Monday, July 27, 2009

学習指導要領。

海外からだと傍から見ている感覚なので余計に思ってしまうのかも知れないが、
日本の将来が圧倒的に不安だ。

昨今の経済問題は言うに及ばず、犯罪の多発やモラルの減退など、
国としてのスタビリティがここ数年で急激に弱まっている感がある。
とりわけ今後は少子化社会となることが目に見えており、納税者も働く人間も減っていく。
つまり、国を支える人間が減っていく。
単語で表せば「多数決」と「レール」という、これまで通りの方法論が通用するわけがなく、
大きな転換を強いられることは明白だ。
「応用は得意だが発明は苦手」という日本人にとって、
新しい時代を迎えるためにさらなる混乱が待ち受けていることは必至である。

この少子化問題は、我々30代前半が生きているうちに解決することは難しいかも知れない。
何せ親子3代で100年間、である。
そう簡単ではない。

子供が減れば人口が減る。
これまで今の人口に合わせた服を着ていた日本だが、
そのままではその服はダボダボになってしまう。
産業の空洞化、都市部の過疎化などなど、簡単に思いつく課題は多い。

乱暴な言い方をすると、
子供が増えないのならば、彼ら一人一人の生産性を高めていくしかない。
この「生産性」は、何も経済面での生産だけを指しているわけではない。
むしろそれ以上の、「夢」や「希望」といった数字で推し量れない世の中のモロモロのこと。
それらを一人一人がさらに多く生産していってもらいたい。
そして子供たちにそれを教えるのは、大人しかいない。

だから、教育問題はこれまで以上に真摯に捉えていくべきで、
これこそが日本を崖っぷちから救う唯一の手段であると思う。

ところが、日本の教育機関への公的財政支出の割合は先進国で最低だ。

教育機関への公財政支出割合(OECD加盟30ヶ国・2008年)
スウェーデン 6.4%
 ・
フランス 5.6%
アメリカ 4.7%
 ・
 ・
日本 3.4%(最下位)
平均 5.0%

そして、家計が負担する学費は先進国で最も高い。

高等教育(大学、短大等)での家計負担割合(OECD加盟30ヶ国・2008年)

日本 53.1%(最高)
アメリカ 36.1%
 ・
欧州各国 数%
 ・
スウェーデン 0%


どうやら次回の総選挙では日本国民の大多数が民主党への投票をイメージしているらしいが、
日教組に牛耳られている民主党に、教育改革はできるのだろうか…。
(まあ、自民党も無力だったけれど)


さて、2012年から散々糾弾された「ゆとり教育」の見直しとして新学習指導要領が全面実施される。
理数系の教科は2009年からすでに前倒しで実施されている。
後述するが、これは歓迎すべきことだ。

公立学校に対して強制力のある学習要領が施行されたのは1961年。
そこからの小学校の総コマ数を追ってみる。
※()内は国算理社の合計コマ数

1961年 5821(3941) 
1971年 5821(3941) 0
1985年 5785(3659) ▲36(▲282)
1992年 5785(3659) 0
2002年 5367(3148) ▲418(▲511)
2012年 5645(3242) 278(94)

「ゆとり教育」と叫ばれた2002年からの学習指導要領が、
いかに大きな軌道修正だったかがよく分かる。
そして「ゆとり教育」によって時間を持て余した子供たちが何をしてるか。
犯罪だ。

事実上自由にネットを見ることができる環境が整い、
出会い系サイトに投稿し、
プロフでは友達の陰口を叩き、
大麻や覚醒剤と近づいた。

彼らの多くは「ゆとり教育」で自分を見失ってしまった、悲しい例だ。


翻って、コレナガは子供たちにも競争はあって然るべき、であると思う。
なぜなら、社会には必ず競争があるから。
いきなり社会に出されて「はい、競争ですよ」と言われて誰が順応できると言うのか。
子供たちは多かれ少なかれ、競争というものを意識しながら育っていくべきだ。

