Sunday, May 31, 2009

Screamin' dill Pickle。

「プリングルス」ではなく、「プリングルズ」と読むのだそうだ。


ご存じの方も多いかと思うけれど、
コレナガはPringlesを圧倒的に支持している。
例のCMではないけれど、完全に「開けたら最後、You can't stop.」 の世界にハマってしまったわけだ。

別に大してお菓子に詳しくないので、間違っていたら誰か教えて欲しいのだけれど、
たしか日本にPringlesが入ってきた頃というのは、
「正当派」カルビーに対抗する、「異端児」コイケヤという図式だったように思う。
そこに「黒船到来」といわんばかりのマーケティング力で乗り込んできたのが、Pringlesだったような気がする。

何だか全てが曖昧なので歴史の話はここまでに… 泣


コレナガのPringlesとの接し方は、基本的にどこか新しい国に行けば必ずスーパーで物色する。
そして、買う。
場合によってはそのまま1食として食べきる。

各国々でそれぞれ「らしい」味が販売されており、
背景を探る想像を巡らすのも楽しく、
個人的にはすっかり一つの観光として定着している。

ただ、日本では自由にいろいろな味を試すことができない。
どこに行っても、うすしおとサワークリーム&オニオンがあって、
たまにコンビニに行けば期間限定の商品は食べれるのだが、
BBQやPAPRIKAなどの準レギュラー商品たちになかなか出会うことができない。

そういう意味でファン垂涎の穴場だったのが、池袋東口のピカソ(小型ドンキホーテ)。
ソルト&ビネガーやランチといった準レギュラーの味10種類くらいが
常時並べられていた(今は知らない)。

HPを見る限り、コレナガは多分、30種類以上は優に食べたことがあると思われる。
日本で販売される季節限定品を合わせれば、40種類くらいか。
世の中には「100種類食べた!」と豪語されるマスタークラスのPringleser(?)もおわす。
まだまだ精進せねばならない(ホントか?)。

さて、こっちのスーパーでもPringlesはご多分に漏れず大々的に販売されている。
ウチから徒歩2分のスーパー(24時間営業の大型チェーン店)でも、
160g缶が2缶合わせてS$4.9(約320円)という安売りが月に1週間くらいある。
まあ、通常時でも20円増しくらいで買えるのだが、ついつい触手が伸びてしまう。

現在そこで定番的に販売されているのが、
  • Original
  • Sour Cream & Onion
  • Cheesy Cheese
  • Hot & Spicy
  • Solt & Pepper
  • Basil & Garlic
の6種類。
この中ならばどれを食べてもハズレがないので、
そのときの気分で何となく購入している。


さて、以前、この国でスバラシイPringlesに出会った。
それが、Pringles Extreamの1種である、Screamin' dill Pickleだ。

そう、簡単に言えば、ピクルス味である。
一見、ジャガイモといういかにも愚鈍な穀物と、水分が溢れるある意味で柑橘系のピクルス。
Pringlesのお手並み拝見という感じだったのだが、
ジャガイモとピクルスの出会いは、想像を絶するほど素晴らしいパフォーマンスだった。

「生ハムとメロン」
とか
「ドライカレーとレーズン」
とか
「酢豚にパイナップル」
なんていうこれまでの似通った雰囲気のフレーバーたちを、
一気に追い抜いて振り返ってついでにぶん殴るくらいの勢いの美味さである。

ややマニアには人気の高い、水色の缶「ソルト&ビネガー」に果実の風味をつけた感じ。
これが完璧にYou Can't Stopで…。

こっちではいくつかあるHoliday innの1階のお店でしか見たことがなかったんだけど、もうない。
日本で売ってますか?
最近の日本での新種攻勢だと、売っていてもおかしくないなあ、と思うのですが…。



Saturday, May 30, 2009

バルサごめん。

今さらながら。

フランクフルトの空港で残り25分くらいしか観れてなくて、
まだ全部を観ていないので何とも言い切れないのだけれど、
バルサ、強い。
コレナガのファイナル予想とは全く逆の結果じゃないですか。

昔はよく、
「ワールドカップの直後のシーズンは、ワールドカップで優勝したチームのスタイルが流行る」
という言葉があったものですが、
今や世界最高峰を決める戦いはユーロかもしれませんからね。

そういう意味でスペイン代表のような戦い、というか、
その思想の基礎のチームが優勝した、と。
「3冠」という結果も残したので、しばらくはこのスタイルが大流行するんじゃないでしょうかね。
(そんな簡単にマネできないと思うけど)
いちサッカーファン的には万々歳です。

それにしても、チャビとイニエスタ。
すごいなあ。
(まだ全部観てないけど 笑)

Wednesday, May 27, 2009

バイバイ、ベルルスコーニ。


最終日は冬空。
街行くヒトはコートを羽織っている。
革のコート姿も珍しくない。
何でも「ヨーロッパは20年ぶりくらいに寒い」らしい。

なるほど。
こっちに来る前は5月末からの1ヶ月は酷暑のイメージしかなくて、
半袖しか持ってこなかったんだけど、フランクフルトでいきなり後悔した。
仕方がないから薄手のニットを買って、毎日朝から晩まで着てます。

さて、自分にとっては1年半ぶりの欧州だったのだけれど、
これまで観てきた可能性が新たに広がったり狭まったり、
結構な変化があるなあ、と感じた。

さらに、サッカー界で日本人たちの「芽吹き」が始まっている印象を、
強烈に受けてしまった。
自分よりも若い世代が色々な形でサッカーに携わり、
彼らが何とかして日本サッカーと欧州サッカーを結びつけようとしていたりして、
自分のためにも必死になっていて、素直にすごいなあ、と。
もしかしたら彼らから刺激を受けるために来たのかな、とも思うわけです。
(コレナガは意外と運命論者なのです。)


ほぼ毎日行った美味いビールを呑ませてくれる店で相席になった年配の白人カップル。
聞いてもないのに男がウインクしながら「オレはイタリア人だ」と言うので、
「どこの街?」と聞くと、
「ジェノアだ」と。
直後、「カズ・ミウラ」の話が弾んだのは言うまでもなく――。

「あいつはイイ選手だった。サンプドリア戦でのゴールは忘れられん」
とラテンの濃い顔をしわくちゃにしながら喜ぶ。
「でも怪我させられたんだ。フランコ・バレージにやられた」
と僕も続ける。
「ああ。ミランはくそったれだ」
とまんざらでもない顔で彼が返す。

これが、ヨーロッパ。

ビールに溺れる僕たちを横目に彼らが先に席を立ったので、
「バイバイ、ベルルスコーニ」と手を振ると、
頭を掻きむしりながら困ったような笑顔を見せて、
でも何も言うことなく店を出て行った。

Tuesday, May 26, 2009

ベルリンでの収穫。


坂田記一というサッカー選手を訪ね、
西の端デュッセルドルフから、東の端ベルリンの鉄道日帰り往復を行った。

何と所要時間8時間半強。
車内に電源があるのが何ともありがたく、仕事をしてたらすぐに到着。
ドイツの長距離特急ICEには700系「のぞみ」みたいにWLANがついている車両もあるのだけれど、
コレナガの乗った席は二等席のためナシ。
残念。
正直、アレがついてれば、移動のストレスが大幅に軽減、というか、ほとんどなくなると思う。
飛行機20時間とかでも難なく耐えられる気がするので、
徐々に導入されている傾向だけれど、早いところ国際線全便に搭載してもらいたいものだ。


閑話休題。
坂田君は、07シーズンまでアルビレックス新潟シンガポールで活躍していた選手で、
最終節に強烈にステキなミドルシュートを叩き込んだこともあって、
個人的にも非常に印象に残っている選手だった。

その後、アルビSとの契約がまとまらず、欧州へ。
たった一人で代理人を探し、クラブを探し、トライアウトを経て、
ドイツ・オーバーリーガ(実質4部)に見事入団を果たしたという
見た目を裏切る(?)ガッツある選手だ。
で、以前から「ドイツに行ったら会いに行くよ」と伝えていたので、
約束を果たしに行った、というわけだ。

偶然にも、その日にはたまたま彼の試合があった。
しかも、ベルリンで。
「最近干されてるんで、メンバーに入るかすら分からないんですよ」
と言っていた彼だったが、
「一応、メンバーに入りました。サブだと思いますけど…」
と、ちょうどベルリンに到着して別の打ち合わせに行くタクシーの中で朗報を聞いた。

オーバーリーガの試合を観るのは初めてだったし、
ましてや坂田君が出るのであれば、間に合わせなくては、
と、打ち合わせを早々に引き上げて、タクシーにてダッシュ。降りてもダッシュ。
で、後半20分くらいに何とか間に合った。

お世辞にもキレイとは言えないスタジアム。
それでも500人くらいの観客がメインスタンドにいて、
お決まりの血気盛んなヤジと歓声。
あと、ビール。
ちょっとコワモテの腹の出たおっちゃんたちが、チームカラーを身にまとっている。

