Tuesday, October 27, 2009

移籍。



今季から在籍していた足立原健二がインドネシアに挑戦することになった。
優秀なストライカーでもあるし、何よりサッカーに対して真摯に取り組んでいた彼とシーズン最後まで一緒に戦うことができないのは残念だけれど、「シンガポール経由でアジアへ」というクラブのひとつの目的を体現してくれることにはとっても感謝したい。
今となっては彼の幸せを信じて祈るしかないが、でもどこかやっぱり寂しい。
披露宴でやけ酒かっくらう父親的な心境だ。

東南アジアを取り巻く環境は著しく変化している。
とりわけ、インドネシアリーグのレギュレーションがひとつの導火線となっている。
今年のこの出来事が大きなうねりとなって日本を巻き込んでいくことは想像に難くない。
このあたりについては、いずれどこかで書かせていただこうと思っている。


大きな地図で見る

嫁ぎ先のBontangという町は東カリマンタン島の小さな港町。
「ホントに何にもないですよ…」と笑う。
騒々しいのを嫌う健二にはいいんじゃないか、とも思うけれど、ちょっと不安でもある。
でも早速、その町に二人だけいる日本人をクラブに紹介してもらったそうで、何よりである。

もちろん、何よりもプレーで応えなければならないけれど、
色んなところで色んな人と出会って今後の人生の糧としてもらいたい。
そしてその経験を、これからの日本を支える子供たちに、いつか伝えてもらいたい。

甘えるような選手じゃないから敢えて書くけれど、
例え点を取れなくても、結果を残すことができなくても、
彼のこれからの長い人生においてこの移籍は大成功なのだと思う。
彼の人生のゴールは、インドネシアでプレーすることではないのだから。

No comments:

Post a Comment