そこで、力を発揮しなくてはならないのが、彼らを支えるべき教師と親の存在だ。
とりわけ親は、間違っても全体の平均点を見てはならない。
あくまで自分の子供に対してのみ、視線を送るべき。
「こんなにできたんだね」
「勉強だけではなく、こんなことにもトライしてごらん」
その言葉だけで救われる子供たちがどれほど多いことか。
一人でも味方がいるというのは心強いのだ。

一方の教師、である。
ほぼ毎日、教師の不祥事がニュースを飾っている。
中でも、性犯罪が異常に多い。
教師だからニュースになっているというケースだけではないだろう。
(一般人の何倍の割合で性犯罪を起こしているのだろうか…)
京都教育大の例を出すまでもなく、教師やそれを志す人間のモラルの低さが本当に嘆かわしい。

無論、情熱的に子供たちを導く教師も数多くいるだろう。
けれど、犯罪教師たちのおかげで、
子供を育てるパートナーであるはずの親との信頼関係すら危うくなってしまっている。
「モンスターペアレント」という言葉が巷を賑わせているが、
彼らを育てているのは、実は、モラルの低い教師たちなのだと思う。

いくら指導要領が改善されたとはいえ、
肝心の教師がこの体たらくでは、日本の将来は明るいとは言えない。
ニワトリタマゴの話ではないが、教師を育てる機関から公明正大に作り直さなくてはならない。


ちなみに、「教育」の語源である「教」は「励まし模倣させること」、
「育」は「こどもが生まれること」又は「こどもを養うこと」を意味しているらしい。



受けてみたフィンランドの教育
受けてみたフィンランドの教育
おすすめ平均
starsフィンランド教育の体験(+日本の教育)
starsフィンランド大好き
stars日本と違う北欧の教育
starsフィンランド式教育方法はすごい!
stars留学体験記というよりも教育の在り方に一石を投じています。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

悲しきYou'll never walk alone。

昨日はシンガポール代表とリバプールの親善試合が行われた。
そのさま、まさに「狂想曲」、であった。

翌日の新聞 1(PDF)
翌日の新聞 2(PDF)

「ちょっと早めに行こうか」
ということで副社長とクルマでスタジアムに到着したのが約1時間半前。
今回試合の行われるスタジアムはシンガポールナショナルスタジアム。
数年前から取り壊し&改築が決まっているものの毎年ビッグイベントが行われるため
なかなか改修作業に踏み切れない6万人収容の巨大なスタジアムである。

そこは既に、
ヒト、ヒト、ヒト。
クルマ、クルマ、クルマ。
凄まじき混雑ぶりである。

仕方なく先にクルマから降ろしてもらったのでウロウロしていると、
シンガポール人たちが皆、深紅のリバプールのシャツを着ている。
「皆」というのは決して大げさではなく、
一般のお客でシンガポール代表のシャツを着ていたのは見渡す限り、皆無。
コレナガのようにシンガポール代表のシャツを着ていたのは(背番号12 KORENAGA)、
協会関係者の数名のみ…。
その他はリバプールのシャツとスカーフ。
自国代表との対戦だというのに、誇らしげに他国のクラブチームを励賛している…。

受付で「これでいいの?」と協会の広報に話しかけると、
「いいんです。シンガポール代表は赤ですから。シンガポール人は両方を応援しているんですよ」と、
完璧に苦笑いしながら答えてくれた 笑


(開始1時間前…。浦和の試合みたいだ…)

なるほど。確かにスタジアムを真っ赤に埋めた光景は素晴らしかった。
まるで国立競技場での浦和の試合を見ているかのようだ。
どこからともなくリバプールのチャントが歌われ、それが全体に伝播していく。
さすが、英語圏の国だなあ、と。
日本だったら英語が分かんないから、チャントが響くなんてことは一部を除いてあんまりない。

開始30分前からウェーブが起こり、またしても苦笑い。
どうなってんだ…。

近くにいたSリーグ関係者に聞くと、
「リバプールはシンガポールで一番人気があるのよ」
とのこと。
てっきりマンUだと思っていたのだが、そうでもないのか。
(このイベントだけなんじゃないのか?と邪推も働くけれど。)