そもそもコレナガの座右の銘は「サッカーは22人のものじゃない」だ。
ベルリンという大都市の中にあったサッカーの原風景に、「いいなあ」と素直に思った。

坂田の対戦相手だったベルリナーFCディナモは、かつてトーマス・ドルを擁したチームで、
東ドイツ時代の秘密警察との関わりが強いチームだった。
一筋縄ではいかない歴史もまた、ヨーロッパの奥深さである。
(このあたりはサイモン・クーパー著「サッカーの敵」にも書かれている)

多分、後半35分くらいから出場した坂田君は、1得点に絡み、1失点に絡んだ。
1失点はオウンゴールだった。
「やっちゃいました。こっちにきて初めてですよ」
とちょっと泣きそうな笑顔で試合終了後のスタンドに近づいてきた彼の顔は、
2-2の引き分けに終わったにも関わらず、何だかとってもキラキラして見えた。


その後、市内の日本食屋へ。
彼が話してくれた内容はサッカーのこと、自分のこと、ドイツでの生活のこと…。
相変わらずキラキラしたまんま、たくさんの話をしてくれた。
大きなヒントが随所に散りばめられていて、もうホント、行って良かったと思った。
やっぱりどうしても知りたいことがある場合、電話やメールじゃなくて、
実際に会わなくては、と改めて思った。


坂田君、頑張れ。
とにかく、頑張れ。

Monday, May 25, 2009

ドイツの予感。


金曜日の試合終了後、そのまま飛行機に飛び乗りドイツにやってきている。
1年半ぶりの欧州。何やかんやですっかりご無沙汰してしまっていた。
で、欧州に来てサッカーを観に行かないわけにもいかない。
ターゲットは決めてある。

その試合、キックオフは前日に行われたSリーグ第13節のちょうど24時間後。
大体同時刻にドイツの全ての最終節がキックオフするので、
基本的には一試合しかチョイスすることができない。
何とも慌ただしいのだけれど、どうしても観たい試合があった。

選んだカードは、
ブンデスリーガでのヴォルフスブルグの優勝決定の瞬間でもなく、
バイエルンの2位確定を決めた試合でもない。
ましてや稲本不在のフランクフルトや小野不在のボーフムなど観るはずもない。

現在はドイツ3部リーグ(レギオナルリーグ)に所属する
これをどうしても観たかった。

フォルトゥナと言えば、
1979年にはカップウイナーズカップ(当時)のファイナルまで行って、
バルサ相手に3-4という壮絶な撃ち合いの末に散ったこともあるチームである。
いわゆる、エリート古豪。
それが近年は3部や4部(オーバーリーガ)をぶらぶらとふらついている体たらく。

だがしかし、今季は何故か調子を取り戻し(3部だけど)、昇格争いに加わっている。
歴史あるクラブが再び力を取り戻そうとすると、オールドファンがこぞって集まってくる傾向があるのは知っている。
盛り上がりそうだなあ。

昇格の条件は、勝てば文句なし。
引き分け、負けだと周囲の結果次第。
相手は先週UEFAカップのファイナルで敗れたブレーメンのセカンドチーム。
ここにも盛り上がる要素は、ある。

そして舞台はLTUアレナ。
2006年ドイツワールドカップのために作られたけれど、
結局使われなかったスタジアム。
日本の3部リーグに当たるJFLを思い描けば、50,150人収容という規模はさすがに3部リーグで手持ちぶさたになっているのだろうなあ、と思っていたのだけれど、普段から1万人前後の観客が入っているというのだから恐れ入る。
注目を集めるだろうこの試合、普段よりも観衆は多いだろうという予測はできた。



さらにWEBサイトでのチケットを予約しようとしたら、「完売」とのドイツ語。
おお、と軽い衝撃。
まあ、そうは言っても、例えば2階席は解放しないからなんだろうな、とか、
前売り分がさばけただけなんだろうな、とか、
その程度のレベルだと思っていたのも事実である。
けれど、それでも期待感は募っていく。

実は、そのあたりの情報を続々と知ってから、ワクワクが止まらなかった。
これは、「ドイツの予感」である。
3部リーグの試合が故に、「ドイツの底力」を目の当たりにすることができるのでは?、と――。



「ヨーロッパ行ったらまたビール呑みましょうね」と以前からふんわりと約束していた、
オランダでサッカージャーナリストとして活躍している中田徹さんに連絡して、
「実はその日にはこれこれこういう試合があるんですよね。それ観た後ビールとソーセージどうですか?」と提案すると、
二つ返事で、「お、いいね」と。
アムステルダムから車を飛ばして来てくれることになった。

さて、旅の道連れができたことによって、
例え試合がつまらなくても、思ったほど盛り上がらなかったにせよ、
まあ、ビールとソーセージをお腹いっぱいという目標は確実にクリアできるので、
何とも気楽になってデュッセルドルフに向かった、というわけなのだ。


当日の朝、フランクフルト空港からデュッセルドルフの中央駅にたどり着くと、
そこには既にフォルトゥナのシャツを着た老若男女たちが意気揚々とビール瓶片手に騒いでいた。
ざっと見渡しただけで1,000人くらいのサポーターがいたんじゃなかろうか。

「何だ?この盛り上がりは?」
と、半ば動揺しつつ、けれど、半ば自分の予感が当たりつつあることにニヤニヤしつつ、
とりあえずホテルでシャワーだけ浴びて、中田さんと待ち合わせしているスタジアムへ向かった。

地下鉄は当然のように男たちが95%以上を占めた濃厚な満員電車、である。
どの男たちも、悪ガキのように錆の目立つ車体を両の手のひらで叩き、
全力でジャンプして揺らしながら大声で歌を歌っている。
と、そのうちにタバコの香りも漂ってくる(もちろん禁煙だ)。

別段驚くこともないヨーロッパのどこにでもある風景なのだけれど、
自分の中で時折「これ、3部リーグなんだよなあ…」とニヤけつつ、つぶやく。

キックオフ1時間半前にスタジアムに到着。
ドデカい近代的なスタジアムと、
早くも長蛇の列を作っている赤と白を身にまとった無数のサポーター。
そして、多方面から外壁にぶつけられているのは、歌、歌、歌。
何より、「この試合を選んだのは間違ってなかった!」という超個人的な喜び。


中田さんと合流して、スタジアムで販売されていたビールとソーセージを頬張りながら、旧交を温めさせてもらう。
近況報告と情報交換。
話題はサッカー以外にあるわけがない。

「中田さんはメディアで申請するのかと思ってましたよ」
と言うと、
「こういう試合は、いちサポーターの気分で観たいじゃないですか」と、中田さん。
うん、ステキだ。
というわけで、二人でゴール裏の席へ。
アウェイ側のチケットが当日販売されたのだ。

続々と埋まってくる席。
アウェイ側と言えど、見回す限り全てのヒトがフォルトゥナの応援をしている。
そして、試合開始直前にはスタジアムの全ての席がほとんど埋まっているように見えた。

意気盛んにリズムを取る太鼓の音、
ブレーメンの選手紹介のときの悪魔のような指笛、
「フォルトゥーナ!フォルトゥーナ!」という圧倒的な怒号。
あらゆる音が混濁しながら、黄緑色に光り輝くピッチへと注がれていく。
13:30のキックオフ、清々しい青空と相まって、ひたすらに爽快な気分だった。

そして気がつけば、3部リーグの試合だということを、全く持って完璧に忘れ去っていた。


残念ながら、試合の内容はほとんど覚えていない。
印象があったとしても、
「フォルトゥナ、頑張ってボールを追いかけるチームなんだな…」
という程度。

これは試合前に少々呑みすぎたビールのせいではなく、あくまでサッカーのレベルの問題。
はっきり言って、ヘタクソだ。
Jリーグの方が遙かにレベルが高い試合を観せてくれるし、
Sリーグと比較してもそんなに驚くほどのことでもない、ような気がする。
速さと強さは確かにあるけれど、「あれ、こんなもん?」と肩透かしを食らった感じだった。

でも、それだけに、
このレベルのサッカーにこれだけ熱狂する人々がいるという「驚異」を改めて痛感する。
どうしてなんだろう。何でなんだろう。

でも、どうやって考えてもムダなんだと思う。
「忠誠心」とかその程度の生易しい言葉では語れない、文字通りの「血肉」なんだろうなあ。

後半開始直後に観客数の発表があったのだが、その数なんと50,095人(!)。
「ほぼ満員」という印象は間違っておらず…、というか、
むしろ間違っていて、完璧な満員だったのである。

おいおい、3部だぞ!?
リーガエスパニョーラの2部、3部や、イングランドの2部、3部は観に行ったことがある。だけど、いたとしても数千人の下の方程度の観客だった。
それが、桁違いの50,095人!!

