Monday, December 19, 2011

ポルトガルへの挑戦。



アルビレックス新潟シンガポールが提携をしているポルトガルの古豪(今は2部リーグですが)、
ベレネンセスへの挑戦が2シーズン目を迎えました。
昨年の乾達朗に引き続き、今回の挑戦者はMF下野淳。
小柄ながら圧倒的なフィジカルと器用な足技を合わせ持つという、
日本人選手としては稀有なタイプのプレーヤーだと思っています。

詳細はこちら。

クラブとして「世界」を目指す選手たちを圧倒的に応援したいですし、
そのためでしたら我々はいくらでもステップに使ってもらいたいと思っています。

アルビレックス新潟シンガポールのトライアウトの締め切りは12月20日。
迫っています。
野心を持った選手の皆さん、是非、挑戦してください。

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Thursday, December 15, 2011

バルサが来た意味。

先ほどまで観ていたアル・サッド戦はいつものバルサの感じではなかったけれど、
つまりオートマティズムは普段に比べて欠如していたと思うのだけれど、
何と言うか、
バルサがこのタイミングで日本に来た意味は、
その前々日に全ての答えが出ていたような気がする。







先ほどもつぶやいたのだけれど、

今回バルサが来て一番嬉しかったのは素晴らしいサッカーを見せてくれることではなく、当たり前のようにトップクラスの選手たちが地下鉄乗ったり電化製品買いに行ったりしている写真が世界中にばら撒かれたこと。「放射能なんて怖くない!」って誰よりも何よりも強いメッセージを伝えてくれた。

ということだと思う。

いちスポーツ選手のこういった行動が世界中に広がるだけで、
たった数枚の写真だけで、
今はマイナスになってしまっている日本のイメージを払拭することができる。

分かっていたつもりだけど、サッカーって色んなことが表現できるんだなあ。
いち日本人としてすごく嬉しかったし、涙が出そうだ。

明日からまた頑張るぞ。

Friday, December 02, 2011

もちろん英語でSリーグアウォーズ。

2011シーズンは、何とも思い出深いシーズンでした。
タイトル取ったのも、
納得行くサッカー見せれたのも、
仕事に集中させてもらったのも、
全ての選手とスタッフのおかげです。
最高に楽しませてもらいました。

杉山監督は
「誰が欠けても優勝できなかった」
と言いますけど、ホント、出ている選手だけでなく、出番の少ない選手、スタッフ、フロントもそれぞれの持ち場を100%やってくれたからステキなシーズンになったと思うのです。
改めましてありがとう、みんな。

さて、一昨日、最終戦の翌日ですね、
慌ただしく「Sリーグアウォーズ」というのがあって、
結局4位に終わったリーグでしたが、
アルビレックス新潟シンガポールがタイトル独占、は言い過ぎですが、
二つの個人賞+フェアプレー賞を受賞しました。
これってスゴイなあ、と思うのです。

結果だけではなくてプロセスも重視してくれた、
しかも海外から参加しているチームにリスペクトしてくれた、ってところが、
気持ちよさに拍車をかけてくれました。

最初はステージの真ん前の理事の席でアウォーズを見てたんですが、
途中からというか割と早い段階で、
嬉しすぎてアルコールを摂取しすぎてベロンベロンの状態になって、
いつのまにか選手やスタッフたちの座っているテーブルに移動してしまって、
なんだかよく分からん超興奮状態でムチャクチャ楽しかったです。
ご迷惑をおかけしました皆さん、いらっしゃいましたらすみませんでした。

それを証拠にこのページの先にあるこの写真、
コレナガも写っているのですが、いつ撮ったのか全く記憶にございません…。



さて、その様子。
↓みんな見事な英語スピーチ。

で、いつものメルマガ原稿ですね。
今季最後になるかと思います。


号外【もう、嬉しくて嬉しくて。】

2011年11月29日、
Grand Copthone HotelにてSリーグアウォーズが開催されました。
「結果」と「魅力的なサッカー」が結合した今季は
多数の賞にノミネートされていましたが、
これほどたくさんの賞をいただいたことはありませんでした。
それが以下の3賞。


Young Players of the year:乾達朗
Fair play award:アルビレックス新潟シンガポール
Coach of the year:杉山弘一



「Young Players of the Year…、タツロー、イヌイ!」
シンガポール代表の2選手との争いを見事に制し、
クラブ二人目の同賞受賞となりました。
各監督の投票によって決められるこの賞ですので、本当に価値があります。

思えば昨年。
ユースから育ってきた千葉をアウトになり、
藁をもすがる想いでアルビSに練習参加しに来たことが昨日のことのようです。

誰もが認めるサッカー小僧で、
寝ても覚めてもサッカーのことしか考えず、
周囲にもポジティブな影響を与えてきました。

昨季末、提携しているポルトガル2部のベレネンセスへ2週間の練習参加。

ポルトガルだけではなくブラジルやアフリカの選手たちがハングリーに戦っている姿に大きな刺激を受け、本人も通用する部分とそうでない部分を痛切に感じ、秘めたものを胸に帰ってきました。
そして迎えた今季。
練習への打ち込み方、集中力が今まで以上にハンパではなく、
目的意識の高さと継続性に脱帽するしかありませんでした。