20分前になってようやくリバプールの選手たちがピッチに出てきて、
軽~くアップ。
試合も軽~く。
で、0-5でリバプール勝利。
何なんだ、これ。

シンガポール代表がホーム色の赤を着ていたから(リバプールは黒だった)
まだ何となく慰められたけれど、
自国代表よりも他国クラブチームを声を枯らしながら応援している姿。
何となく悔しくなってひたすらビールを流し込みながら見ていた。


WCCF 2007-2008 WFW2 フェルナンド・トーレス WFW2/5 リバプール [疾風の一撃]
WCCF 2007-2008 WFW2 フェルナンド・トーレス WFW2/5 リバプール [疾風の一撃]

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Friday, July 24, 2009

サッカーシャツとリバプール。

シンガポールではサッカーのシャツを着た人たちが多い。
年中高温多湿の気候なので、
汗をかいてもさらりと着れる実用的なウェアとしての選択だ。

通勤時間帯にMRT(地下鉄)に乗っても、1車両に5人程度はいるんじゃないかと思う。
多分そのままオフィスに向かうだろうから、サッカーシャツのまま仕事に励む、と。
さすがにお堅い職業の方々はそういうわけにいかないだろうけれど、
SEなどの人と会うことがメインでない業種は比較的服装に関しては自由なことが多いようだ。

かくいうコレナガもサッカーシャツを着て会社に行きたいのではあるけれど、
何せ、いちサッカークラブで働いている一員である。
他クラブのウェアを着て仕事に勤しむわけにもいかない。
かといって自分のクラブのシャツを毎日着るのも、ちょっと違うかな、と。
というわけで、確実に人と会わない日はTシャツとビーサン。
快適に仕事ができた方が効率がいい。

しかし、街に出るときくらいは自分のクラブのシャツを着てウロウロしたいなあ、と。
スポンサーさんたちに少しでも恩返しをしたいというのもある。
(その分、派手なことはできない 笑)
昨日もそうやって呑みに向かったが、特に違和感は無かったような気がする(?)。


さて、そんなサッカーシャツだが、
シンガポール人が着ているシャツはマンUとリバプールの割合が異常に多い。
そのままファンの数とも比例すると思うのだけれど、

マンU 60%
リバプール 30%
その他 10%

こんな感じである。

ところがここ1週間くらいは、パッと見でマンUとリバプールの数字が逆転する勢いだ。
なぜならば、日曜日にシンガポール代表との親善試合が行われるから。

本日はいくつかの場所でメディアセッションも行われている。
今後の動きをもうちょっと見てみないと分からないけれど、
たった一回の来星(シンガポールに来ること)で力関係も逆転しそう。
それくらいのインパクトなのだ。

「あこがれのチームがやってくる!」
と、ウチのクラブのローカルスタッフも例に漏れずご執心の様子だ。
スゴイサッカーが好きなくせに、普段サッカーの話をあんまりしない経理のWも、
メールでリバプール情報を送ってくるほどの浮かれようだ。
ホントはマンUファンのくせに。
というか、ウチのチームの話でもっと盛り上がってもらいたい…。


東南アジア地域の国々はもともと英国の植民地が多いので、
プレミアリーグの人気が圧倒的に高い。
なので営業的なベースは十分に整っているし、
2億2千万人の人口を誇るインドネシアも含めればパイも相当ある。
途上国が多いので一人あたり単価は低くなるが、ビジネス的には旨みは十分にあるだろう。
欧州クラブがアジアツアーに熱心なのもよく分かる。

先日のインドネシアでのテロは残念きわまりない。
マンUがツアーの途中でインドネシア行きをキャンセルしたが、致し方ない決断だろう。

インドネシア国民は、他に娯楽も少ないというのもあるが、サッカーを熱狂的に愛している。
そして、マンUファンも多い。
つまりあのテロは、人の命を奪うだけでなく、全国民の今後しばらくの楽しみも奪ってしまった。
絶対に許してはならない。