そして試合は、前半12分に右サイドのあまりセンスを感じなかった選手が、
やたらめったら蹴ったクロスがそのままゴールに入るという幸運で、
フォルトゥナが1-0の勝利。

主審(女性だった。しかも上手い!)がホイッスルを吹く直前くらいからピッチに観客がなだれ込んできて、タイムアップの瞬間には発煙筒とともにピッチに入り乱れるヒト、ヒト、ヒト。
僕らも「同じアホなら」というわけで一緒になってピッチに入っていった。
最終的に多分、10,000人くらいはピッチにいたと思う。
ファンたちは好き放題に写真を撮りながら、そこら中の人たちと抱き合って、歌を歌って、ついにはピッチの芝生をめくって持ち帰っていた。
さすがにこれには「同じアホなら」とは思わなかった。





つい先ほどまで選手たちが試合をしていたピッチに立ちながら、
「スゴイ経験をしてしまいましたね」
と言うと、
「僕はヨーロッパで10年も何やってたんだ、って思っちゃった!」
と、中田さんはほとんどの興奮と少しの寂しさが混じった顔をして言っていた。

その後、中田さんと僕は市内へ戻って、ビールを片手にまだまだ騒いでいた多数のサポーターを横目に、何件かレストランをハシゴしながら、お互いにお互いの約束を果たした。



まんまと「ドイツの予感」は的中し、
「ドイツの底力」を予想以上に観ることができて嬉しかったのだけれど、
本音を言えば、やっぱりちょっとだけ「悔しいなあ」と思った。

日本だって。
シンガポールだって。



この地方の名産、アルトビアは、濃厚で少々苦い。

Friday, May 22, 2009

釈然としない。

とにかく釈然としないスポーツだ。

(さっき同じタイトルでUPしたら、「難評としない。」というタイトルになってて、
文中のをコピペしたら治った。何だかこれも釈然としない。)

サッカーって不思議なモノで、
「勝てる!」と思った瞬間にもう負けがそこまでやってきているようで、
「負けそう!」と思ってもやっぱりやられてしまうわけで。
ちょうど間の「やるしかねえ!」くらいのテンションをいつも保っていられれば、
良い内容と結果を見せることができるんですけれど…。
若い選手たちも分かってるんだろうけど、どっかにスキがあるんだろうなあ。
こういう試合がひたすら悔しい。


で、そんな試合が終わってそのまま急いできたのに、
とりあえず飛行機が20分ほど遅れてます。
大丈夫かなあ。
こないだ日本に帰るとき飛ばなかったしなあ。
今回カンタスだしなあ。

ちょっとしか行かないから荷物が軽いのはラッキー。
お土産入れる場所がないので、キッチリ仕事を持って帰ろう。


ファイナル予想。

大多数のサッカーファンにとって、実に歓迎すべきファイナルの組み合わせ。

「ファンタジー」と「強さ」の両立という意味合いで、
この2チームが抜け出す、と個人的には思うのです。

そりゃ、リバプールもチェルシーもステキなチームだけれど、
ちょっと肉弾戦歓迎ムードが漂いすぎてる。


で、結論から言えば、
バルセロニスタでありますが、2-0でユナイテッド。
完成度で言えばこれくらいの差があるんじゃないかと。

落ち着いた立ち上がりでこのまま行くかと思われた前半終了間際に、
CKからクリロナのヘッド。
後半に入って気持ちを入れ替えたバルサが、圧倒的なポゼッションを見せる。
けれど得点が奪えずに、後半27分くらいに(具体的 笑)カウンターで抜け出したテベスが
GKと1対1になってループシュート。
で、そのままタイムアップ。


やっぱGKの差が出るんじゃないでしょうかね。
大舞台で(変な意味で)張り切ってしまって、
(逆の意味で)見せ場を作ってしまいそうなバルテズ。
2失点ともバルテズの飛び出す判断ミスで失点、と予想。

いや、彼自身には何の恨みもないし、むしろ好感を抱いているけれど。
ただの予想。

とにかく相手が悪い。
今年のマンUは、バランスが取れつつ強い。


(と思ったときに限って、バルサはスゴイ試合を見せてくれる)

Thursday, May 21, 2009

ジャーマニー。

明日の試合終了後、久しぶりに欧州へ向かいます。
あんまり向こうに行ける時間もないので、きっちり働いてきます。

中心地はドイツ。
何度かぐるぐると周ったことがありますが、いいイメージしかありません。
(ポルトガルほどではないけれど。)

今回も電車にひたすら乗ることになりそうですが、
欧州の長距離列車はキライではありません。
DBのサイトでしっかり予約しておきました。

で、決めました。
せっかくなのでビールとソーセージしか食べません。
できれば地ビール中心で生活したいと思ってます。

Wednesday, May 20, 2009

Study Ball(笑)。



ちょっと調べてみたら海外通販サイトにあったこの商品。

9.5kgくらいある時限装置付足枷のようで、
対象は「落ち着きのない子供」だけでなく、
「フリーランス」や「WEBプログラマー」なんかにもいいらしい 笑
この何とも言えないシュールな見栄えが抜群だ。


まあ、当然のようにnot availableなわけで、
単なるジョークアイテムらしいですが。


さあ、こんなもん着けられる前に仕事しよ…。

クライフスポーツ。

かのマルコ・ファン・バステンはディアドラと契約する以前、
敬愛するヨハン・クライフが立ち上げた「クライフスポーツ」のスパイクを履いていた。
その他、何人からのオランダ系選手もこぞって履いていた記憶があるので、
商品的にもプロの使用に耐えうるものだったはず。
(ちなみに、前イラン代表監督のアリ・ダエイのブランドとは、
その国際性と拡張性で一線を画しています。)

当時(小学生くらい)、サッカー雑誌の写真に写るそのスパイクを見て、
「何とかしてどうしても欲しい!」と思ったものだけど、
残念ながらどのスポーツ店でも扱っておらず、日本で入手する方法はなかった(はず)。

で、中学生になって、サッカー部に入部して最初の練習。
同学年のオランダ帰りの帰国子女がクライフスポーツのスパイクを履いていて、
とんでもなくびっくりして、とんでもなく質問攻めにした記憶がある。

まあでも、他人が持っていた、ということで少々購買意欲も薄れ、
それから時折思い出すみたいなことをこの十数年繰り返していたわけです。

本日、何となくネットを見ていたら、見つけてしまいました。



今はクライフスポーツという名前ではなくて、
「クライフ」というど真ん中直球のブランド名になっており、
クライフ自身はあんまりタッチしていない
(権利はクライフの息子?ジョルディじゃない方)らしいけれど、
若干触手が動きますねえ…。

とりあえず、懐古主義のあるサッカーマニアの方々、こんなのもありました。
というご報告。

Monday, May 18, 2009

ヴォルフスブルグさん。

日本に来ています。
明日帰りますが。

事務的な作業もこの際だから一緒にしてしまうことにして、
全ての月々支払いをJALカードに変更。
いよいよ臨戦態勢を整えました(何の?)。


さて、この週末で3大リーグの優勝がそれぞれ決まったわけですが、
マンU、インテル、バルサと、大きな驚きもないシーズン。
ユーロ後のシーズンはこんなもんでしょうか。

「驚き」と言えば、あとはヴォルフスブルグがどうなるか。
実は、先週末に勝手に予想していたんですね。

第33節の試合開始前は、

63 ヴォルフスブルグ
63 バイエルン
62 ヘルタ
61 シュツットガルト

という勝ち点の並び。

第33節、最終節の対戦予定が(カッコ内は順位)、

《ヴォルフスブルグ》
ハノーバー96(11位)、ブレーメン(10位)

《バイエルン》
ホッフェンハイム(7位)、シュツットガルト(4位)

《ヘルタ》
シャルケ(8位)、カールスルーエ(18位)

《シュツットガルト》
コットブス(17位)、バイエルン(2位)

というわけで。

気持ちとしてはここ8試合で7勝1分という圧倒的な成績で
上位まで上ってきたシュツットガルトを押したいところですが、
最終戦がバイエルンで、しかもアウェーというのが痛い。
これはバイエルンもしかり。

ヴォルフスブルグもホームではここまで15勝1分という凄まじい成績を残していますが、
アウェイでは4勝7敗5分と首位とは思えない成績で負け越し。
ハノーバー96戦も不安いっぱい。

結果、ヘルタが油揚げをさらっていくのではないか。
と「ふふ。ここでヴォルフスブルグを推さないのが玄人だろう…」思っていたわけです。


そして…
【第33節の試合結果】
ホッフェンハイム 2 - 2 バイエルン
ヘルタ・ベルリン 0 - 0 シャルケ04
ハノーファー96 0 - 5 ヴォルフスブルク
シュツットガルト 2 - 0 コットブス

