Monday, July 12, 2010

Twitterがワールドカップ観戦を変えた。

1ヶ月にわたるワールドカップが終わった。
いつも想うことなのだけれど、ただただひたすら、寂しいなあ。

その最後を飾ったスペインvsオランダは実に内容の詰まった好ゲームだった。
お互いの勝利に対するアプローチは真逆だったけれども、
どちらもやることを徹底してやり切った度合いは同じくらいあった。
だからこそ、熱のこもった素晴らしい試合になったんだろうなあ。
その当たりの詳細はFIFA公式動画サイトに書きましたのでご参照あれ。

さて、今大会の非常に大きなトピックは
Twitterがワールドカップ観戦を変えた、だと思っている。

TLを汚さぬよう空気を読みながら、回数を自制してみたり。
ゴールのシーンには「うわあああああああああ」など言葉にならない言葉を書き込んでみたり。
ときには過去の歴史を紹介してみたり。
だいたいはどうでもいい自分の感想をぐだぐだと書いてみたり。
サッカーファンって意見を共有したいもんですよね。
というか、誰かに自分だけの発見(と思ってるのは自分だけw)を聞いてもらいたい。
そんなニーズにバッチリ応えたのがTwitterだったと思ってます。

同じタイミングでたくさんの人の意見や感想を知ることができる。
自分の意見に対してすぐさま反応が出てくる。
言うなれば一人パブリックビューイング的な活動。

いやあ、楽しんだ。

リアルタイムと文字情報の融合がこれほどまでに可能性を秘めたモノとは。
改めて感じ入ったわけです。

リアルタイムの面白さについては改めてここで書く必要もないですよね。
とりわけ、その対象がスポーツならばなおさら。
結果を知ってる録画の試合中継ほど退屈なモノはないから。

で、文字について。
いつかホリエモンさんも自身のBlog「ちょっと周回遅れ気味だけど、勝間さんとひろゆきの対談。」)
で、「これからはやっぱりテキストの時代だよ。テレビは冗長すぎる。
と書いていたけど、まさにその通り。

最近サッカーファンのみんながUstでたくさんのサッカー番組を始めているので、
全部見たいし聞きたいし色んなヒトの考えを知りたいのだけれど、
全部を追う時間がない自分にとって(というか誰も全部は追えない…)は、
「誰か文字起こしお願いします!」の気分なのです。

で、今大会。
試合に集中したいときはTLを見ないし、
「今のスゴイよね!」を共有したいときは我先に書き込みたくなる。
そして、Twitterではそういう取捨選択が華麗にできたというわけです。
否が応でも音声が耳に入るTVだったらこうは行かないでしょうし。

で、これまで原稿をたくさん書いてたときはメモの段階の下書きはほとんど口語体で、
試合が進行して行くのを横目で見ながら同時にまとめていくという作業をしていたときもある。
だからあるニーズに対しては試合終了後2分後に原稿送信とかそんなのもあった。
Twitterはこの下書き状態を垂れ流しているだけなので、
作業自体はそれとほとんど変わっていない 笑。


というわけでTwitterでワールドカップを楽しんだ記念に決勝のつぶやきまとめ。

ですよねえ。RT @footy_ken: 映画「レフェリー」を見た人にとって、決勝の主審がハワード・ウェブというのは感慨深いね。よくここまでたどり着いたな。
posted at 03:28:19

スペイン、今日はシンプルでなかなかいいぞ。まだ開始5分だけど今 大会最も良い予感。
posted at 03:35:59

ブブゼラ5割増しの気がしてならない。
posted at 03:44:01

カプデビラが故障でピッチを離れたシーンからスペインペースに一呼 吸か。痛いんだろうけどあの時間はプレーできるなら続けないと。そういうディテールで勝敗が分かれる。
posted at 03:48:51

現地情報あざーす。じゃあこれ、TVの演出なんでしょうねえwRT @ganpapa: 現地ではそれほどでもないですけどね。まあ、もう耳がやられちゃってるのかもしれませんがw  RT @_kore_: ブブゼラ5割増しの気がしてならない。
posted at 03:52:47

強い。今日のスペインには流れを押し戻すチカラがあるぞ。
posted at 03:57:01

デヨング赤でも良いだろ-。久々に見たぞこのクラスのファウル。ま あファイナルだし難しいか。というかオランダはファウルでしか止められない。かなり差があるぞ。
posted at 03:59:50

このままスペインが点を取れずにセットプレー勝負となった場合、ス ナイデルとチャビが同等として、身長差の分だけ若干オランダに分があるか。うーん。
posted at 04:11:53