負けたら目を真っ赤にしてうつむいたり、
勝ったらそこら中を走りまわって大喜びしたり、
「サッカー馬鹿」そのままの気持ちの良い若者がステージに上がっているとき、
「あの乾が…」
などと次から次へと様々な思い出が溢れてきて、
もう嬉しくて嬉しくて、この辺りから涙腺が緩みっぱなしで、
次々出てくるアルコールで誤魔化しながら
壇上から降りてきた乾だけではなく周囲の選手たちにも
「よかったなあ、よかったなあ」なんて泣きながら肩を叩いたりしていたら
乾は「ははっ」などと笑ってまして、なんだか余計に泣けてきまして…(笑)。

本人の言葉を借りると、
「チームメイトにはほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。監督が一年間言い続けていたようにチームとしての評価が個人の評価に繋がるということを身を持って学ぶことができました。」
まさにその通り。


そして、Fair play award。
フェアプレーはクラブの取り組みとして継続してきたものです。
基本的には全試合アウェイという雰囲気になりますので、
レフェリーの笛がどうしても気になるシーンがあったりもするのですし、
若い選手たちにとって常に海外でのジャッジの傾向は面食らうものですが、
とにかくそういうことに惑わされずに「サッカーをしよう」と。

もらったカードの数はハッキリ言ってダントツで少ないはずですが、
こういう賞を受賞できたということは
シンガポールでも我々のこういう姿勢を評価していただいたということ。
日本の誇りを少しでも伝えることができたかもしれないなあ、と、
もう、嬉しくて鼻水ズルズルでした。


そしてそれが号泣レベルまで達したのが、Coach of the year。
「コーイチ、スギヤマ!」
もう、鳥肌です。

「サッカーの価値を高めよう」という合言葉のもと、
白いノートが真っ黒になるくらい小さな字で細かくメモを取り、
常に選手を第一に考えて行動する監督です。

学習能力が非常に高く、同じ過ちをすることはなく、
1つずつきちんと積み上げる作業を疎かにせず、
壁にぶつかっても決して腐ることなく、
全てをポジティブに捉え、どんなことでも推進力に変えていける監督です。

リーグ戦4位という結果で受賞するのは異例のことですが、
誰がどう見てもSリーグ最高の監督です。

こちらが興奮でどうしようもなくなってしまって、
まさに前後不覚の状態に陥ってしまっていて、
杉山監督がスピーチで何を言ったか全く覚えていませんが、
とにかく、「最高」の雰囲気でした。


我々がこういう賞を受賞できたのも、
皆さんの日々のサポートのおかげさまです。
本当にありがとうございます。


来年も皆さんに「スゴイ」と思われるチーム、
若い挑戦者たちが夢のステップにできるチーム、
そして、海外から日本に刺激を与えるチームを作りたく思っております。


今後とも熱いご声援よろしくお願いします!

Thursday, November 24, 2011

Sunday, November 20, 2011

シンガポールカップ決勝翌日。

先ほどまでAKB48のシンガポール公演行ってました。
負けた翌日ですが。

何事にも気分転換というか切り替えは必要で、
そのチカラが大きければ大きいほど振り切れてしまっていた針が
一気に反対側に行くと思ってます。
なのでAKB、全力でアリだと思うのです。
選手たちも何人か来ていて騒いでスッキリしていたようなので、
そのあたりのコントロールはやっぱり上手いなあと思ってしまうのです。
(コレナガも一緒に騒いでいたわけですが。)

さて、シンガポールカップ決勝、負けました。
色々理由はありますが、良いサッカーはできませんでした。
ただ、選手たちの気迫と全力プレーはこれまででも最高だったと思います。
戦う姿勢が全面に出ていて、素晴らしかった。
感謝してますし、誇りに思います。

さて、いつもの試合後メールをBlogにも載せときます。


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熱いご声援ありがとうございました。
期待にお応えできずに大変申し訳ございません。
大きなチャンスを逃してしまったと思っております。

しかしながら、負けた試合ではありますが、
今日ほど、皆さんからの強烈な「祈り」が届いたことを感じたことはありませんでした。

アルビSのトップスコアラーであるFW井畑が出場停止、
Sリーグでも有数のヘディングを持つDF山下が負傷と、
厳しい状況で決勝戦に臨まなければならなかった上、
56分には、ピッチに足を取られたMF堀田が負傷退場。
これでもかと言わんばかりの逆風。
まさに、緊急事態の状態で試合が進んでいました。

しかしながら、祈りのチカラ。

迎えた危険なシーンで、
何かに魅入られたように相手のシュートが枠を外れることが何度あったことか。
相手のシュートをゴールライン上でクリアしたこともありました。
さらには、DFを破られてゴールネットを揺さぶられた2回のうち2回が、
主審の判断で取り消されようとは、誰が想像したでしょうか。

会場での熱いご声援。
TVでご観戦いただいた方のご声援。
遠く日本からの熱い想い。

そんな全てが入り交じった、
文字通りの「見えないチカラ」がJalan Besar Stadiumで渦巻いていました。
正直、こんなに感じたことは今までありませんでした。

