Saturday, January 30, 2010

開幕前に想う。

SリーグのシーズンはJリーグよりも1ヶ月ほど早く2月1日に開幕する。
ウチの開幕戦は2月4日だ。
気が付けばもう1週間を切っている。
ドキドキ、ワクワク。
この時期が最もやらなければならないことが多く、逆に、最も面白い時期だとも思う。
今季は色んな仕掛けをしていって、もっとたくさんの方々に楽しんでもらうことができれば、と思っている。

こういう経済情勢なのでクラブの台所事情がラクなわけがない。
スポンサー営業をしていて世界的な大企業さんからも「親会社の方針で無理」言われることは当たり前。
ある企業には「こんな状況で何を言ってるんですか?」と半分怒鳴られてしまった。

確かに、プロスポーツは傍から見れば「道楽」的な側面も見えてしまう。
だって、ある部分では若者たちがボールを蹴っているだけなのだ。
けれど、社会貢献や地域貢献、人々を元気にするというチカラは、
スポーツこそが持っているものだと強く信じている。
今季から新たにメインスポンサーになっていただいたCanonさんにはそんなことをご理解いただいた。
本当にありがたく思う。

簡単なことばかりではない。
選手やスタッフ、フロントだけで40人ほどの組織だ。
もちろん、観客の皆さんも含めて、たくさんの「ヒト」の思惑が複雑に絡み合っている。
100人から最高!と言われることは難しい。
けれど、それに近づけるためにはどうしたらいいのか。
クラブのスローガンである「The reason.」はそんなところからも派生している。

一度足を運んでいただいた観客の皆さんを、二度、三度と再び足を向けたくなるような空間。
実現したらどんなに楽しいことだろう。
少しづつかもしれないけれど、着実に歩を進めて行きたい。


スポーツ経済効果で元気になった街と国 (講談社プラスアルファ新書)スポーツ経済効果で元気になった街と国 (講談社プラスアルファ新書)

講談社 2002-05
売り上げランキング : 47754
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Tuesday, January 19, 2010

J's GOALの熱き挑戦。

スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦
スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦
おすすめ平均
stars"情熱"にコストはかからない。
starsサイト集客のヒントにも
stars元気になれた
stars「Jリーグには、こういう楽しみ方があるんだ」と目からウロコ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

昨年末に帰ったときにサッカー関係者で小規模な宴会を開かせていただいたのだが、
そのときに幹事を買って出ていただいたのが、J's GOALの某編集長氏。
コレナガの方が少しだけ年下だけれど同年代であり、
これまでも色々勉強させてもらいながら遊んでももらっている。
気さくでかつビシッとしていて、とっても尊敬している一人。
そういえばACLの取材でシンガポールにいらしたときも、
S$3くらいのチキンライスで二人で「うまい、うまい」大喜びした。

で、その宴会のときにいただいた「スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦」という本。
開幕前でバタバタしていたのと読む本の順番待ちに並んでもらったということもあって、
1ページ目を開くのに3週間くらいかかってしまったが、
いざ読み始めてみると面白すぎて一気に読み終えた。
もっと早く読んでおけば良かった。

まず、同時代にサッカーメディアに携わらせていただいていたこともあって、
紹介されていた事例のほとんど全てがリアルタイムに経験していたことだったし、感じていたことだった。
「サッカーは22人のものじゃない」というのがコレナガのポリシーで、
そういう企画を自分自身も作ってきたつもりだけれど、
J's GOALが次々と打ち出す企画も、スッと自分の中に入ってくるものばかりだった。

また、当時はITというメディアに対して「?」というサッカー関係者も多く、
その重要性や今後の可能性を説明して理解してもらうことがまずスタートだった。
J's GOALは半オフィシャル的な立場だから若干はやりやすかっただろうけれど、
それでもステークホルダーに対しての立ち回りなどなど、
「ああ、なるほどなあ」と頷いてしまう部分が多々あった。

直接的に書かれてはいないけれど、
そこかしこに感じられる「日本サッカーの原点はJ2にある」という意味合い。
前のエントリで書いたみたいな事象が示すとおり、ほぼ同感、である。

「お金のない場所にはお金で解決できない熱い想いがたくさんある」
というのはこっちに来てからも感じていることで、
「想い」を増やしてそれらを紡いでいく努力を重ねることのできるクラブが、
きっと「ステキなクラブ」なんだと思う。

残念ながらSリーグには「S's GOAL」なるものはないので、
クラブ単体にJ's GOALのような発想の努力が求められる。

だから、というわけでもないのだけれど、
関係者にきちんとお断りをした上で、
J's GOALの施策を正々堂々とパクらせてもらおうと思っている 笑

Wednesday, January 13, 2010

バングラデシュ人。

昨日、引っ越しのためにお休みをもらった。
こちらではオーナーの都合で引っ越し日を決められるということがままある。

中国系のシンガポール人の会社に手伝ってもらったのだが、
その中にバングラデシュ人の青年がいた。

トラックを二人で待っている間に彼の境遇について色んな話をした。
彼はバングラデシュで高校も大学も卒業したエリート。
シンガポールに来るために試験が必要らしいのだが、それもパスしてここにいる。
S$160/月の家賃を払って雑魚寝の場所を借り、
いわゆる肉体労働で朝から晩まで働いてS$1,000ほどの月給を稼いでいる。

「シンガポールの生活費の10分の1でバングラデシュでは暮らせます」
と、非常に訛りの強い英語で話しながらも、
その表情からは「今やれることをやる」という充実感が垣間見える。

「10分後にやってくる」と伝えられて結局1時間ほど待った後やってきたトラックの荷台に一緒に乗って、
そのまま高速道路に揺られながら彼と話を続けた。

分かっていたつもりだけど、
日本に生まれて当たり前のことを当たり前だと思って過ごしている自分がやっぱりいる。
彼らに比べれば日本人で生まれただけで何不自由なく生活し、
グダグダとつまらないことにくだを巻く。

今の立場でできること。
もっと真剣に突き詰めなければならないと改めて思った。

Sunday, January 03, 2010

本日よりシーズンスタート。

「本日よりシーズンスタート!」と、とりあえず華々しく打ち上げます。

数日ぶりにスタジアムへやってきましたが、
どうやら年末にはグチャグチャだったピッチにも青々とした芝生が徐々に息づいてきまして、
シーズン開始の2月上旬(まだ決まってない…)には、きっちり間に合うと思われます。

本日はチームスタッフが到着します。
選手たちの到着は1月6日。
19:00くらいからJALさんが歓迎セレモニーをしてくださいます。
ありがたいです。

何事も立ち上げが肝心。
チーム戦術は監督が伝えてくれますが、
クラブの目的や方向性はコレナガからきちんと伝えなくてはなりません。
とはいえ、特別なことはありません。
いつもと同じ事を話すだけ。
クラブのコンセプト、「The reason.」を理解してもらいます。
そして、それを表現するのは自分自身。
あとは自分たちのステージで戦うのみ、です。

話は変わりますが、一年の計は百年の計。
長期的視点と、それに伴う短期的視点。
何事にも必要です。
国家百年の計も政治家任せではなく、自分が作るつもりでなければならないと思うのです。

大計なき国家・日本の末路
大計なき国家・日本の末路
おすすめ平均
stars戦後日本の行方が心配
stars多くの日本人に読んでもらいたい。読んで損はない一冊。
starsどうして子供の頃から日本国民であることに誇りが持てなかったか解った!
starsアメリカの捕虜になれば・・・同じ白人でも敗者は悲惨

Amazonで詳しく見る
by G-Tools