さて、話を戻して。
「国代表vsクラブ」という設定もそれを表しているが、
シンガポールのサッカーシーンは80年代の日本代表のような感じだ。
というか、プレミアリーグのベースがあるだけに、当時の日本のそれより可能性を感じる。
いまかいまかと爆発の瞬間を待ちわびている。

現在Sリーグは「FIFAにアジアトップ10リーグに選ばれた!」と大々的に謳っている。
もともと他のアジアの国と比較すると、
金銭面での不安が少ない国であるし、国民の制度面への理解が高い国。
権利欲にとらわれた上層部のつまらない争いも少ない。
国としての「スポーツ」へのサポートも強力だ。

飛躍の条件は揃っているので、これからどんどん面白くなると思う。

オフィシャル リバプール 光学式マウス
オフィシャル リバプール 光学式マウス

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Wednesday, July 22, 2009

Googleブックス。

ちょっと前に著作権問題で話題になったGoogleブックス
久々に覗いてみたら面白いことになっている。

もしかしたら以前と同じなのかも知れないけれど、
心なしかラインナップが増えたような…。
掲載されているほとんどのものがプレビュー付なので、
小説や論説調のものは厳しいけれど、マンガであれば気楽に読める…。
(オチが無くても気にしない)

お、水木しげる先生の妖怪夜話もあるじゃないか。

しばらく色々探索してみようと思いますー。


ビーズクッション 目玉おやじ
ビーズクッション 目玉おやじ
おすすめ平均
stars(^∀^)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Monday, July 20, 2009

ブルネイメモリーズ。

というわけで、ブルネイに行ってきました。
試合結果は(とっても)残念でしたが、
国際交流という意味では良い機会をもらうことができたなあ、と。

※追記
ブルネイよいとこ南の風通信さんや、
社団法人日本ブルネイ友好協会さんでも試合や活動内容が紹介中。

【7月17日(金)】
空港到着。
シンガポールとさほど変わらない気候。
ただし、空港のインフォメーションからしてマレー語多数。
どことなくマレーシアみたいな感じ。

非常にお世話になったブルネイ日本大使館のOさんが空港に迎えに来てくれていて、
その足でアジアを股にかけて活躍している伊藤壇選手と3人でランチ。
壇さんとは植田朝日くんという共通の友人がいるので、
いつか会いたいと思っていたのだけれど、なかなか会う機会がなかった。
アジアの10カ国でプロとして活躍しているその特別な生き方通り、ステキな人だった。

ホテルに戻ると、17:00~18:00まで翌日の会場で前日練習だった予定が、
相手チーム関係者から「16:00~17:00のはずだ」と伝えられる。
リーグも間に入ってやっていたことなので間違いはない。
そのとき、時計に目をやれば、15:00。
食い下がったモノの、
「試合会場を見た後、17:30~18:30に別会場でトレーニング」ということになった。

アウェイの洗礼か?とも思ったけれど、
後で聞いた話によると
「17:00~18:00にクラウンプリンス(次期王位継承者)がトレーニングを見に来る」から、
だそうで、兎にも角にも王族の権力は相当スゴイことは伝わった。

対戦相手のDPMMは
「ブルネイ代表チーム+外国人助っ人」という構成で、
他のクラブとは完全に別格。

我々が向かったトレーニング会場も王族の持ち物。
広大な敷地に照明設備もきちんと整ったそれは立派な練習会場で、
選手たちも気持ちよさそうに練習していた。

練習から帰ってホテルに戻ると、
ブルネイのスポーツ大臣とOさんがバドミントンをやるというので、喜んで観戦。
スポーツ大臣はクラウンプリンスと幼少の頃からのお友達らしい。
64歳と高齢なのだが、
バドミントンの地域大会に自ら参加するために小学校の体育館に訪れるあたり
気さくかつスポーツが大好きなのだろうな方なのだろうな、と。


