Sunday, November 15, 2009

シンガポールvsタイ

昨日行われたアジア杯予選、シンガポールvsタイ。
今さらながら一日遅れのレビュー。
(誰が読むんだ?)

何せ、ユーロの1960年よりも4年早い1956年から始まっている大会である。
のわりには日本国内の注目度は低いような気がするのだけれど、
世界で2番目に歴史のあるアジア杯にはもっと注目すべきである。
(ちなみに、最も歴史の古いコパ・アメリカは1916年スタート)

さて、今回シンガポール代表が出場を狙っているのは2011年のアジア杯予選。
各グループ2位までが本大会に出場できるという条件で、
昨日の試合前までは、シンガポールのいるグループEは
  1. イラン(1勝1分)
  2. シンガポール(1勝1敗)
  3. タイ(2分)
  4. ヨルダン(1分1敗)
と、こんな感じ。

シンガポールが予選突破すれば1984年以来27年ぶりの出場となるわけで
サッカー協会も各メディアに必死にアピールした。
結果、ざっと見た感じ約20,000人くらい入っていて、この国の代表戦としては上々。
タイの応援団の数と迫力にも驚いたが、
それにつられるようにしてシンガポールの応援団もヒートアップ。

実は数日前に、
「シンガポールの応援はレベルが低い。日本からサポーターを連れてきてレッスンをしてくれないか」
みたいな申し出を協会関係者からもらったのだが、
スタジアムの様子を見て「タイの応援団を見習えばいいじゃん」と思ってしまった。
応援スタイルの文化は勝手にニョキニョキ生えてくるモノだと思う。

試合開始前には大統領が近くに座っていてビックリした。
(きわめて普通の方で、アナウンスがなければ分からなかった)
主審が高山さんだったり、ブライアン・ロブソン(この日が初采配)だったりで、
シンガポール代表以外にも見所が多かった。

そんなこんなで久しぶりの国際試合の雰囲気に浸っていると
あっという間に時間が過ぎてキックオフ。

シンガポールのサッカーはきわめて明快で、
1m92cmの長身を誇るDuricの頭をターゲットにするということのみ。
しかも、クロスを上げる役割の両サイドハーフも、
タイの選手をドリブルで崩すには至らないレベルだし(Ridhuanはいい選手だけど)、
組織で崩すということもない(おそらく、リスクを避けるという意味合いもあったのかもしれない)。
したがって全てがアーリークロス。

そこそこのボールが入ればあとはDuricが何とかしてしまうので、余計にこの攻撃しかない。
タイのセンターバックはそんなに大きくなかったし。
相手と比較したときのストロングポイントがそこしかない。

対するタイは非常に頑張るチーム。
雨上がりでスリッピーなピッチだったけれど、ライン際までしつこくボールを追い回す。
技術もシンガポールより高く、カウンターの場面でのオーバーラップもスバラシイ。
先制のPKはまさに、タイの頑張りから生まれた。

後半に入ってようやく前へ前へと攻める意識を見せるシンガポールだけれども、
タイの落ち着いたカウンター(変な言葉だけどまさにこんな感じ)から2失点。
お慰みのPK(何かエリア内でもファウルでもなかったように見えた)で1点を返すモノの、
結局1-3で敗戦。

結果、シンガポールはグループ3位に転落。
グループ突破は非常に厳しい情勢となってしまいました。
18日のアウェイのタイ戦で勝てばまた話が変わってくるんだろうけど…。

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