そして、そのチカラは当然、選手たちにも伝わっていました。
普段のような華麗にパスで崩す場面はあまり見ることができませんでしたが、
乾の中央からのドリブルやブルーノの抜け出しでチャンスを作り、
おそらく勝負を決めるであろう「1点」をチーム一丸となって奪いに行きました。
しかし、さすがにリーグ戦首位のHome Unitedの守備は固く、
なかなか決定機すら作ることができません。

それでも、選手たちは戦い続けました。
ときに体を投げ出してディフェンス。
相手選手と体をぶつけ合いながら必死でボールに食らいつきます。
油の乗り切った年齢のそれこそ大柄な黒人選手や外国人選手を相手に、
若い日本人選手たちが、全精力を振り絞って戦っている。
しかも、相手には代表選手が顔を並べている。
それだけで、誇りに思えます。

しかし、相手のフィジカルを生かした圧倒的な攻撃が、
アルビSの選手たちの頑張りを上回る瞬間が訪れます。
118分。
PK戦突入まで残り2分、というところでした。
相手のロングボールにヘッドで競り負け、
ゴールライン上でスライディングで詰められ、ネットを揺すられます。

ついに、力尽きた――。
そう感じた、瞬間であり、プレーでした。

年に何度かある「絶対に負けてはならない試合」で負けました。
ピッチの上でどれだけ努力をしようが、最高の根性を見せようが、
この「結果」だけは変わりません。

ならば。
この「失敗」から一つでも多くのことを学び取ってもらいたい。
まだまだ残りのサッカー人生、
そして彼らを迎えるであろうその後の長い人生に役立ててもらいたい。
2011年11月19日のことを一生忘れないでもらいたい。
大きな転機としてもらいたい。

そしていつか、この経験を日本のために役立ててもらいたい。

そう、思うのです。

失敗から得るモノのほうが、成功から得るモノよりも多いことは間違いありません。
住み慣れた日本よりも遙かに刺激の多い「海外」で、
敢えてチャレンジすべく若い時期を過ごしている選手たち。

大丈夫。
あなたたちならこの失敗を必ずや成功につなげてくれると信じています。
まだまだ、頑張れ。

ホンモノの勝負は、ここから。

今後とも熱いご声援よろしくお願いします。

Friday, November 18, 2011

シンガポールカップ決勝。

明日はシンガポールカップの決勝です。

ここまで来たらもう何もできることはありません。
ただただ、選手たちを信じています。

以下、今回の試合告知メール。

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お世話になります。
アルビレックス・シンガポール是永です。
11月19日(土)は2011シンガポールカップ決勝 vs Home United FCが行われます。


Sat 19th Nov 19:45-
vs Home United FC
@Jalan Besar Stadium
http://g.co/maps/9ja5g


リーグカップのタイトルを獲得し、
残念ながら優勝こそなくなりましたがリーグ戦では首位争いと、
大躍進を果たした今季。
その総決算は、この土曜日、シンガポールカップ決勝。
相手はリーグ首位のHome United。
想像を絶する激戦となるのは必至です。
その逆、我々のチカラを証明する舞台は完璧に整った、と言えます。

開幕前に「優勝」という目標を掲げ、
文字通りひたむきに努力してきた選手たち。
南国特有のスコールにまみれながら、
ゆるいピッチに泥だらけになりながら、
ときに負傷の痛みを堪えながら、
歯を食いしばって毎日のトレーニングに励みました。

選手たちひとりひとりは彼ら自身の「未来予想図」を設定しています。
「数年後にはこうなっている」という明確かつ具体的なイメージを持って、
ひたすらに耐え、ひたすらに精進し、目標に突き進んできたのです。


ただ、そこは海外リーグ。
いざ試合が始まれば、
足ごとかっさらいに来るような相手のラフプレーもありました。
「全試合アウェイ」という環境で不可解なレフェリングも毎試合のようにありました。
選手たちがやりきれなさに涙を流したことは、一度や二度ではないことを知っています。


しかし、あなたたちの「覚悟」はそんなもんじゃなかった――。


とにかく戦う姿勢を前面に出して、
ポジティブな試合運びを見せ続け、
リーグNo.1の得点力を誇るまでに爆発し、
素晴らしい試合をたくさん見せてくれました。
「シンガポールで最もクオリティの高いサッカーをしている」というメディアの評判には、頷くしかありません。
そして、クラブ初のタイトルまで取りました。

敢えて断じますと、最高のチームです。

現実的には明後日で「2011シーズン」という一つのストーリーが終わります。
どうせ終わってしまうのならば、
目一杯戦って、全力でオレたちらしい最高のサッカーを見せて、
最高のストーリーで終わらせよう。

どのチームの選手たちよりもサッカーが大好きで、
毎日のトレーニングに真剣に向き合っているあなたたちには、
それが、できます。

やろう。



再び、皆さんと一緒に歴史を作りたく思っています。
皆さんのスタンドからの強い後押しが必要です。

熱いご声援、何卒よろしくお願いします。

Thursday, October 20, 2011

新潟物産展。

10月14日からシンガポール伊勢丹Scotts店にて、新潟物産展が開催されています。

アルビレックス新潟シンガポールもサッカーだけやるわけじゃなくて、
少しでも新潟に恩返しをさせてもらいたいという想いで、
3年ほど前に県庁さんにお邪魔して「やりましょうやりましょう」とお話させてもらって、
一旦は難しいかなあと思っていたのですが、その後、色んな流れの中でいつの間にか開催が決定。
県庁さん、ありがとうございます。


