Wednesday, October 14, 2009

全選手との面談。

昨日の朝から始まった全スタッフ・全選手との面談が先ほど終わった。
もちろん、来季に向けた契約交渉の前段でもある。

今季のパフォーマンスが予期していないものだった選手、
充実した時間が過ごせた選手、
ここでやり残したことがあると思う選手、
考えることが多かったと話す選手。
さまざまな想いを直接聞くことができた。
どの選手も来た当初と比べて明らかに表情が変わった。
一言で言えば、劇的にオトナになった。

そして、ある選手から素晴らしい言葉を聞くことができて、本当に嬉しく思った。

「将来は指導者になりたいです。サッカーを教えたいというよりも、サッカーを通じて色んなことを伝えられるような指導者になりたいです。サッカーは全てを伝えることができます。ホント、スゴイですよね…」

20歳の若者が淀みなく、目を真っ直ぐに見てこう言ったのだ。
思わず涙が出そうになった。
別に指導者になってもらいたいわけでもないし、目を真っ直ぐに見てくれたことが嬉しかったわけでもない。

「サッカーを通じて色んなことを伝えたい」という言葉に心が震えた。

コレナガ自身がずっと言い続けてきたことでもあるし、彼本人が見つけたのかもしれないけれど、
いずれにしても、これこそがウチのクラブの目的だ、と思っている。

特に、少子化から始まる負のスパイラルはどうしたって今後の日本を取り巻いていく。
必然的に日本は今まで以上に「海外」に巻き込まれて行かなくてはならなくなる。
だから我々はそれに適応できる子供を育てなくてはならない。
世界をリードするような意識を持った子供たちが育って欲しい。

だから、海外に出た(ここで言えばプレーした)日本人が日本に帰ったとき、
子供たちに向かって、
「海外でサッカーをプレーして、こんな素晴らしいことがあった。大変なことがあった。でも、最高に楽しかった」
と、子供たちの意識のハードルを下げる話ができることがどんなに素晴らしいことか、と。
そう思うわけです。

また、サッカーの指導者であれば、毎年たくさんの子供たちに接することができる。
たとえば、今年100人、来年100人。
毎年100人で、10年で1,000人。
ウチのクラブからある年に20人くらいそういう人間が出てくれば、
10年で20,000人の子供たちに影響を与えることができる。
それが毎年20人くらい出てきたら…。
天文学的な影響力。
そう、思うのです。

もちろん、全員に指導者になってもらいたいわけでもなく、
ただ、この素晴らしく特別な経験を、子供たちに伝えてもらいたい。

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