わはは。RT @nagata0321: ハーフタイムに再掲! 3位確定ドイツお膝元のベルリンフィルが素敵演出コンサート!RT @takei ベルリンフィルが、本気でブブゼラで演奏をした! http://j.mp/b84YEk #2010wc #daihyou
posted at 04:21:00

試合が動いてきたなあ。オランダがちょっと前への意識出してきた。 こうなるとさらに面白い。
posted at 04:40:58

このギリギリの展開、映画レフェリーのワンシーンであったみたいに ハワード・ウェブのお父さんもスタジアムでハラハラしながら観てるんだろうなあ。
posted at 04:42:33

ビジャ倒れてスペインボール出す。オランダ、相手陣内深くのサイド ラインに出す。フェアプレーを逆手に取ったこういう返し方が大嫌いっす。
posted at 04:46:00

ここでヘスス・ナバスか。良い采配。オランダ1枚カードもらってる 選手はさらにヒヤヒヤだろうな。
posted at 04:48:12

いやースナイデルすごいパスだ!カシージャスよく止めた!盛り上 がって参りました!
posted at 04:49:50

やはりヘスス・ナバスvsジオではちょっとオランダ苦しい。ちょっ とゴール前のスキができてきた。と思ったらエリアin。さらにカウンター度合い強めてぶん殴るつもりかー。いよいよ面白い!
posted at 04:58:33

どうでもいいけどこっちの放送で西村さんを紹介してくれていたんだ けれど「ジャパニーズ、ミツビシ・ミウラ」だと聞こえたが。大丈夫か?
posted at 05:07:59

オランダ狙い通りのロッベンカウンター…。これでカシージャス2点 目だなー。すごい試合になってきた。
posted at 05:11:17

スペインが圧倒的にボールを支配しながらも超決定機はオランダが上 回る、と。あり得る展開にアリエン・ロッベン、と…。これだけ集中してるとディフェンスラインでのミスは起こりづらく、中盤でボール取られてカウンターと かになるとブスケッツが不安です。はい。
posted at 05:24:53

イニエスタ、ジオを抜けなかった!同じチームだとやりづらいだろう なあ。
posted at 05:34:59

ヘスス・ナバスのシュートに本日最大の咆吼。近所の皆さんスミマセ ン。
posted at 05:37:04

@edokko_mitsu ああそうか。そうですよね。クレは功労者に甘いんですw
posted at 05:38:17

気のせいかこの試合ブブゼラの音が気にならない。ヨーロッパの音が する。相対的に小さいってことなんだろうな。
posted at 05:40:41

@ike_ru 延長ハーフタイム(ほんとは無いけど)になって響き始めましたw。きっと吹くのを忘れてたんでしょうねw
posted at 05:44:27

ヘイティンガ退場!残り10分ちょっとはスペイン猛攻!
posted at 05:48:54

本日最大の咆吼はここでした!イニエスタ!やっぱり持ってるぜ!
posted at 05:56:54

やばいもらい泣きした。
posted at 05:58:12

あれ?トーレス足首ガクガク…?大丈夫か?
posted at 06:02:05

スゴイ決勝だった。スペインはよくやり切った。オランダも勝つため に最良の手段で戦ったと思われ。意地のぶつかり合いだった!もう眠れない!
posted at 06:04:57

RT @ABcruasan: バルセロナ、すごい花火が上がってる!!!
posted at 06:06:59

RT @murakami_tom: 涙涙涙、イニエスタ最高 RT @asakyo  昨年急死したエスパニョールのJarque選手へのメッセージ。いつも一緒だよ!(泣)@cayocofilamk イニエスタのアンダーには何て書いてあったんだろう
posted at 06:20:31

これで夜更かしの毎日から解放されるのはいいんだけど、ムチャク チャ寂しくなるなあ…。幸せな日々だったなあ…。
posted at 06:24:08

お疲れさんでしたー!RT @clubmanta: 実話ですが、決勝戦隣のボックスにパリスヒルトン。試合など観ず奇行連発。うちのお客様が写真をとっていたら、うちのボックスにドンフライみたいな用心棒 が乗り込んできたので、私がキレて英語で怒鳴りつけて追い出した。チンピラと馬鹿女を絶対に
posted at 09:51:08

萌えた。RT: @YahooJP_sports: カシージャスが恋人のレポーターから優勝インタビューを受けている最中に熱いキスを!二人の目が合って、インタビューなんてどうでもいいだろって仕草か ら…。たまりません。動画&写真はこちら(K) http://ow.ly/29Y4P
posted at 11:16:03



