に引き上げて、タクシーにてダッシュ。降りてもダッシュ。
で、後半20分くらいに何とか間に合った。

お世辞にもキレイとは言えないスタジアム。
それでも500人くらいの観客がメインスタンドにいて、
お決まりの血気盛んなヤジと歓声。
あと、ビール。
ちょっとコワモテの腹の出たおっちゃんたちが、チームカラーを身にまとっている。

そもそもコレナガの座右の銘は「サッカーは22人のものじゃない」だ。
ベルリンという大都市の中にあったサッカーの原風景に、「いいなあ」と素直に思った。

坂田の対戦相手だったベルリナーFCディナモは、かつてトーマス・ドルを擁したチームで、
東ドイツ時代の秘密警察との関わりが強いチームだった。
一筋縄ではいかない歴史もまた、ヨーロッパの奥深さである。
(このあたりはサイモン・クーパー著「サッカーの敵」にも書かれている)

多分、後半35分くらいから出場した坂田君は、1得点に絡み、1失点に絡んだ。
1失点はオウンゴールだった。
「やっちゃいました。こっちにきて初めてですよ」
とちょっと泣きそうな笑顔で試合終了後のスタンドに近づいてきた彼の顔は、
2-2の引き分けに終わったにも関わらず、何だかとってもキラキラして見えた。


その後、市内の日本食屋へ。
彼が話してくれた内容はサッカーのこと、自分のこと、ドイツでの生活のこと…。
相変わらずキラキラしたまんま、たくさんの話をしてくれた。
大きなヒントが随所に散りばめられていて、もうホント、行って良かったと思った。
やっぱりどうしても知りたいことがある場合、電話やメールじゃなくて、
実際に会わなくては、と改めて思った。


坂田君、頑張れ。
とにかく、頑張れ。

5 comments:

  1. ベルリンで訪れた日本食屋は、大都会ですか?
    リトバルスキー、ツィーゲ、コバッチ兄弟が所属していたアマチュアチームのツェーレンドルフも観てこれたら、もっと良かったと思います・・・

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  2. >YSさん

    その通り!
    日本食屋は大都会です!
    なんだか下位リーグにはまってしまいそうな自分がいます。

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  3. 大都会が入っている、オイロッパツェンターには、ヘルタ・ベルリンの公式ショップもグランドフロアにありますよね。

    そこにも立ち寄ったんですか?

    このクラブのトップリーグ定着はドイツ統一のシンボルになっているような感じがします。

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  4. > 住吉さん

    おお。
    そんなのもあったんですねえ。

    もっと皆からアドバイスもらってから行くべきだったか?

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  5. それでは、今度ベルリンに行く時、僕にもちょっと声をかけてください(笑)

    この日記に、その日の出来事のほか、今後の予定も書いてみては?

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