【第33節終了時点順位】
66 ヴォルフスブルグ(+35)
64 バイエルン(+28)
64 シュツットガルト(+21)
63 ヘルタ(+11)


ここまで無敗のホームで負けるなんてことは考えられないし、
引き分けであれば得失点差でほぼ決定。
(サッカーは何が起こるか分かりませんが)
どう考えても、ヴォルフスブルグさん、おめでとうございました。


コレナガ、相変わらずダサし…。

Sunday, May 17, 2009

リアルとバーチャル。


すごいなあ。
何か小学生の頃に考えていたことが現実になった感じです。

これのエライところは、パワプロへの訴求力も倍増するということでしょうか。
ずーっとこれを見続けていれば、パワプロの方もリアルに近づいてくる、みたいな。

再現性(あるいはタイムラグ)がどんなもんなのか、是非体験してみたいと思っています。
チームは違うでしょうが、同じコナミさんということで、ウイイレでの再現も期待しちゃいますね。

例えば、86年のアルゼンチンvsイングランド、マラドーナの5人抜き。
これをリアルタイムで見たヒトは少ないでしょうから(自分を含めて)、
1試合丸ごとデータにぶちこんで、ウイイレの画面で見ることができる、みたいな。
あるいは毎シーズンのそれぞれのベストゲームを、
当該シーズンバージョンのウイイレにそれぞれ入れておいて、色んな角度で見れたりして。

04-05のチャンピオンズファイナル、
デュデクの視線で試合開始からPK戦での勝利までをフルタイムで見れる!みたいな。

当然、クネクネダンスも再現してもらって 笑

Friday, May 15, 2009

サッカー業界、いいですよ。

本日打ち合わせ先で、
「本当はサッカー業界で働きたかったんですけど…」という方に偶然お会いした。


別にコレナガがサッカー業界を代表して言う立場にも無いことは知っているけれど、
基本的には、住み心地がとっても良い世界だ、と思う。

なぜならば、「オレにはパッションがあったからここにいるんだ!」
と胸を張っているヒトがほとんどだからだ。
(中にはそうじゃなかったために苦労しているヒトも散見する…)

だから姑息な手段で成功しようとするヒトもあんまりいないし、
難題をねじ込んで来るヒトもあんまりいない。
判断基準に「サッカー界のためになるならば」と前置くヒトがほとんどで、
個人の利益を追うヒトもそこまでえげつなくないんじゃないかと思う。

イヤらしくない。
フェアなのだ。


だから、ここにいれる幸せを感じなければならないなあ、と思った夜。

Thursday, May 14, 2009

独語。

さっきから調べ物をしているのですが、
その対象がドイツ語なもので、骨が折れる作業です。

ドイツ語、「空港」とか「入り口」とか「中央駅」とか、
かつては必要に迫られた身近なものしか分かりません。
5回くらいしか行ったことないですので、ここの言語に関してはゼロレベルです。

美味いビールとソーセージのために、一生懸命調べ物してます。
はい。

やっていくうちに何となくコツをつかんできて、
意味も何となく分かってくるような気がしているのですが、
やはり全然分かりません。
お手上げとまでは行きませんが、時間がかかって仕方ない。

したがって、Uの上にちょんちょんがついているアレとかは全く気にしてません。


世の中には言語の天才というヒトたちもたくさんいて、
しょっちゅうシンガポールにやってくるサッカーライターの森本高志くんなんかは、
その最たる例ではないだろうかと思うのです。

以前、森本くんに言語習得のコツを聞いてみたことがあります。
そしたら「特にないですよ。大体2週間くらいでしゃべれるようになりますよ」
と聞いたことがあるようなないような。
天才、スゴイ。


いずれにしても今後、コレナガの読みでは、
ドイツという国が日本サッカー界にとってさらに重要な場所になっていくことは間違いないと思うので、
ドイツ語を真剣に学ばなくてはならないかなあとも思っています。
Uの上のちょんちょんを含めて。

でも、2週間ではムリ。

iPhoneと頑張れ若者。

こんなニュースがありました。


ネタの宝庫であるGIGAZINEにも
「iPhone3Gの販売台数は実質「敗戦」状態か」
とか
オペラ歌手の森公美子さんにも
とか散々言われているけれど、
最近の販売状況は良いを通り越してなかなかに驚異的であるという。

その理由は、販売台数が実になだらかな曲線を描いているからだ、と。

最新の携帯端末は、ワンセグだのお財布ケータイだの、高機能が付加されているけれど、
その分、技術革新の影響をモロに受けるわけですよね。
新しい=エライ
みたいな図式が成り立つので。
新モデルが顔を並べる半期~4半期くらいの間には、型落ちとなってしまいます。
この販売台数のグラフは、曲線というよりもほぼ直角に落ちてしまう。
当然、最初の1ヶ月くらいが勝負なわけですね。
そこである程度の販売台数も読めるんでしょう。

ところがiPhoneは「オンリーワン」。
iPhoneの後継機種が出ない限り、型落ちにならないわけですよね。
さらに、ネット回線を通じてバージョンがアップデートされる、というのが大きい。
つまり、バージョンをアップデートできれば、外見は古くとも中身は最新、ということになるわけです。
だから、販売曲線は大幅に崩れることがない。

販売開始2、3ヶ月経ったときに騒いでいたヒトたち(=主に携帯に詳しいヒト)にとっては、
当時の認識として「思ったより売れてない」端末、になったんでしょうね。
ところが件のバージョンアップのこととか、このあたりが想像から抜け落ちていた、と。

ある意味誰でもゲームやソフトが販売できてしまうApp Storeを含め、
なんだかんだで市場を3歩くらいリードするハードウェアでしょうね。
素晴らしき革新性。


で、冒頭の授業に取り入れるという話に戻るのですが、
最終的には学生が自分で気付き、何かビジネスを立ち上げるのが目的というのならば、
(実際にそのあたりを後押ししているように見える)
自分でiPhone買った方がよっぽど真剣に取り組むと思うんですよね。
カネを払わない英会話と同じで。


背景にどういう事情があるかよく知りませんので何とも言えませんが、
(教授の研究テーマかもしれませんし)
基本的には、頑張れ、若者。ということで。

Wednesday, May 13, 2009

とらふぐ雑炊。

昨日、友人とスタッフ呑んだワインが効いているのか(仕事です)、
本日は朝から非常に体調が悪い。
打ち合わせ何件かと業務は無事に終わったので、帰宅。

あんまり食欲もないのだけれど、お腹に何か入れないと落ち着かない気分。
そこで、以前T3のYさんからいただいた、成城石井の「とらふぐ雑炊」を食べることにした。



日本に帰っていつもお会いするたびに、Yさんから何か食べ物をいただく。
「日本食食べれなくてキツイじゃないですか」
とは、数年前まで英国に留学していたYさん自身のコメントである。
うーん、ありがたい。

早速、封を開けて鍋に流し込んでみると、なんと、ふぐの身が入っているではないか!!
(パッケージに書いてあるけど)
単なる冷凍ご飯が一気に料亭の味へ。
Yさんありがとうございました。


Monday, May 11, 2009

島耕作。

今日は休日だったのだけれど、
やらなければいけないこともあったので朝からオフィスへ。

昼が近づくにつれて何だか知らないけれど
スタッフのみんなが集まってきたので、
残念ながらチームを離れることになってしまったスタッフの、
何度目かのお別れパーティーを近所のホーカーで行いました。
お休みなので昼間っからビールも呑んでウハウハ。

で、お腹いっぱいになって帰ってきて、
彼の遺していった「課長」「部長」などの「島耕作シリーズ」を発見。
その後ひたすらデスクで読み耽ってしまい、気がつけば夕方になってしまった。
いかんいかん。

「課長」シリーズは学生時代に読んだことがあったのだけれど、
こんな世界もあるのだなあ、とか、
おいおい社会ってこんなんでいいのか?とか、
オイシイなあ、とか、
思春期時代に半ば憤慨しながら島課長のモテっぷりに嫉妬していたわけですね。

では、ここシンガポールでそんな島耕作ばりの生活があるのか、と問われれば、
あるところにはものすごくありそうな匂いはプンプンしているのですが、
少なくともコレナガの半径2mくらいには存在してません。


まあ、ものすごく、どうでもいい話ですが。


そんな島耕作もいつの間にか社長ですか。
社会ってそんなんでいいのか?
と、大多数のサラリーマンの皆さんが思っていると願います… 笑



誕生日。

最初に非常にどうでもいいエントリであることをお詫びさせてください。

実は、昨日が誕生日でした。
ちょっと以前は何週間も前から楽しみにしていた誕生日だけれど、
今となってはその存在すら忘れてたりして。
まあ、ごくごく一般的な思考回路かと思います。