ああ、楽しかった。

Saturday, July 03, 2010

ウルグアイのスアレスに思うフェアプレー。

息苦しくも激しかったオランダvsブラジルについては、
FIFA公式動画サイトで書いたコラムを参照いただくとして、
ウルグアイvsガーナ、というか終了直前のスアレスのハンドについて。

延長後半ロスタイムにゴールライン上に立ったスアレスが
相手のヘディングシュートを故意に手でクリアしたシーンだ。
そのまま触らずにいれば、0.02秒後にゴール、であった。

ガーナの決定機がウルグアイのそれより勝っていたことや、
まさにこれが決まっていればそのまま試合終了だっただけに、これについて賛否両論巻き起こっている。
けれど、単純な是か否かで言えば、明らかな「是」である。
なぜならばサッカーはルールの中でプレーされるスポーツだから。
(範囲外なので退場になったわけだが、得点にはならないわけで)
ナショナルチームの戦いであるワールドカップは
そこまでしても勝利を目指すべき大会だと思っているし、
ウルグアイもルールに則ってスアレスの退場(&出場停止)という代償を払っている。
問題はない。

あるとすれば、フェアプレーの概念。
ところが、このフェアプレーの定義自体ハッキリしない。
敢えて言えば、
  • ルールを守ってきちんとプレーしましょうね
というのが一般的なフェアプレーの概念。

そして、とりわけ礼儀正しい日本人の多くが(サッカーだけでなくビジネスでも)
この概念(↓)を最優先させているように感じるのだが、
  • 相手を思いやってプレーしましょうね
という部分もある。
だが、こちらはあくまで二義的な要素に過ぎない。

相手を思いやってプレーすることは大事なのだけれど、
それにとらわれるあまり勝利を逃すなんてことは本末転倒なのである。

でも、釈然としない想いは当然ある。

うーん。

そんなことを考えながら思い出したのが、「カウンター潰し」である。
コレナガがサッカー界で最も忌み嫌う古典的な悪しき習慣だ。
この場合に逆手に取られているフェアプレーは、
上記の「相手を思いやってプレーしましょうね」の方である。

相手にボールを奪われてカウンターのピンチを迎えたとき、
奪われた選手もしくは別の選手が何故か豪快に痛がって転げまわって、
相手にサイドラインにボールを出させるアレである。
モグラに噛まれたのかと思うほど突然激しくのたうち回るので、
不本意ながらサイドラインにボールを出すと、
何てことはない、数分後には元気にピッチを走り回っている。
なんなんだ、と。

こんなものマリーシアでも何でもない、ただのくそったれ詐欺だと思っているのだが、
のたうち回る相手が出てくると既定路線でボールを外に出さなければならない雰囲気になってしまう。
本来であればレフェリーがその負傷の緊急度を判断してプレーを続行させたり止めたりするので、
別段ボールを出さなくてはならないわけでもないのだが、
それが「フェアプレー」とされている現実があるのだ。

本当にヤバい場合は速やかにボールを出すべきという論も分かるのだが、
そんなときはボールを出す前に100%、レフェリーがプレーを止める。

さて、ワールドカップとなるとレフェリーのレベルも高いので
明らかな「カウンター潰し」は、ファウルすら取られずに流される。
したがって今大会ではそんなシーンを見たことがない。
それだけに実に快適に観戦できる。

けれど、これが例えば中東と日本代表の試合なんかだと、
日本がリードされている場合、ほぼ100%試合終盤にこの習慣が発動される。
同じように我々がプレーしているSリーグでもかなりこの習慣が蔓延しており、
酷いときにはボールから遙か彼方にいるGKが突然足を押さえて倒れたりする。
相手選手だけでなく味方選手だけでなく、会場全体が「?」の空気に包まれる。
こんなの相手にしちゃいけない。
プレーを続けなきゃならない。

Sリーグの理事会でも「あんなつまらんプレーはサッカーをスポイルする!」と
ずーっと言い続けているのだが、修正される気配がはまだない。

今年の始めにファジアーノ岡山が
選手がピッチに倒れている際であってもボールを外に蹴り出さずプレーを継続したいと考えています。
公式HP上で発表したが、全くもって正しい、と思う。


ひとしきり興奮したので話を戻すと、スアレスのプレーは間違っていない。
けれど、「カウンター潰し」は一刻も早くサッカー界から駆逐すべきだ!

(と、書き始めた時点で書きたいと思っていたことと全然内容が変わった…)


まあ多分、日本代表の選手が大舞台でスアレスと同じことをやったら、
そりゃ大声では叫べないけれど「良くやった!」とほくそ笑んでしまう自分が確かにいると思う。

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