(コレナガの隣のクリーム色のシャツがスポーツ大臣)


ブルネイではバドミントンはメジャースポーツで、
サッカーと同等、もしくはそれ以上の人気らしい。
No.1スポーツというやつですか。

その後、対戦相手のDPMMのVice Chairmanのラヒム王子、
つまり、王様の娘の旦那さんのお家にお邪魔した。
これまでも何度か会ったことはあったけれど、まさか家にまでお邪魔できるほどの間柄でもない。
(ああ、以前に「こんちは」と挨拶してる人と書いたことがある)
こちらもOさんのご紹介。

Oさんは長身痩身ながら圧倒的に豪快な方で、
何か意見を伝えると「だろ!?」と肩を揺らしながら大声で聞き返してくる、
役人のイメージからはかけ離れたステキな方だ。
もともと中学の頃にやっていたバドミントンがブルネイで盛んだというので
練習や試合に参加しているうちに王族とまで一緒にプレーする仲になったとのこと。
「まさにバドミントン外交ですね」と言うと、
「だろ!?」と胸を張ってくれた。

ラヒム王子のお家の体育館に行くと、
お馴染みのバドミントンラケットを片手にダブルスで汗を流していた。
かなり、上手い。
そのほかにも20人くらいの取り巻きや兄弟を含めた方々が、
一心不乱にラケットを振り回している。

こっちに気がついたラヒム王子はコレナガの存在に気がついたようで、
「ちょっと待ってて」と目配せをして、しばらくの間鋭いスマッシュと器用なバックハンドを見せてくれた。
休憩にこちらに来てくれたので「上手ですねえ」と伝えると、
「ありがとう。でもサッカーの方が上手いよ 笑」
とステキなジョーク。


(ラヒム王子。貴重なオフショットなはず)


Oさん曰く、
「あんなにリラックスしているラヒムさんは見たことないよ。コレナガさんは気に入られているね」とのこと。
いやいや、運動中だからですよ…。

「今日インドネシアで爆弾が爆発したんだ。ブルネイではありえないけどね」
などという時事ネタからはじまって、
「ロンドン留学中にサッカーをしてたんだ」
とか
「ウチのチームで何人か納得できない選手がいたから放出したよ」
などなど、色々とお話ししてくれた。

その後、お礼とともにラヒム王子家を後にし、
インターネットをつなげるところまでOさんに連れて行っていただいた。
しかも00:00過ぎまで待たせたあげく、ホテルまで送っていただいた。
本当にありがたい。

ホテルに戻り、コーチと呑む。
酒はどこにも売っていないのだけれど、ムスリムでなければ持ち込み可能。


【7月18日(土)】
試合当日。

昼過ぎ、スタッフと一緒に買い出し。
スーパーの中身は、ほとんどシンガポールと変わらない。
というか、売っているモノも含めてマレーシアと同じに見えた。

さて、試合会場のHassan Bolkiahスタジアム。
1983年に建てられたブルネイの国立競技場は、何かに圧倒されるような雰囲気。
これまで見てきたいくつもの歴史あるスタジアムと同様に、
モノを落とせば大きく響くような感じ。

Oさんが手配をしてくれて日本人会と日本大使館の方々に応援に来ていただいた。
その数、30人ほど。
ブルネイ在住の日本人が100人強、ということかつ、
日本にも3分の1くらいが帰っているということで、在住日本人の半分くらいが集まってくれたことになる。
みなさん、オレンジのシャツを着てきてくださり、日の丸の旗も何本も振られた。
これぞ、国際試合だ。
本当にありがたい。

チケットをお渡しするために正面玄関前でお迎えだ。
と、そこにアルビ本体のシャツを着た若者が。
胸には凛々しく「亀田製菓」と書かれている。
うーん。素晴らしい。


(こういうのは嬉しい)