そして、Canonさんにご協力いただいて写真をたくさん作らせてもらい、
なんだか「アルビレックス展」のようになっている伊勢丹のエントランス。


正面には亀田製菓さんのブースがどどーんとあって、
こちらもアルビレックス一色に拍車をかけてます。


21日にはアルビレックス新潟チアリーダースの皆さんも日本からいらっしゃるので、
なんと伊勢丹で踊っていただく!と。
(その後のウチの試合でもパフォーマンスしていただけます)


選手たちにも協力してもらって、餅つき大会に参加。
この日はブルーノと小林一貴だったのですが、大盛況。


こちらがアルビブース。



コレナガも数日行かせていただき、せんべいや海老しんじょうやお米などなど、
たくさん買わせていただきました。

で、新潟の食べ物は美味い!
これにつきます。

回し者かと思われるかもしれませんが、
そもそも千葉出身なのであんまり関係がないのです。
単純に美味い。

そして今回、最大の発見が「かんずり」。
以前から話には聞いていたのですが、抜群です。

唐辛子を雪の上にさらして、アクが取れ辛味が柔らかくなったものをすりつぶし、ゆずなどを加えて熟成させて作る。かどが取れた円い辛味と塩気、麹の甘み、ユズの香りとがよく調和した辛味調味料である。鍋料理のポン酢醤油に加えたり、焼肉冷奴ラーメンの薬味など、幅広い料理に用いることができるほか、そのままなめて酒の友とする。


興味深い製造方法もさることながら、これが感動的に美味くてですね、
一日一本ペースで食べてます。

新潟物産展は10月23日(日)で終わってしまうので、皆さま、今のうちにぜひぜひ。

Friday, September 30, 2011

80%を3回繰り返す。

煮詰まってどうしようもないときは誰にでもあるのです。
そういうときはほとんど仕事が手につかない。

やってしまえば大して時間がかからないあっさりとした作業でも、
「いやだなー」、「面倒だなー」という言葉が10回くらい頭の中で反芻されると、
いつの間にか「ビール呑みたいなー」に変化します。
これ、常識です。

また、それとは違うパターンで、
やりたいことばかりが多いときなどもこの状態になります。
「ああなったら楽しいよな」、「これをこうしたら正解じゃん!」
なんて妄想に励んでいるうちに、膨大な作業を目の前にしてしまってクラクラ。
とくに、一方的偏向妄想癖の強いコレナガにはそういうことがよくあります。

どちらかと言えば2つ目の方がややこしいので、
自分なりのその解決方法を備忘録的に書き残しておきます。


①調査・ネタ探し
ここには時間をかけます。
考えられる限りの可能性と徹底的な調査を行います。
毎日の継続でちょっとした変化に気づくときもあります。

基本は「守破離」ですので、
とにかくマネできるところをどんな業種とかネタでもいいので調べまくります。

ただ、この段階であまりに成功だけを追い求めると、
「ちょっと面倒だなあ」などと考えてしまいがちです(よね…?)。
個人的にはふわふわ色んな本を読んだりWEBを回っているだけで
置かれている自分の環境と勝手にいつかつながる気がしてます。

もちろん、たくさんの人との会話の中にも大きなヒントが隠されていると思います。
コレナガは特にこれを重要視しているので、
(たぶん)面倒臭がられない程度に業種を問わず電話かけさせてもらったり、
色んな人とお会いさせていただきます。
別に用がなくても「最近どうです?」みたいな。


②100を規定する。
ここ、重要です。
ピーンと来るネタが見つかった場合、全体像をいち早く頭の中で形成します。
  • 目的
  • 収益構造
  • ステークホルダー
あたりを重点的に、夢はムチャクチャでっかく、けど数字は厳しめに。
色んな人を巻き込むようなアイデアを練り込んでいくことが寛容だと思ってます。
この段階は100を明確にすることです。
これが70だったりとか、あるいは150だった、のように、
ここでの読みが甘かった場合、これ以降の展開はおそらく残念になると思われます。


③80%を3回繰り返す。
さて、いざ作業にとりかかる段階。
ここで最初から100%を狙って段取って作業していると…、
とてもじゃないけど時間が足りません。
というか、100を目指すのって精神的に疲れる。
「100じゃなきゃダメだ…、100なんだ…」
って追い込むことが必要になるので、
毎日新しい仕事を考えなければならないコレナガのような小さな会社の経営者には難しいです。
少なくとも、コレナガにはムリ。

なので、ここが最重要ポイント。
「とりあえず80%くらい進めてみるか」と、なんとなーく手をつけてみる。
この大きなメリットは時間の使い方が格段にうまくなるということ(と思ってます)。
いきなり100%を狙う場合と比較した場合、
体感的にはおそらく10%くらいの時間で済むのではないでしょうか。

で、80%が終わったら、その記憶があるうちにもう一度80%を
とは言っても同じことを繰り返すわけではありません。
(だから記憶があるうちに、ということですね。)
クリアしているだろう80%の部分はある程度信頼して、
残りの20%に向かって80%の法則を発動させるのです。

つまり、
20% × 80% = 16%
が、既にクリアしてある全体の80%に加えられるわけです。
ってことは、何と96%が終わったことになります!

