Wednesday, August 04, 2010

ココロのクラブ。

久々に全力でどうでもいい戯言。

のび太の苦手な剛田武が言うところの「ココロの友よ!」はいずれの場合でもかなり胡散臭いのだが、地球上に20億人は存在するだろうと言われているサッカーファンにとっての「ココロのクラブ」は、文字通り墓の中に運び込まれるまでココロに存在し続けるものだと思っている。

コレナガのココロのクラブ第2位はバルサである。泣く子も黙るFCバルセロナ。ココロのクラブに第2位があるこ と自体おかしな話なのだが、極めて特殊なありがたい事情がバックグラウンドにあるため自分の中では至極当然な感情である。

中学二年生の頃からだからもう人生の半分以上はバルサが好きで仕方ない。そりゃカタラン人だったら生まれる前から勝手にソシオに申し込まれたりしているのでかなわんなあとか思うけれど、オトナになってからも日本に広めたい一心でバルサと事業を立ち上げたりしたこともあるので、その忠誠心はかなりのものだと自負している。

以前、数えてみたことがあるのだが、これまで30回近くバルセロナに訪れている。空路陸路あらゆる手段で煌びやかでかつ清々しい彼の地に侵入し、カンプノウでバルサイズムを堪能し、パエリアとサングリアで体脂肪を蓄積し、一生の出会いも数多く見つけた。もうね、大好きで堪らないのである。

ところが最近、胸を張って「ココロのクラブはバルサだ!」と言いづらい空気を感じている。正確に言えば、ロナウジーニョが来て6年ぶりのリーガ制覇を果たしたあたりから。いやもちろん、キライになったわけではないのだけれども、何かこう、強すぎるのである。ミーハーというか強いモノに乗っかっている感。あるいは「ああいうパスサッカーが好きなんだよね」と言われてしまいそうな空気。そんなモノがあんまり好きではない。まあでも、そもそも中学生の頃に好きになったのもただのミーハー心なんだけど。

最後に胸を張れたのはリバウド、クライファート、サビオラの3兄弟がいたあたり。何か色々試行錯誤しているのは感じるんだけど、何やってもどうしても勝てない苛立ち。それはそれで肩身が狭いのだけれど、自分がいなくてはこのチームがダメなんだ!という参加意識は確実にあった。あのときはまだカンプノウのショップも今ほどには整備されてなくて、古いフィギュアとか型落ちのトレーニングウェアとかが激安で売られていて何とも牧歌的な雰囲気を醸し出していた。今は放っておいても勝手に強いので、かつてより熱烈さは薄れてしまったのは感じている。

ちょっと話は外れる。多分、何人ものヒトが同意してくれるかと思うのだが、部活の中では「バルサが好きだ!」と言いづらかった空気はあった。プレイヤーにありがちなアレではあるのだが、みんな意外とサッカーを見ないし知らない。「誰々が昨日の試合でさあ」などと言うと、「何それ?」という流れになる。だからサッカーマニアでありサカヲタであることはひっそりと山奥に隠しておくべきことだと理解し、夜な夜なベッドの上でサッカーダイジェストを広げながら修行に励んだのだ。

で、そのロナウジーニョが来る前のバルサの状況を体現していたのが当時のクライファートだったような気がする。何かこう、持て余すほどのスゴイ才能がありながらもどう贔屓目に見ても圧倒的に精神的に脆く詰めが甘い、みたいな。結果はそれなりに残してるんだけど、もっとできたはず。同じポジション、誕生日、身長のファン・ニステルローイと好対照のプレイヤー人生だったなあ。惜しい、実に惜しい。

結論は、特にない。


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