王子(こっちはクラウンプリンス)の到着を待っていたため試合開始が遅れそうになったが、
慌ただしく何とか試合開始に間に合った。

何というか、日本代表のアジアカップ予選とか、W杯予選を思い出す雰囲気。
生暖かい風がまとわりつき、ヘンなラッパの音が響き渡る。
人々は思い思いに席に座り、今か今かと開始を待ちわびる。
そうだ。代表のアウェイの試合はこんな感じだった。

最前列のど真ん中のVIP席に座らせてもらった。
屋外なのだけれど赤い絨毯が敷かれた上に、
何だか旧王朝みたいなフレーズが頭に浮かんでくるイス。
両側に巨大な扇風機が置いてあって、その他の席にはない涼風を届けてくれる。


(後方左端コレナガ。斜め前にスポーツ大臣とラヒムさんとクラウンプリンスが)


そこに、クラウンプリンスがやってきた。
コレナガの斜め前に座る。
クラウンプリンスの隣にやってきたラヒム王子がにこやかに目配せ。
昨日お邪魔しておいて良かった。
ちなみに、クラウンプリンスとはその時点では面識がない。

試合の内容はこんな感じ

前半終わったところで1点のリード。
まあ、試合もいつものように支配していたし、相手は10人。
負ける可能性はほとんどない(と思ってた)。

ハーフタイム、ブーイングの中引き上げる選手たち。
それでも日本人の応援団に手を振る。
Oさんに、
「このまま勝ったら国際問題になっちゃいますかね?」と聞くと、
「だろ!?」と本気とも嘘ともつかないような答えが返ってきた。

後半に入ってミドル2発。
逆転負け。
こんなのばっかりだ。
今季はいいサッカーをしているのだから、もういい加減勝ってもらわんと…。
結局は、結果で判断される。

試合終了後、クラウンプリンスが歩み寄ってきて、握手。
ラヒム王子とも握手。
改めて二人に招いてくれたことのお礼を伝えた。
「クラウンプリンスが寄ってきて握手するなんてあり得ない…」
とOさんは驚いていた。
けれど、ブルネイにしてみれば
あんなに気持ちいい逆転勝利はなかっただろうから、
思わず気持ちが昂ぶったんだろうか。

その後、またしてもOさんにネットのつながるお店に連れて行ってもらって仕事。
結局2時くらいまで付き合ってもらった。
ありがたや…。


【7月19日(日)】
午前中、選手たちのリカバリも兼ねて、
現地日本人会の子供たちと一緒にボールを蹴るイベント。
昨日ピッチに立っていた選手たちと一緒にボールが蹴れるということもあって、
子供たちはみんな、大喜びしてくれていた。
応援してくれた恩返しを少しでもできたならば嬉しい。

選手たちも子供たちとボールを蹴るのは好きだ。
シンガポール国内でも行っていることなので、さすがに慣れている。

前夜(というか明け方6時くらいまで)の深酒がたたって、コレナガはグロッキー。
猛暑の中、フラフラしながらビデオ撮影…。
悔しかったから呑まずにはいられなかった。
すみません。

終了後、ひとしきり眠った後、空港へ。
新聞にはデカデカと昨晩の試合。
「逆転勝利!」と書かれている。
やっぱり悔しさが込み上げてきて、破り捨ててやりたくなった。

やっぱり、勝たないと色んな意味での「面白さ」が半減してしまう。
もっともっと、皆さんに勇気を与えられるような試合をせねば。

Friday, July 17, 2009

レッツゴーブルネイ。

ついさっき、FirefoxでのBloggerページが直った。
クッキーでもないしキャッシュでもないし。
何だろう…?