「誕生日いつ?」と聞かれたとき、
どうやって答えてますか?
コレナガは強盗の日、もしくはGo toの日と答えるようにしています。

Wikiにはこんな感じでまとめてあるのですが、
サッカー選手で言えば武田修宏さん、デニス・ベルカンプさん。
あと、微妙なところで言えばアンリ・カマラ選手と一緒です。
同年同日だと、いぶし銀F1レーサーのニック・ハイドフェルドさん。

そういえば、ある友人から
5月10日になるかならないかのタイミングで日本から電話がかかってきて、
「誕生日おめでとうございます。ベルカンプと同じでしたよね?」
と。

覚えていてくれたこととか、わざわざ電話をくれたこととか、
本当にありがたいんだけれど、ただただベルカンプの人気に嫉妬。

Saturday, May 09, 2009

ジョホールバルの奇跡(歓喜じゃなく)。

ちょっと時間があって心に余裕がないときは、
ジョホールバルに行くことが多いんですね。
2ヶ月に1回くらいの頻度でしょうか。
いちサッカーファンにとっての「聖地巡礼」というわけでもなく、
ただぶらぶらと。
いい気分転換になります。


スタジアムの近くからバスに揺られること40分。
国境までたどり着く。
15分ほど歩いてコーズウェイ橋を渡ると、マレーシアに到着。
やはり、わざわざ歩いて渡るのがポイント。
シンガポールとはちょっと違うマレーシア特有のビルの佇まいが、徐々に近づいてくる感覚。
わずか1時間足らず、片道3ドルくらいの旅なのに、全力で「旅してるなあ」と思えるのです。


と、ところが、そんな小さな嗜みもダメになってしまった模様。
年末は車だったし、3月の時はバスだったもんなあ。
確かにチェックポイントが埃っぽい長距離バスの乗り合い所みたいなところから、
まるで空港のようにキレイになっていて「おお」と驚いた記憶がありますが…。
残念。


で、到着して最初に行くのが、JB City Square
おそらくJBで最も大きくて近代的なビルはここだと思うのですが、
まずはこの地下のスーパーでピスタチオを買いあさります。
何てったってシンガポールに比べて非常に安い。
日本とシンガポールの価格が同じくらいで、
JBではその半額以下で買えてしまうので非常に重宝しています。

その後、4Fくらいまであるビルをざーっと眺めて、
胡散臭いブランドモノだなあ
とか、そんな感想を相変わらず抱きます。

こないだはスタッフと一緒にヘリを買いました。
あ、オモチャのね。
2,000円くらいで買えたので
「よっしゃ、これに報告書をくっつけてオフィスで飛ばそう。メールよりもステキなワイヤレス」と。
ヒマなときにブンブン飛ばしてたら、案の定1週間くらいで飛ばなくなりました。


そして次に赴くのが、古着屋です。
City Squareの一本道路を挟んだところにある大きめの古着屋。
例によってよく分からないTシャツが何千枚とぶら下げられていて、
よく分からないスニーカーなんかも売っています。
まあ、怪しげですね。


と思えば、リーバイスの1stなんかもふと飾られていて、
ちょっと古めの501なんかもズラズラと出てきたりして、
非常に掘り出し物感に溢れる古着屋さんなのです。


昨年10月くらいのこと。
この店でこれまで出会ったことのないくらい、最高レベルの古着を見つけました。
人生最高と言っても過言ではないかも知れません。



カラー、質感、歴史感ともに素晴らしいオーラが出ています。
古着ならではのオリジナリティに溢れています。
アメリカ古着には感じられることのない、和製古着の真骨頂がここにありました
「まさか、ここで?」の意外性。
見た瞬間、思わず手にとって体を小刻みに震わせるほどの感動――。































「八王子三中 久保寺」

(八王子山中とも言い換えられそうなところも高ポイント)
たしか、200円くらいでした。

にんにくラーメンチャーシュー抜き。


↑気になっていた、コレ。

コレナガはヲタではありませんが、
会話(あるいはラジオ)のネタの宝庫としてエヴァンゲリオンは活用させていただいています。

ネタがまんま商品になると言うのが面白いですね。
こういうマーケティングは以前からありますが(何ていう名前でしたっけ???)、
非常に興味深いところであります。

例えばSLAM DUNKの桜木花道が話中でジョーダン1stを買いに行ったりしますけど、
あれ、NIKEさんのアドですもんね。


ところで、「ATフィールドカマボコ」ってどんなんだ?

あさりの個性。

午前中、クラブのサッカースクール(小学生対象)で視察。
その後、お父さんたちとボールを蹴らせてもらう。

3時間くらい時間が空いたので、スーパーに行って買い出しに行った。
いつものように「あさり」がドカンと安かった。
S$3.5(約236円)/キロ。

実は「イヨスダレガイ」という別モノらしいが、
コレナガにとっては、形も味も「あさり」と全く変わらない。
味噌汁作ったり(まだ作ったことないけれど)、
あさりご飯を食べたり(まだ作ったことないけれど)、
これだけ安ければ今後とも是非是非あさりさんには積極的にお世話になりたいのだ。

家にパスタが余っているのを思い出して、ボンゴレビアンコを作ろうと決意。
ただいま鋭意砂抜き中である。

久しぶりに3分間くらいボーっとあさりの動向を見守っていたのだが、
あさりとは言え、それぞれに個性的だ。
アグレッシブに足を伸ばしまくるのもいれば、
何故か縦の状態を好むのもいれば、
まったく動かないのもいる(でも砂はちょっとだけ吐いている)。

彼らの個性はおそらくDNAの中に組み込まれているのだろう。
同じ場所で採れたのであれば、生活自体はさほど変わらないはず。
そして、もし彼らの行動を分けるモノがDNAだとするならば、
その表面の模様などで性格が分かるのかもしれない。
というか、分かったら便利なのになあ。
例えば、黒いヤツは猛烈に足を伸ばしたがったりだとか、
横縞のヤツは何故か縦になりたがったりとか…。

人間を見た目で判断するのは良くないけれど、
あさりは見た目で判断できればいいのに、と思うのです。

無論、短時間で砂を吐いてくれる(あっさり?)あさり君を好みます。



できました。

Friday, May 08, 2009

ジャパグリッシュ。

ここシンガポールの英語は圧倒的にテキトーだ。
「シングリッシュ」という造語ができあがるほど、ある種独特の言語文化(?)を形成している。

時勢、人称そんなものはお構いなく(いや、全くないと言えば嘘だけれど)
その代わり、老若男女どんなヒトも英語を話すことができる。
4つある公用語(残りは中国語、マレー語、タミル語)の一つなので、
当然と言えば当然なのだが。

以下、Wikiより引用。
  • 文の語尾につけられて強調を表す「lah」「leh」(日本語でいう「~だよ」のようなニュアンス)や、疑問文の語尾につけられる「meh?」(日本語でいう「~か?」のようなもの)
  • 付加疑問文は、文末に「right?」をつけるだけ。「don't you?」「didn't he?」などは複雑なので使わない
  • 主語やbe動詞の省略
  • 過去現在未来における語尾変化もなくなって現在形に統一されている(例:「今日のラクサは売れ切れた。明日なら大丈夫ですよ。」=Today, Laksa is already gone. Tomorrow Can.)
  • 単語を極端に短く言う、最終子音が極端に弱い、または発音されない(「Car park」=カッパッ/「Steak」=ステクッ)
  • 「Th」の発音が「T」と同じになる(例:ThreeとTreeは同じ発音)
  • 強調のために単語を繰り返す(例:「できますよ!」=Can-can!/「考えに考えに、考え抜いた」=Ting, Ting and Ting.…TingはThinkと同義)
  • 「中国語のようだ」と言われることの多い独特なアクセント。特に広東語や福建語など、南方方言の影響を受けている
  • 福建語・広東語・マレー語など他言語からの借語(例:「散歩する」=Jalang-Jalang/「おばさん」=Tai-Tai/「かわいい女性」=Chio Bu/「バカ」=Siao/「食べる」=Makan)

独特すぎて聞き取れないこともままある。
これでは米国や英国に行ったら通用しないだろうな、と思うのだけれど、
シンガポール人たちは思いっきりシングリッシュでしゃべっている。
しかも、無茶苦茶アグレッシブに。

整然と高層ビルが建ち並ぶ時代に生まれた若者たちの間でもシングリッシュでの会話がノーマルで、
「ちょっとこれはかっこ悪いし、色んなデメリットがある」と考えた政府が、
「シングリッシュなるべくやめようキャンペーン」を張ってしまうほど、流行っている。


で、翻って日本人というのは、
変にいい発音にしなければならんとか、文法を間違ってはならんとか、
そんなこんなの英語に対する強迫観念が世界一強い国だと思う。
単純にプライドが高いのか、
あるいは基本的に単一民族の島国なので他国とのやりとりに慣れていないのか。
とにかく日本で英語を話しているヒトを見かけることがない。