そして同じように、さらにもう一度だけ80%の仕事をすると…、
(残り4%に対しての80%ということですね。)
同じように計算すると、何と99.2%が終わることになるのです!
そして、残りの0.8%については、全体を見直すついでにチェックするようにしています。



…などと長々と書いてみましたがおそらく結局は簡単なことで、
ウダウダ迷ってるくらいだったらとにかく手を動かした方が早い、
ということなんでしょうね。





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Thursday, September 22, 2011

今さらアジア2次予選。

7月末にアジア2次予選を観にマレーシアに行ってきたのですが、
Blogの更新滞っていてどうしようかなあ、と思っていたら、
昨日U-22の試合があったのでこのタイミングで掲載させてもらいます…。
当時のネタですので、少々状況変わってます。
(シンガポールが最終予選に進むんじゃないか?とポジティブに思ってたら2連敗…、みたいな)


もう住んでそろそろ5年目に突入しようかというシンガポール。
何と言うか、ナショナリズムを勝手ながら感じることもあったりして、
第二の故郷のような気分になりつつあったりします。
国歌をみんなが歌っているときは鳥肌立ったりしちゃいます。

さて、コレナガは何かにつけて、
「これからはアジアサッカーがアツい!」などと言い続けているのですが、
その一面がふんだんに出たいいサンプルが先月ありました。
いやはや、アツいです。

それが、ブラジルワールドカップアジア2次予選。
1次予選を勝ち上がったマレーシアと2次予選で待ち構えたシンガポールが対決、なのです。
ご存じの方も多いかと思いますが、シンガポールとマレーシアは歴史的に深い因縁があります。
例えば、シンガポールはマレーシアから独立した国で、
今や一人当たりGDPでは日本を抜くほどの経済大国になったのに対し、
マレーシアは成長こそしているものの一気に追い抜かれてしまった、とか、
隣接する国同士ですから領土問題や開発関係の問題も常時あふれています。
ちなみに、シンガポールはマレーシアに水や電気といったライフラインを依存していて、
マレーシアからは「ナメたこと言ってると止めちゃうよ」と定期的に脅されているものの、
あちらもシンガポール無しでは生きていけない国になってしまったので、
あまり大きなことも言えない。
こういった駆け引きは日常的に行われている感じです。
詳しくはWikiをご参照ください。

ですので、シンガポールとマレーシアの関係を日本と韓国に置き換える方もいらっしゃいます。
両国の問題の内容はさておき、その「熱」はかなり近いものがあるんじゃないかなあ、と。


さて、2次予選に話を戻します。
以前更新したように、2次予選は1 on 1のガチンコ対決。
抽選によってまさかのシンガポールvsマレーシア。
このホームアンドアウェイは、それこそ国家の威信をかけた一戦となったのです。

シンガポールで行われた1stレグは5−3でシンガポールの勝利。
2点差以上で負けなければ(しかも0−2、1−3、2−4)OKというかなり有利な展開で、
しかもここのところ8試合は引き分けしかない。
ところが、新聞では「シンガポールは0−2でマレーシアに負ける」なんて堂々と予想している
シンガポール人の評論家もいたりして、
「自国に関心は高いけど自信が持てない」という、
実にシンガポールらしい側面が見えたりします。

シンガポールで行われた5-3の1stレグは、
一旦は4−1でリードされながらも一時はぐぐっと同点に追いつきそうになったマレーシアに
圧倒的なモチベーションをもたらしたようです。
「次は2−0でいいのか!」みたいな。

話は逸れますが「なぜ、シンガポールは自信が持てないのか?」という件。
おそらく、そもそ資源がないので他国に依存しなければ生きていけない国、そして色んなものが手に入りすぎる環境にあるからなんじゃなかろうか、と思うのです。

衣食のほとんどすべてが輸入品ですし、しかもおカネを持ってる国なので良い物が揃っているわけです。特に自国で何かを作るという必要(というかそのリソースも)がなかったから、「自国のモノを育てる」という文化があまり育たなかったんじゃないでしょうか。

まあでもしかし、
日本代表からJリーグへと人気が流れていったときのような状況が、
今まさにシンガポールで見えそうで見えなかったりするので、
非常に面白いタイミングです。
「代表が結果を残す→リーグに注目が集まる」のような。
もちろん、Sリーグが盛り上がればウチのクラブにとっても嬉しい展開になるのです。


さてさて、前置きが非常に長くなってしまいましたが、
とにかく第1戦の快勝(5−3)に心を打たれたコレナガは
「こりゃ、アウエイは絶対に行かなければならん」と思ってしまって、
リーグカップの準決勝と決勝の間というスケジュールを縫って
マレーシアはクアラルンプールに向かったのです。

85,000人収容(一説によると100,000人収容)のBukit Jalil National Stadium。
チケットは60,000枚がすぐに売切れ。
残りの25,000枚も3時間で売切れ。
恐るべし、マレーシア。