さて、明日(というか今日か)からブルネイへと2泊3日の遠征に旅立ちます。
リーグ公式戦、初海外遠征です。

ブルネイからSリーグに今季から参戦しているDPMMは、王族のチームです。
なので移動費ホテル代等々は全てDPMMが持ってくれます。
すごいスケールだ。

大使館や日本人会の皆さんともお会いして来る予定です。
「隣国にこんなクラブがありましてね…。日本との架け橋にですね…」
と、コレナガはクラブ知名度向上のために奔走します。
(行くスタッフがモロモロであまりいないので、久しぶりの取材活動も張り切ります… 笑)

大使館の方に
「日本人の皆さんに観ていただきたい!」
と電話越しに肩に力を入れて説明をすると、
「いやあ、いつもみんな、スタジアムにはDPMMを応援しに行っているんですけどね。わはは」
と言われてしまった。

よし。ブルネイ在住の日本人の皆さんの記憶に残るため、
コレナガがピッチ上でできることは全て…、
嗚呼、何も無い…。

なので頑張れ、選手たち。
走って走って走り回る、ニッポンらしいサッカーを見せてやれ!

BBR MODELS 1/43スケール フェラーリ F50 ピニンファリーナ ブルネイ国王特注車
BBR MODELS 1/43スケール フェラーリ F50 ピニンファリーナ ブルネイ国王特注車

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Thursday, July 16, 2009

日本で待っていたモノ。

先日のエントリにもあったように、Amazonや楽天で本やモノを買っておいて、
日本に帰ったときに滞在先でピックアップするのが何よりも楽しみなコレナガです。

今回、モノ部門の目玉はG-SHOCKの「スピード」モデル
これまで幾度となく買おうとして、
そのたびに「今度でもいいだろ」と消えていた永遠のスタンダードモデル。
何よりランニング用にG-SHOCKが欲しかったし、
税込み3,000円だったので、とりあえず買ってみた。

大体G-SHOCKは学生時代以来、買ったことがない。
(G-SHOCK携帯は3代連続で持っていた記憶がある)
世代が世代なので、イル・クジとかフロッグマンとかイエローモデルに執着していたけれど、
もうそんな年齢でもない。

で、さっそく今朝から着けているのだけれど、軽い。
だから、時計を着けたまま難なくキーボードを叩くことができる。
こりゃあ、気楽でいい。
現在ヘビーに使用しているシードが重すぎるというのもあるけれど、
実に快適だ。

ついでに言うと、発売日的には今回待っているはずだったドラクエは、
どうも前評判が芳しくないので、しばらく様子見。


Tuesday, July 14, 2009

反IT大国。

相変わらず、中国の政策が酷い。


以前にも似たようなのがありました。

国民に世界で統一されている規格のものを与えておかないと、
今後の成長に与える影響は大きいと思うのだけれど。
まあ、人口的には大国なので、
いずれどっちがスタンダードになってしまうのか分かりませんが。

と、全く以前と同じことしか書きませんが 笑


Sunday, July 12, 2009

日本で待つ本。

今晩から数日間、日本に行きます。
(都内には出没しませんが…)

コレナガは割合、本が好きです。
で、いつも日本に帰るときは本を持って帰ってきたいので
Amazonで購入し実家(あるいは滞在先)に送付しておいて、
シンガポールに帰ってくるときにピックアップしてます。

シンガポールには紀伊國屋書店もあるんだけれど、
和書はどうしたって少々高めですので、あんまり利用したことはありません。
むしろ、古本屋さんには結構行きますかね。

今回は日本に送っておいた本の紹介をば。
日本で流行を肌で感じるという意味合いもあるので、
基本的には売れ筋が多いなあ、と改めて感じます…。


オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書)
オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書)田中 愼一

おすすめ平均
starsいくら系統だってコミュニケーションを分析してみても・・・
starsオバマの選挙戦を例に、著者のコミュニケーション・広報戦略を解説した本
starsなんでオバマが騒がれているのかやっと理解できました。
starsプレゼンからマーケティングまで
starsサブタイトルが「共感の戦略コミュニケーション」となってますが・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

いつだったか、これについては書きました。
人を巻き込むことで現象を作っているということで、
サッカークラブにもエッセンスを取り入れたいものです。


日本人の英語 (岩波新書)
日本人の英語 (岩波新書)Mark Petersen

おすすめ平均
stars機械的な訳ではなく,本当の意味の理解を。
stars目からうろこ
stars出会えて幸せを感じた本
stars後半がなかなか・・・
stars英語に携わる者の必読書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