ファーストフードのお店で、明らかに日本語しゃべれなそうなヒトに英語で注文されているのに、
「お持ち帰りですか?」と日本語で聞く。
同様に地下鉄駅で複雑な乗り換えを尋ねられているのに、
「あー、丸ノ内線はね」と日本語で答える。

悲しいことにこのように接しているヒトたちは、決して通りすがりというわけではなく、
ファーストフードの店員さんだったり、駅員さんだったりするのである。
企業としてどうなんだろう、とも思ってしまう。

「ジャパグリッシュ」でもっともっと会話をすべきだ、と思うのです。
胸を張って例の「あいうえお」の音をやけに強調するアクセントで。
バカにされようがなんだろうが、伝わればいいわけで(ビジネス上失礼が無い範囲で)。
使わないのは一生ゼロのままなんですよね。

ちょっと検索したら同じようなことを考えている方もいました。

JAMさん

現在日本に住んでいる大多数のヒトたちが中学生の頃から英語を学習していて、
うる覚えの文法とか英単語とかも含めると、
一般的なシンガポール人よりも詳しく英語を知っている気もします。
日本人の英語力向上を妨げているのは、
明らかに英語の使用頻度が少ないことが問題なのだから、
いっそ英語をもう一つの公用語にしてしまえばいいのに、とも思います。

そんな積み重ねをしているうちに、
どこかでブレイクスルーのタイミングがあって、
いきなり多数の日本人が英語を日本国内で使い始める気がするんですけど…。


外国語ができないからといって二の足を踏んでしまうことで
人間関係とかビジネスを進めることができないなんて、
人生たったの数十年、酷くもったいないことだと思うのです。


と、強烈な自戒を込めて 笑




Thursday, May 07, 2009

理事として。

コレナガはこの4月よりシンガポールサッカー協会の理事となりました。
正確にはCouncil memberというやつで、
日本語に訳せば「理事」というのが、最も適切でしょうか、という感じですが。

当たり前のように、日本とはサイズも規模も全然違うので全く比較対象になりませんが、
末席ながらも一国のサッカー文化とトップリーグの将来を担える立場にあるというのは、
なかなかにエキサイティングだ、と個人的には感じています。

アルビレックス新潟シンガポールの「日本とシンガポールの架け橋になる」という理念。
同様の試みを、理事という個人の立場としても、
フラットな視点でもっとアグレッシブに進めたいと思っています。

で、これには大別すると二方向の考え方があると思います。
  1. 日本のモノをシンガポールへ
  2. シンガポールのモノを日本へ
この「モノ」という中には、例えば技術や指導、もっと直接的に言えば選手といった
サッカーをとりまくものはもちろん含まれています。
しかし、せっかく海外にいるので、サッカーボールを蹴るだけではなく、
文化や考え方など、サッカーとは違った分野においても
サッカーを通じて国際交流ができるような環境を作りたいと思っています。

1の考え方の場合、
主にサッカーの分野では日本が進んでいる部分がありますし、認識としても一致しています。
ですので、シンガポール側も喜んで受け入れてくれることが多いです。

問題なのが2の場合。
トラブルが発生しやすいパターンです。
しかも、予期せぬ…。

具体例をちょっとだけお話ししますと、昨年、上記の理念に基づいて、
あるモノをシンガポールから日本へ送ろうとしたのですね。
詳しくは言えませんが、
日本でSリーグの認知訴求ができるようになるだろうな、というモノです。
当然、トラブルを避けるために、事前にシンガポール側でも何度も調整しました。

で、日本に話を持って行ったのですが、
当時から予想できたのが日本サイドでの「どうしてシンガポールのサッカーなの?」という質問。

うーん。

「僕らは架け橋ですから!」
では通用しませんよね…。

実際はあの手この手で説明させていただき、
色んな方々にご協力いただく約束を取り付けることができました。

そんな中、今度はシンガポール側で「いやー。まとまりそうだよ」と喜色満面の笑みで伝えると、
「それはおかしい。なんとかならないか?」
とのこと。

あれだけ先に調整しておいたのに…。


日本とは環境や働くスタイルが違うのです。
郷に入っては郷に従え。
新しいアイデアで立ち向かうのみです。


何か面白いアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください!
サッカーを通した新しい国際交流の形を実現できれば最高です!

Wednesday, May 06, 2009

サッカー人として海外に出ること。(2)


あちらでいくつかコメントをいただいているので、
(ここにはありませんが 笑)
もうちょっと説明不足なところを補足させていただこうかと思います。

(1)海外の定義

コメント欄1さんのように、
サッカー界で言う「海外」=ヨーロッパ&南米 シンガポールでは海外とは呼べない
とお考えの方々はたくさんいらっしゃると思います。
実際、この地に来るまでのコレナガもそう思っていました。
トップレベルのそれらを知らないわけでもありませんので。
がっかりするのかもしれないなあ、とも思っていました。

ところが、ここに来ても、やっぱりサッカーってスバラシイ!という想いが湧き起こってきたわけです。
「どうしてサッカーって世界中で愛されているのだろう」論にまで行き着いてしまうのですが、
老若男女どんな人たちにも楽しみ方がある、ということが根本としてあるんですね。
だから、ここシンガポールにはシンガポールならではの楽しみ方があると思うのです。
どこまで行ってもサッカーはサッカー。

  • リーグ戦はほぼ毎日1試合づつ開催される
  • 酷暑の中でどうやって戦うか、というテーマが毎試合必要
  • ウチのチームは全員日本人の選手なので全ての試合がアフリカ系を含む「外国人選手」との戦い

で、特に若い日本人選手がこういう経験をしておくと、
何か日本でプレー中に問題が起こったときに、
一つの事例としてこういう異次元のモノ(笑)を感覚として知っていると、
個人の中でのソリューションを比較的アレルギー無く打ち出すことができると思うんですね。

例に合わせるようにしますと、

  • 試合間隔が不定期な場合の調整方法
  • 酷暑の試合での運動量の大事さとその使い方
  • アフリカ系選手からのボールの奪い方

などなど。
こういうことは日本ではあまり頻繁に経験することはできないけれど、
今後、サッカーを続けていくのであればいつか遭遇する可能性の高いこと。
それを知っているのと知らないのではエライ違いになると思うのです。

つまり、何が言いたいのかというと、
「海外」の定義は「日本で得ることのできない経験を得ること」、
だと思うのです。
それは欧州にいても南米にいても東南アジアでも変わりません。


(2)サッカーにおけるX軸とY軸

サポティスタコメント欄2さんの言うこともよく分かります。
最新の戦術やトレーニングを学ぶのと、大会運営すら怪しい国やクラブを正常に持っていくGMとかマネージメントの勉強や経験は分けて語るべきだよね。
そもそもこの人たちは「日本はもう立ち直れないと思う」って言い切れるほど、国内で全力でやりつくしたのかってちょっと訊いてみたい。

前半部分。
最新の戦術やトレーニングを学ぶのと、大会運営すら怪しい国やクラブを正常に持っていくGMとかマネージメントの勉強や経験は分けて語るべき
その通りだと思います。

だからと言って、それら大会運営すら怪しい国やクラブを正常に持っていくGMとかマネージメントの経験は、日本に全く還元されないものではありません。
むしろ、これからの地域スポーツビジネスという枠組みの中では非常に重要になるのではないでしょうか(地域スポーツがJリーグの基本理念です)。

分かりやすい言い方をすると、
Jリーグの百年構想はトップレベルのためだけにあるものではない、
ということです。

これを仮にX軸とY軸というものに置き換えます。

X軸は、競技人口を増やしていく数値(普及)
Y軸は、競技レベルを引っ張り上げていく数値(強化)

X=0, Y=0を頂点とした二等辺三角形であることが、
バランス良くそのスポーツを伸ばしていく基礎となると思います。
Xを伸ばしつつ、Yを伸ばす。
まったくもって数値化などできるわけがありませんので、あくまでイメージですが 笑

ある程度ベースが固まっていることの多い欧州や南米諸国と違い、
ベースのない国々では根本的な(例えばリーグの)存在意義にぶつかることができます。
何のためにあるのか、だから何をしなければならないのか。
常にこれの繰り返しです。
でも、自分たちの力で立ち上がっていき成長していく感覚は何物にも代え難いモノがあります。

翻ってX軸の重要な担い手である、近年盛り上がりを見せている地域スポーツビジネス。
未だ黎明期にあたる現在では、必要な能力のメインはY軸のそれではありません。
根本を考え、立ち上がっていく力。
これを海外で経験されている方々は、その地域にとって多分ものすごい力になると思うんですね。
ソリューションという意味では言うまでもなく。

なので、日本サッカーを支える力にも、色んな種類が必要だと思うんです。
ということを改めて補足させていただきたいです。


(3)エンジョイサッカー
最後にコメント欄14さん。
(前略)
サッカーに関して行けば、J1で十分やれる日本人選手がタイリーグやインドリーグに行ってもしょうがない。
行くとしたらヨーロッパか南米、どっちかだ。その2つでないと全く新しい経験を得られることはできないだろう。(韓国リーグは違った経験を積むことはできるが、その経験が世界で通じる訳ではない。)
経営の立場から行けば、それは別だろう。ただし、シンガポールよりもヨーロッパの方が「クラブ経営」という面で行けば、勉強になるのは間違いない。(役職が全く同じという前提で)
一般的なご意見としては、まさしく仰るとおり、なのですが、
個人的には「サッカー選手の幸せ」というものは、もっと多様化すべきだと思うんですね。

現在の選手の幸せは、

  • もっと良いチームで
  • もっと高いレベルで
  • もっと良い待遇で

だと思います。

確かに、今後も最大の幸せはそれらであると思います。

ただ、前回のエントリでも書いたように、
今後サッカー選手としての門戸は大幅に狭まるような気がします。
そんな中、皆が「もっと良い待遇で」と言ったところで、現実的ではありません。

ただでさえ一握りの選手しかプロサッカー選手にはなれません。
もっともっとリラックスして、選手生活をエンジョイしても良いのではないでしょうか?