飛行機が50分遅れ、さらにイミグレで1時間待ちということで、
協会の手配してくれたバスに乗れなくなったので直接向かいました。
むむ、アウェイの洗礼。

ひどい渋滞と人混みで、スタジアムに着いたのは試合開始1時間前。
協会の人間にチケット頼んでおいたのだが、
VIPの入り口で人多過ぎで携帯電話つながらず30分待つ。
ここでも、アウェイの洗礼。

まあでも、スタジアムが素晴らしい。
霧に煙る感じとかホーンの感じとか、欧州のトップリーグというか、
カンプノウにいるような気がする、と言っても過言ではない感じ。
こんな身近にあったのか、と。
何せ85,000人ですから。
(後日、100,000人がスタジアムに押し寄せていたことを知る…)
残念ながらこのクラスのスタジアムはシンガポールにはありません。



マレーシアのホームユニフォームは青でした。
数カ月前に変わったらしいんですね。
以前は黄色と黒だったのですが反政府的活動の象徴が黄色らしく、
試合を政治的な集会の場にされたらかなわん、と、
ものすごく政治的な理由で変更があったようです。
マレーシア人の多くはまだ黄色を着てました。
(U-22の日本戦で観たアウェイユニは黄色でしたね)


試合は2−2の引き分けに終わり、見事にシンガポールが3次予選進出。
こういうビッグマッチを経験することは選手だけでなくサポーターを強くするんでしょうね。
この日シンガポールからやってきたサポーターは400人くらい。
ずーっと罵声を浴びてましたが、「厳しいところで一緒に勝った」というのが
強い連帯感を生んで、ウルトラになって行くのでしょう。



東南アジアのご多分に漏れず(シンガポール除く)、
バイクで皆さん集合です。


スタジアムまでの通路も盛り上がってます。
日本代表戦を思い出しました。



スタジアム前。
夕暮れ時のいい雰囲気です。


2-0でも良かったはずなのに、何で3-0なんだろう。
とにかく、この紙を掲げてた人がたくさんいました。

スタジアム見えてきました。



マネキンは別売りです。



ほとんど進めない。



正門。
やっと到着。


サッカー専用スタジアムではありませんが、かなり近代的です。


イタリアあたりのW杯予選なんかよりも熱気あります。


UEFA CLが開催されても文句ないレベル。


「100% MALAYSIANS」というのはつまり、
帰化選手が数多くいるシンガポールを揶揄しているというわけですね。



一応、理事をやらせてもらってるのでいい席準備してもらいました。
革張りです。
ここに限らず、基本的なファシリティがスバラシイ。

ここのあたりにも各席に国旗が置かれているのですが、
シンガポールサッカー協会に席割り振ってるの分かってるんだから
ここに置いておいても使うわけないだろ、と。


シンガポールサポーターたち。
スバラシク熱かった!


試合後の夕食会にもご招待いただいたので行ってみました。
スポーツ大臣が選手たちにお話ししてます。
ちなみにマレーシアにおいても大臣効果は凄まじく、
我々ご一行も大渋滞の中パトカー先導でスイスイ。
翌朝の空港までの道もパーフェクト。

Sunday, September 11, 2011

4ー0の勝利。

前節の7−2に引き続き、昨日は4−0の圧勝。
2試合とも上位との対戦で、しかも、アウェイ。
昨日はシンガポール代表も3、4人出てたかと。
苦しい時間帯を我慢して、自分たちの時間が必ず来ると信じて戦う。
選手たちはすごいなあ、と思うのです。

それでも、まだ優勝を意識するには早いぞ、と。
現在の首位とのポイント差は2。
相手は1試合少ないので実質5くらい負けてるつもりで、
1試合1試合を大切に戦っていくだけ。
このあたりを選手たちはよく分かってくれているので安心です。












Thursday, September 08, 2011

スゴイ試合を観た。

2011年Sリーグ第24節。
2失点してから7得点という大逆転劇。
しかも相手はこれまで22試合で15しかしていなかった堅守を誇る昨季優勝チーム。

あくまで大事なのは次節の首位との決戦。
これであっさりと負けてしまったらこの試合は意味がなくなってしまうんだけれど、
あまりの選手たちの我慢というか落ち着きように感動してしまったので、
いつもの(迷惑)メールをBlogにエントリしてしまうことにします。

こんなメールを欲しい方は以下のリンクへ。
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お世話になります。

アルビレックス・シンガポール是永です。
Sリーグ第24節の結果をご報告させていただきます。

【Sリーグ第24節の結果】
Wednesday, September 07, 2011 1930hrs
Queenstown Stadium
Etoile 2 : 7 Albirex
/E/
Sirina Camara 18'
Aly Doumbouya 19'

/A/
Shotaro Ihata 29'
Kunihiro Yamashita45'
Tatsuro Inui (Pen)50'
Shotaro Ihata 66'
Bruno Castanheira68'
Shotaro Ihata 73'
Tatsuro Inui 88'