1988年発売なのにまだまだ評価が高い本なんですね。
文庫本ですし、とりあえず手に取ってみよう、と。

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)駒崎 弘樹

おすすめ平均
stars働きマンからの脱却
stars硬いかと思ったら、やっぱり読みやすかったです
stars実際、働き方を変えてみたいと思いました。
stars私はどんなふうに生きていきたいか?
stars夫と、働き方について話してみたくなる本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ワークライフバランスをもう一度見つめ直したいな、と。
日本にずっといたら考えなかっただろうけど。
こっちに来て視野は広がったと感じるので復習。


そうか、もう君はいないのか
そうか、もう君はいないのか城山三郎

おすすめ平均
starsとても切なく、そして心温まります
stars「家」を失った城山三郎氏。
starsタイトルの一言が胸にしみる
stars慈愛に満ちた家族
stars夫婦とは愛し合うもの

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

城山先生の感動作。
最近、家族のストーリーが好きです。
文庫版を待っていたのだけれど、耐えられず。


ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫城山 三郎

おすすめ平均
stars本当の意味における《親の愛》。
stars本当だ。父親の有り難味と優しさに触れられた
starsもっと早く読んでおくべきでした・・・。
stars父から息子へ
starsビジネスマンは読むべき書!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

こちらも城山先生。
以前から一度読んでみたいなあと思っていたので…。

人は勘定より感情で決める ~直感のワナを味方に変える行動経済学7つのフレームワーク
人は勘定より感情で決める ~直感のワナを味方に変える行動経済学7つのフレームワーク柏木 吉基

おすすめ平均
stars面白さと実用性と
starsまさかのタイトルダジャレ・・・
starsこの本を契機にして,「行動経済学」を勉強してみようと思った。
stars理不尽を感じたときにもう一度読み返したい本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ヤジマさんがBlogで紹介していたので。
あれ?Twitterだったかな???

クライマーズ・ハイ (文春文庫)
クライマーズ・ハイ (文春文庫)横山 秀夫

おすすめ平均
stars命を削って記事に魂を叩き込む、そんな熱い男たちの物語
stars不器用なサラリーマン必読。
stars最後に爽やかな感動に包まれる!中年になったら再読します。
stars葛藤、そして生き様
stars面白いの一言

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今さらながら。


絶対に使える英文eメール作成術 (角川SSC新書)
絶対に使える英文eメール作成術 (角川SSC新書)大島 さくら子

おすすめ平均
starsアメリカでの仕事で重宝しています。
stars買ったその日から活躍してます!!
starsかゆいところに手が届く良書
stars絶対に使えます
starsタイトル通り、絶対に使えます♪

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

たまに仕事でメールを書いていて、
「どうもこれ、あんまり丁寧じゃないなあ」と我ながら思うことが多いので。
でも、自力じゃ解決策って見つからないんですよね。


サッカー戦術ルネッサンス
サッカー戦術ルネッサンス六川 亨

おすすめ平均
starsいろいろともったいない本。
stars風間八宏氏以外は、見るべきものがない
stars書名はどーしよーもないが、近年の「戦術本」の中では出色の出来

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

以前エントリにもありましたが、大先輩大先生の亨さん。
実績と知識と優しさを兼ね備えた方なのです。


テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?
テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?村松 尚登

おすすめ平均
stars「きっかけ」になる本
stars良い教本です
stars本番のための練習
stars読み物としても非常に面白い。
starsサッカーの本質を完璧にほとんど間違って理解していた

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

バルセロナではしょっちゅうお世話になった村松さん。
ご馳走になったので印税でお返しを 笑
いや、ご馳走した方が多かった? 笑
これは3時間くらいSkype(しかもチャット)で熱弁してくれた内容かと。


気付いてもらう環境をどうやって作ってあげられるか。
どうやってサポートできるか。
サッカーだけでなく全部に言えることかと思います。