  • あの国でサッカーしてみたいなあ
  • 高校時代のときみたいに王様(主役)になりたいなあ

決して諦めてぬるい環境に行け、と言っているわけではありません。
この場合はベテラン選手が当てはまるかと思います。

国内で体をボロボロにしながら戦ってきた自分へのご褒美でもかまいません。
あるいは、言語を学んでセカンドキャリアへ生かすのも大事なことです。

中でも東南アジアをオススメしたいのは、メインストリームになれる、ということ。
日本人のJリーグクラスの選手であれば、主役級の活躍ができるでしょう。
もちろん、街のみんなも大歓迎で迎えてくれます。
日本からサッカー選手がやってきた!と。
そして、日本サッカーの伝道師として活躍してください。
素晴らしさを伝えてください。

その国のメインストリームになることで、見えてくるモノも大きく変わってきます。
なので、タイやインドに行ってもしょうがない、とは決して思わないです。
欧州や南米では実際問題、主役になれるとは限りませんし…。


この世知辛い世の中、これまでの世間一般の評価対象であった
「お金」や「世間体」のためではなく、
「どれだけ人生をエンジョイできるか」
という観点で一生を過ごすのもアリなんじゃないだろうかと思うわけです。
サッカー選手も、然り。


どうですか、海外。


【補足】
で、こういう流れができあがれば、日本サッカーに色んなヒトが増えてきて、
物事に対する考え方の多様性が生まれてくるわけで。
そうなったら、もっと面白いサッカー界になるのでは、と思うのです。
(今も結構面白いですよー。いや、フォローじゃなく。)

Tuesday, May 05, 2009

サッカー人として海外に出ること。

コレナガのRSSリーダーに登録されていながらも、
すっかり乗り遅れてしまった、渡辺千賀さんのこのエントリ。


結論は最初の3~5行目に既にありますが、

1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。
ということ。
まあこれが、様々なところでムーブメントを巻き起こしている、と。

個人的にはある部分納得のいくエントリなのだけれど、
留学はさておき、この話をサッカー界に置き換えると、
何だかすんなり受け入れることができました。

結論としては、日本サッカー界において新しい流れを生むことができるのは、
海外のサッカー文化を知っている人間なのではないか、ということ。
この場合の「知っている」というのは、知識としてではなく、
リスクを持って海外サッカーに挑戦し、肌で感じ、ソリューションを持ち合わせているということ。
一言で言えば、経験、ですね。


学閥、政治的要素、年功序列、ムラ社会。
まだまだ多数派である旧態依然とした日本企業の集約図のように、
様々な弊害が日本のサッカー界にはある、と思う。
これまではそれがいい方向というか、
無の状態から一致団結して進んできたというのがあって、非常に運が良く上手く進んだ。

今振り返っても「無」の状態のJリーグ誕生から、
徐々に歴史を紡いできた2002年のワールドカップまでの道のりは、
小さな問題はあったにせよ、素晴らしかったように思います。
だからこそ、多くの人たちがこの物語に巻き込まれて、そして感動したわけで。

しかしそのワールドカップバブルも、2002年以降徐々に貯金を使い果たし、2006年で完全に終了。
日本サッカー全体が何となく踊り場を迎えている感があります。

「Jリーグの観客動員が微増しているじゃないか!」と言われてしまうかもしれません。
確かに、そういうデータはあるけれど、
大局的に見て、じゃあ10年後のサッカー界は華々しいのか、と問われれば、
もちろんそうありたいとは思うものの、即答できない。

(Jリーグ開幕のときのように「ワールドカップに行こう!」とか、分かりやすい命題がないのも一因。
次回のW杯で優勝しよう!と言ってみても、現実には絶望的な壁を感じるわけで。)


で、変わるためには、コレナガの座右の銘「サッカーは22人のものじゃない」の如く、
選手だけではない色んな立ち位置で海外で経験を積んだヒトたちが、
たくさんサッカーを表現すべき。

何年か海外で選手として活躍してもいいし、
もちろん、クラブ運営に携わってもいいし、
指導者としての経験も積むのもよし。

とにかく、日本という流れから離れたところでホンモノのサッカー文化に触れなければならん、
と思うのです。
(そういう意味ではコレナガはまだまだ本当の意味で海外を知りません。全て日本から隔絶されているわけではありませんので。)

で、この例に当てはめて、とりわけ分かりやすいのが、選手たちに置き換えた場合。
  • Jリーグの選手登録枠が25人になる可能性がある
  • アジア枠が追加された
この是非はとりあえず置いておいて、
全てのチームが3+1の外国人枠を使った場合、
Jリーグで活躍できる日本人選手は、
36×(25-4)=756人
になります。

現時点ではJリーグ36チームで約1,070人くらい登録選手がいて、日本人は約940人。
つまり、約200人くらいの選手たちがこの制度ができたと同時にJリーグから去らねばならないのです。

また、各チーム毎年ルーキーが入ってくるという事情も当然のようにあり、
少なく見積もってそれを150人くらいと見ると、合計で350人くらいの選手たちがJリーグを後にします。

受け入れ先最有力候補のJFLですが、さほど金銭的に恵まれているわけではありません。
また、既に登録されている選手ももちろんいますので、
ほとんどの選手が現役を諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。

ならば、海外へ出たらどうか、と。
欧州だけでなく、南米、あるいは東南アジアなど、活躍の場所はいくらでもあります。
中心選手として活躍したい、という選手は東南アジアで日本サッカーを伝えてください。
欧州でやってみたい、という選手はドイツやフランスの3部か4部でやってみてください。

それは、各個人のスキルアップにもちろん生かされます。
もし結果的にサッカーを諦めたとしてもセカンドキャリアでも外国語は重宝しますし、
日本の組織においては「海外経験があります」というのは強みです。
決してムダにはならないと思うのです。

理想的には、その経験を持ち寄って将来の日本サッカーのレベルアップへつなげていく。
そういう流れができれば、日本サッカー界はどんどん面白くなっていくと思うのです。

スマートフォン。

ここシンガポールでは夏風邪と言うべきか何と言うべきか。
非常に体調が悪い。

高熱に悩まされている訳ではないと思うのだが、
数日前からのどが猛烈に痛くて声が上手いこと出ない。
同じく2週間前にインフルエンザ(インフルAではなく)に悩まされていたスタッフと
症状がほとんど同じなため、どうやら伝染されたのかもしれない。
(ちなみに彼は40度の高熱に倒れた…)
この3日くらいはDrithcinの強烈のど飴を口でゴロゴロ転がす毎日を過ごしている。
小さなオフィスにこれ以上蔓延させる訳にもいかないので、今日は自宅作業。
色々やらなければならないことがあるんだけど…。

さて、
とのことです。

Black Berryはここシンガポールでも大人気です。
最近はiPhoneも相当数見かけるのですが、どちらかと言えばユーザーは若者というかライト層に多い。
一方のBlack Berryはビジネスマン/ウーマンにやっぱり強いですね。

その他の携帯電話事情としては
  1. イヤホンつないで音楽を聴いているヒトが多い
  2. メール着信音がドラえもんが道具出したときの音
  3. インド系はインド系の着信音
  4. ゲームをしているヒトはほとんどいない
  5. 携帯でのネット利用者皆無
ですかね。
欧州、というか日本以外の諸外国と同様です。

やっぱり、日本の携帯電話事情ってすごい特殊ですよね。
この記事にも、米国では
携帯電話市場に占めるスマートフォンのシェアは、前年同期の17%から23%に拡大した。
とありますが、日本はまだまだそこまでいかんですよね。
あんなに便利(そう)なのに。
今後もすごーく微妙な右肩上がりで進むんでしょうか。