《スターティングメンバー》
1 松下泰士
2 林隆太(15 藤岡大輝 85')
21 山下訓広
20 川上典洋
5 小林一貴
4 松井敬佑
6 下野淳
8 櫻田真平
9 斎藤陽介(7 ブルーノ・カスタニェイラ 16')
11 井畑翔太郎
10 乾達朗(17 小林啓太 89')

ベンチ入りメンバー :
22 稲垣和弥、15 藤岡大輝、14 奥山武宰士、16 坂本貴浩、17 小林啓太、18 提坂俊介、7 ブルーノ・カスタニェイラ

《フォーメーション》
_____11_____
_10_______9_
___8____6___
______4______
_5__20__21__2_
_______1_______

試合詳細はこちらをご覧ください。
http://www.plusblog.sportsnavi.com/albirexs/article/381
http://www.albirex.com.sg/index.phpoption=com_albirex&view=gameresult&Itemid=105&lang=ja


熱いご声援ありがとうございました。
皆さまのご声援のおかげさまで強豪相手に大勝することができました。

長い間、サッカーに関わらせていただき、
日本国内、アジア、欧州を含め、たくさんの試合を観させてもらってきました。
しかし、こんな衝撃的な大逆転劇を観たのは初めてかもしれません。

序盤から相手のフィジカルを生かした激しいプレスを前に、
なかなかいつものボール回しを見せられないアルビS。
その上、16分に先発出場の斉藤が足を捻挫して途中交代を余儀なくされます。
そして、18分に相手のスーパーボレーがネットに突き刺さり、
19分にはキックオフのボールを奪われ、そのまま失点。
逆境が立て続けにアルビSを襲います。

特に2失点目。
失点した直後のキックオフのボールをあっさりと奪われ、
為す術なくあっさりと許したゴール。
明らかにメンタル面での課題が浮かびました。
リーグ戦のタイトルを目指しての天王山でのこのプレー…。
しかも相手はリーグNo.1の堅守を誇るエトワール(22試合で15失点)。
「このままガックリとうなだれてしまって、もう終わってしまうのか…」
というイヤな予感が頭をよぎりました。

しかし選手たちからは、
「ここから、ここから」
「まだ慌てる時間じゃない」
と、誰彼となくお互いに声を掛け合い、チームを冷静に鼓舞し続けます。

9ヶ月間ともに戦ってきたチームメイトへの厚い信頼。
そして、タイトルを獲ったという強い自信。
2点のビハインドと足ごと刈り取られるようなプレッシングに対して、
ナーバスにならず、慌てず。
着実にゲームを組み立ていきます。

そして迎えた29分。
左サイドの乾からファーポスト際で待ち構える井畑に、
針を通すようなグラウンダーのパス。
DFの股間を抜けたボールが井畑の足元へ渡ったと思った次の瞬間、ネットを揺らします。
まず、反撃の口火。
1-2。

前半終了間際の45分。
櫻田セットプレー崩れで前線に残っていたDF山下が、
相手コーナーでのプレッシングでボールを奪った櫻田からのダイレクトのクロスに
「利き足の頭」で合わせて、今季初ゴール。
2-2。
最高の時間帯に同点に追いついたことで、否が応にも逆転ムードは高まります。

後半に入ってすぐの50分。
井畑がオーバーラップした林を囮に使いながら「ぐりっ」とエリア内にドリブルで侵入。
横パスを中央のブルーノへ。
DFをちょん、とかわした直後、相手の足がブルーノを引っ掛けていました。
PK。
これを乾が冷静に沈め、ついに逆転。

勢いの止まらないアルビSは66分。
林が相手選手と競り合いながら何とか粘って頭でパス。
これを受けたブルーノが右サイドを独走。
DFをボール1つ分だけかわしてファーサイドへ鋭いピンポイントクロス。
再び待ち構えた井畑が冷静にヘッドで突き刺します。
これで、4-2。

さらに直後の69分。
小林一貴が冷徹な左足でサイドチェンジ。
鋭いボールはブルーノの足元へ。
抜けだして縦に突破、と見せかけて中央へ。
刹那、左足を振り抜いてネットを揺さぶります。
5-2。

さらにさらに、こうなっても受けに回らず、73分。
ブルーノのスルーパスに抜け出した井畑がエリア外からパーフェクトなループシュート。
GKは一歩も動けず、ただただ、ボールを見送るのみ。
6-2。

最後は88分に乾が自ら得たFKを最高のコースにねじ込んで、ゴール。
7-2。
大大大大大逆転劇の幕を、見事に降ろしました。

「7得点」は、アルビS史上最多得点。
また、今季のSリーグの最多得点試合でもあります。
何より、2失点を喫してからの7得点。
そして簡単な相手ではなく、リーグ最高の守備陣を擁するチーム。
言わずもがな、今後の期待がふつふつと高まります。

さあ、土曜日は首位Home Unitedとの直接対決。
中2日の厳しいスケジュールではありますが、
これを制することができれば、
選手たちが最近になって当たり前のように口にしている
「3冠」が、現実的になってきます。

アルビSのクラブ史上、最も大きな天王山であることは間違いありません。
日頃アルビSを気にしていただいている皆さま、スタジアムで感動を、共有させてください。

皆さまお誘い合わせの上、
スタジアムで熱い、熱い、サポートをよろしくお願いします。

今後とも熱いご声援よろしくお願いします。

《クラブハウス完成!》
ついに、アルビレックス新潟シンガポールのクラブハウスがJurong East Stadium内
に完成しました!
http://bit.ly/nFfJwO

ファンとクラブの交流のために設立されたクラブハウスには、
皆さんがお越しになりやすい「我らがホームスタジアム」内にございます。
既にオープンしていますが、これから来月頭にかけてさらなる装飾が加えられる予定です。
アルビレックス新潟シンガポールの新たな展開に是非、ご注目ください!

