Monday, August 24, 2009

インターネットとサッカークラブ。

個人的には、インターネット=ムーブメントだと思っている。

情報産業としての位置づけが色濃いIT業界。
端的には情報を掲載することで利益を産む、ということになっている。

けれどもう少し詳細に表現するならば、
人々は掲載された情報に集まるのではなく、
ムーブメントが起こることによってそこに人が集まり、
その結果、さらに多くの情報が集まる、という言い方になる。
人が集まれば集まるほどその情報の濃度は濃くなる。
そして人々はさらにその濃い情報を求めてくる。
その段階になって、ようやく広告や物販といったリアルなビジネスへと発展していく。

なので、ビジネスへと発展させるための必要条件であるムーブメントを起こすため、
初期段階としての情報量はもちろん必要だが、
そこから一段飛ばしに発展させるためには、何らかの「きっかけ」が必要となる。
その「きっかけ」はいわゆるITインフラ内だけのやりとりにはとどまらない。
実社会(とあえて表現するけれど)でのムーブメントが不可欠になる、と思う。

クラブの公式サイトを変えて1年ちょっとになる。
目玉は動画。
今年の4月くらいまでは、更新頻度は世界一!という謳い文句でやっていた。
さらに選手紹介や試合詳細なども充実させ、
訪れる人々はもちろん、
このクラブを目指す選手たちにも付加価値を与えた。
結果、アクセス数は10倍程度になった。
(Twitterも始めた。でも、今のところはコミュニティにまで発展していない。)

次の段階としては、コミュニティを作るべきだと思っている。
(今もなくはないけど分かりづらい…)。
そして日本で試合を見ることの出来る環境を作るべき(ウチのサイト以外で)。
そうすることで多くの人々の接触頻度がますます上がり、
「きっかけ」が生まれる大きなチャンスになる、と思う。

さて、肝心要のムーブメントを起こすためには色んな仕掛けをしなければならない。
試合結果はもちろん重要。
さらに、海外トップリーグでの唯一の日本チームという強みを活かして、
国際交流の様々な場面に顔を出していかなければならない、と思う。
いざ耳目を集めたとき、そこに「きっかけ」の生まれるフィールドがあれば、爆発の可能性は高まる。


こういう経済環境だから、難しい局面を迎えることも多い。
けれど、支えてくれている方々や応援してくれている方々の期待に、
今だからこそ、様々な角度からアプローチすることを忘れてはならない。


↓広瀬さんが10年くらい前に書いた本。本編とはあんまり関係ないけど。

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