Friday, July 24, 2009

サッカーシャツとリバプール。

シンガポールではサッカーのシャツを着た人たちが多い。
年中高温多湿の気候なので、
汗をかいてもさらりと着れる実用的なウェアとしての選択だ。

通勤時間帯にMRT(地下鉄)に乗っても、1車両に5人程度はいるんじゃないかと思う。
多分そのままオフィスに向かうだろうから、サッカーシャツのまま仕事に励む、と。
さすがにお堅い職業の方々はそういうわけにいかないだろうけれど、
SEなどの人と会うことがメインでない業種は比較的服装に関しては自由なことが多いようだ。

かくいうコレナガもサッカーシャツを着て会社に行きたいのではあるけれど、
何せ、いちサッカークラブで働いている一員である。
他クラブのウェアを着て仕事に勤しむわけにもいかない。
かといって自分のクラブのシャツを毎日着るのも、ちょっと違うかな、と。
というわけで、確実に人と会わない日はTシャツとビーサン。
快適に仕事ができた方が効率がいい。

しかし、街に出るときくらいは自分のクラブのシャツを着てウロウロしたいなあ、と。
スポンサーさんたちに少しでも恩返しをしたいというのもある。
(その分、派手なことはできない 笑)
昨日もそうやって呑みに向かったが、特に違和感は無かったような気がする(?)。


さて、そんなサッカーシャツだが、
シンガポール人が着ているシャツはマンUとリバプールの割合が異常に多い。
そのままファンの数とも比例すると思うのだけれど、

マンU 60%
リバプール 30%
その他 10%

こんな感じである。

ところがここ1週間くらいは、パッと見でマンUとリバプールの数字が逆転する勢いだ。
なぜならば、日曜日にシンガポール代表との親善試合が行われるから。

本日はいくつかの場所でメディアセッションも行われている。
今後の動きをもうちょっと見てみないと分からないけれど、
たった一回の来星(シンガポールに来ること)で力関係も逆転しそう。
それくらいのインパクトなのだ。

「あこがれのチームがやってくる!」
と、ウチのクラブのローカルスタッフも例に漏れずご執心の様子だ。
スゴイサッカーが好きなくせに、普段サッカーの話をあんまりしない経理のWも、
メールでリバプール情報を送ってくるほどの浮かれようだ。
ホントはマンUファンのくせに。
というか、ウチのチームの話でもっと盛り上がってもらいたい…。


東南アジア地域の国々はもともと英国の植民地が多いので、
プレミアリーグの人気が圧倒的に高い。
なので営業的なベースは十分に整っているし、
2億2千万人の人口を誇るインドネシアも含めればパイも相当ある。
途上国が多いので一人あたり単価は低くなるが、ビジネス的には旨みは十分にあるだろう。
欧州クラブがアジアツアーに熱心なのもよく分かる。

先日のインドネシアでのテロは残念きわまりない。
マンUがツアーの途中でインドネシア行きをキャンセルしたが、致し方ない決断だろう。

インドネシア国民は、他に娯楽も少ないというのもあるが、サッカーを熱狂的に愛している。
そして、マンUファンも多い。
つまりあのテロは、人の命を奪うだけでなく、全国民の今後しばらくの楽しみも奪ってしまった。
絶対に許してはならない。


さて、話を戻して。
「国代表vsクラブ」という設定もそれを表しているが、
シンガポールのサッカーシーンは80年代の日本代表のような感じだ。
というか、プレミアリーグのベースがあるだけに、当時の日本のそれより可能性を感じる。
いまかいまかと爆発の瞬間を待ちわびている。

現在Sリーグは「FIFAにアジアトップ10リーグに選ばれた!」と大々的に謳っている。
もともと他のアジアの国と比較すると、
金銭面での不安が少ない国であるし、国民の制度面への理解が高い国。
権利欲にとらわれた上層部のつまらない争いも少ない。
国としての「スポーツ」へのサポートも強力だ。

飛躍の条件は揃っているので、これからどんどん面白くなると思う。

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