歯止めをかけているのはワンセグですかね。
個人的には無くても全然問題ないんですけど、
カーナビのテレビと同じで、あったものが無くなると妙な違和感を感じる、みたいな。
だから無くせない、みたいな。

で、さらにそれ以降のタイプは2つに大別できるのではないでしょうか。
少なくともコレナガの中では。

  1. テレビはそんなに見たくないからワンセグ無くてもいい
  2. テレビは移動中に携帯でぐらいしか見ないからワンセグあったほうがいい

つまり2におけるテレビは、自分の中でそういうメディアになりつつあるということです。
だってスポーツのライブ以外は必要ないもん。

Monday, May 04, 2009

休日のあるべき姿。

メールの少なさ、RSSリーダーの更新の少なさ。
世間(=日本)は今GWなのだなあ、と痛感。

2009年度の日本の祝祭日は合計17日。
シンガポールのそれは合計11日。
なんか損した気分なのである。

シンガポールには旧正月といういわゆる中国正月があって、
元日には大げさなお祝いがない。
(欧米化してきた最近は変わってきたらしいけれど)

で、そのかわりに中国正月を祝うわけです。
本家本元の中国では、
家族や親戚たちと中国正月を祝うために
その何週間か前から「いざ行かん」とばかりに、
電車(しかも鈍行)に乗って移動したりする方々も多数いらっしゃっていて、
これが社会問題化しているという壮絶さ。
13億全国総祝日。

でもそれもいいと思うんですよね。
一つ言えるのは、目的と手段を履き違えていない。

働くために働くのではなく、
あくまでも自分の人生を楽しむため、家族といい時間を過ごすため、働く。

日本にずっといたら、気付かなかったと思いますな。

Sunday, May 03, 2009

オバマさんとnakataさん。

米政府、公式Twitterをスタート

双方向性を最も有効に意識づけることができるのが、
IT技術の最大の特性であることはまず間違いないところだと思いますが、
ホワイトハウスまで使うとは。
このBlogのサイドバーにもあるTwitter、存在感が高まっています。

これまでもYoutubeほかWEBサービスに積極的に進出してきたオバマ陣営。
当然、いくつかの段階的な情報のハードル(あるいはレベル)を決めた上で、
Twitterでつぶやいてくれるのだと思うけれど、
公開することによってのリスクを全て払拭できているんだろうか、と少々心配になります。

例えば批判が公になることでムーブメントが生まれてしまうかも知れない。
で、その批判が市民サイドから見て至極もっともな内容だったら、
ホント、厄介でしかないかと。
市民の意見は内情全てを見えている政府のそれとギャップがあって当然ですし。

で、とりあえず登録してみました。

まだ全貌が見えないんですが、
  1. 情報開示を積極的にしているというポーズを見せる
  2. リプライを受けられる体制を作ることで、声を聞いていますよ、というポーズを見せる
  3. 簡易なアンケートを採ることで、声を聞いていますよ、というポーズを見せる
  4. メディアのフィルタにかけることなく情報開示できる
  5. 緊急性の高い案件はここを通じてメッセージを発することができる
などなど、(すでに重複してますが 笑)いくつかのメリットがありそうな気がしますね。

中でも、4のメディアをすっ飛ばして情報開示できるというのは、
今後の社会では、個人あるいは団体の存在が公的であればあるほど必要になっていくと思います。

そういう意味でも、中田ヒデさんのnakata.netをはじめとする先見性はもっと評価されるべき。
結果、nakata.net TVのように、自分でTVメディアを持つという流れにもつなげました。


とにかく、大統領およびその周辺がこういうチャレンジができるのは、
何があっても4年間は腰を落ち着けて大統領をやってられるというのが大きいんでしょうね。
日本のように何か新しいことを始めようとすると、
「解散!解散!」
と叫ぶ方たちがいらっしゃると、結局何も前に進めない。

Friday, May 01, 2009

亨さん。

この間日本に帰ったとき、六川亨さんと久々にお会いした。
白昼堂々、なんと池袋パルコにて小振りな宴会を開催した。
(本当だったらその前日に帰国して、夜に大宴会を開催するはずだったのだが、
信じられないことに飛行機が飛ばず…)

亨さんと言えば、コレナガが小学生のときから愛読していた
サッカーダイジェストの当時の編集長さんである。
表紙から編集後記からスパイクの広告(これを一番読んでいたかも 笑)まで、
何度も何度も読み返していたコレナガ少年。
まだ月刊誌だったため、翌月の発売日近くになるとボロボロになる。
最後には角をセロテープで補強するほどだった。

その後もサッカージャーナリスト&編集者として、
Calcio2002やPremiership Magazineなど様々な媒体を作ったり関わったりしながら、
大事な試合には自ら世界中どこへでも駆けつけるというエネルギー。
幸運なことに、近くで色々と見させていただけたので、とっても勉強になった。

だからとにかくもう、憧れの方なのである。

であるからして、コレナガごとき若輩者が接せさていただく際は、
本来は平身低頭、御用聞きから始めなければならないくらいだとも思うのだけれど、
亨さんにはいつもハードルを低く設定していただいていて、
「おう、元気か?」と遠くからいつもニコニコと声をかけてくださる。
そんな亨さんにつられて「はい。元気っすー」みたいな、
力があるんだかないんだか分からない返事をして、
だいたいにおいては、その数分後にビールで乾杯している。

そういえば何年か前は偶然にも同じ駅に住んでいたので、
一緒にサッカーしに出かけたり、取材に行く車に乗せて行ってもらったり、
プライベートでピンチな時には話を聞いてくれて支えてくださったり。

思い出せば思い出すほど本当にお世話になっている。

ビールを呑みながらの話といえば、もちろん、95%がサッカー。
サッカー界の生き字引のような方なので、とりわけ昔の話にお詳しい。
何より自分でサッカーをするのが好きな方で、
確か50歳を超えているはずなのに毎週のようにボールを蹴っている。
「サッカーはボール蹴るのが一番楽しいからな。へへ」と、照れながら。

またまた勉強させてもらってしまったなあ、とお会いするたびに思うのである。


で、そんな亨さんが、小振りな宴会(二次会まであった)の終わり際に、
「実はこの間、本を出したんだな。へへ」
と少々赤くなった顔で教えてくれた。


終わり際にそんなことを言うのが亨さんらしいなあ、と思った。


「Amazonで買いますね!」と言ってお別れした後、
ふとまだ約束を果たしていなかったことを思い出した。


つい今し方購入させていただきました!




コミュニケーション。

“ネットと政治”を考える(前編)――オバマにできたことが、なぜ日本の公職選挙法ではできないのか?

面白いですね。
今さら知ったけれど。

とりわけ、前半部分の「発信→受信→発信」の3段階を、
国民とのコミュニケーション戦略として取り入れていたという部分。
これはクラブ運営にも応用できそうだ。



芸能界の新団体。

時代に全力で逆行している気がします。


必死に抵抗しているように見えますが、
おそらく、長くは続かないんじゃないでしょうか。

インターネットはテレビの業態を破壊しました。
誰でも簡単に「ホンモノ」を知ることができるようになったのですから。

加えてこの不況で各企業のテレビ局への広告出稿量(料)が大幅に縮小。
たとえ景気が戻ってきたとしても、
企業のテレビCMへの予算が拡大することはほとんどあり得ないことだと思っています。
各自が自由にメディアを選択するツールたるインターネットは、
「見たいものを見る、知りたいことを知る」という当たり前の欲求を満たします。

ということは各自の欲求も当然のように多様化しているわけで、
企業もマスに対するアプローチの必要がなくなってくる。
大局的なスパイラルとしては当然、下っていく。


(ただ、まだまだテレビを巨大なメディアとして認識して、
毎日チャンネルを回す層は存在しているわけで、
価値が全く無いかと言われれば決してそんなことはない。
単純に購買層とマッチングするという都合のいいパターンはなかなかないでしょうけれど。)


で、冒頭の芸能界の一致団結の話に戻りますが、
テレビを見る必要が必ずしも無くなった現在、
その雇用者に雇用されている人々(芸能人)の待遇が、
今まで通りなわけがないですよね。

その待遇(=価値)下落に対する必死の抵抗だと思うんですね。
でもそれは大きな時代の流れに対して逆らっているようなものだから、
暖簾に腕押し感がプンプン漂ってしまう。

もし、本当に価値のある、ホンモノのパフォーマンスができる
役者さんやいわゆる芸能人の方々がいるのであれば、
舞台やリアルな活動場所、つまり、B to Cの立ち位置でご活躍いただきたい。
それでやっていける人たちこそが、芸能人と名乗れる方々なのだと思う。

というか、芸能事務所が抗っているわけですね。
そりゃ、あの美味しい立場は失いたくないと思いますが…。


繰り返すけれど、「テレビに出た=儲かる」という時代は確実に終わりました。