《Facebookページ、はじめました。》
http://www.facebook.com/ANFC
↓アルビSの個人ページも引き続きよろしくお願いします!
http://www.facebook.com/ALBIREX.Niigata.FC.Singapore

Tuesday, September 06, 2011

シンガポール vs イラク(ジーコ監督)。

というわけで、観戦して帰ってきたわけですが、虚しさ満点です。

中国戦で見せた一瞬の輝きをシンガポールが再び見せられるのか、
イラクを率いることになったジーコ監督のサッカーは日本代表の時と比べてどうなのか、
楽しみにして行ってきたのですが…。

シンガポールにとってちょっと前までアジアカップチャンピオンのイラクは明確に格上。
それでも失うものなんてないわけだし、

アドバンテージが取れるとすれば、
1)FWデュリッチ
2)人工芝
3)暑さ
の3つだったと思うんですね。

グラウンダーのパスを走らせて、
後方だけでもボールをキープしながら相手を走らせて、
スキを見つつデュリッチにグラウンダーのくさびを打ち込む。
周囲がきちんとデュリッチのサポートをする。
これでだいぶラクになったはず。
少なくとも今日のように滅多矢鱈なロングボールのこぼれ球を拾われて、
簡単にカウンター食らって押し込まれて、
挙句、こぼれ球ミドル打たれるみたいなパターンはだいぶ防げたはず。

確かにイラクもデュリッチ対策として大型のDFを2枚ほどケアさせていたので、
なかなか思う通りにいかない部分もあったと思うのですが、
前線が準備できていないノーチャンスのロングボールを、
しかもデュリッチ以外のところに、放り込む。
でも何とかこぼれ球を拾って…、って繰り返してましたけど、
これ、ロングボール蹴ってる方が疲れます。
こぼれ球へのサポートのためのダッシュは疲れます。
そのうちに足が止まってキックの精度も低くなり、全くチャンスがなくなる。
なのに、何故、蹴り続けるのか、と。

4-2-3-1同士の戦いということでシステム自体は同じだったのですが、
習熟度というか、狙いの見えるレベルが残念ながらイラクの方が上。
イラクもそんなに緻密なことはやってないんだけど、
シンガポールには全くない。ゼロ。はあ。

さて、ジーコ監督率いるイラクですが、
「攻撃は自由に」という日本代表のときのスタンスよりも、もうちょっと狙いが見えました。
中央のエリアのちょっと外でトップにグラウンダーのパスを当ててのワンツー。
狭いエリアでこれを行い、パスアンドゴーは確実に。
で、ダメそうだったらサイドに展開。
という狙いは明確に見えました。
選手間の距離、特にトップのマフムードとトップ下のアル=ザーラのそれが近かったため、
良いボールが収まった場合はシュートまでかなりの確率で持ち込んでいました。
二人は同じチームでやってますし、関係はかなり良かったです。
ディフェンスに関しては相手FWには激しく当たりに行くものの、
簡単にかわされたり、バイタルエリアがぽかーんと空くタイミングもかなりあったので、
個人としても組織としても現時点では大したことがないという印象(少なくとも今日は)。

  • 選手の能力:若干イラクが上
  • チームの約束事:圧倒的にイラク(シンガポールからは何も感じられず)
  • 経験:イラク
こんな感じでした。

じゃあイラクが絶対に勝てないチームかと言えばそんなこともなく、
人工芝のピッチと、暑さという強みがあって互角に持ち込めるくらいの差です。
実際になれない人工芝でつまらないミスもかなりありましたし。
失点も崩されまくったものでもなく、DFとGKがのミスが原因。
なので、0−2というスコアは残念。

あのメンバーで狙いを持ったサッカーができれば、
もっと上を目指せると思うんですけどね…。


で、試合終了後の会見をどんなもんか見に行ったら、
シンガポールのチームマネージャー曰く、
「イラクは強かった。だが、我々には見逃されたPKが2つあった」
なんてことを言ってるんですね。
それで終了。

もうね、どうしたもんかと。
問題はそこじゃないぞ、と。

シンガポールサッカーをいち当事者として、そして愛する者として、
大変憂慮しているのです。


とりあえず、明日のウチの試合(リーグ戦)は、
良いサッカーをして勝ちたいなあ、と、
消化不良の夜を過ごしつつ思ったわけです。

Friday, September 02, 2011

中国vsシンガポールダイジェスト。

日本代表のウラでW杯3次予選の中国 vs シンガポールがTVでやっていた。
実はけっこう楽しみにしていた試合。

もうこっちに住んでそろそろ5年目にもさしかかるし、
シンガポールサッカー協会の理事だし、
代表監督のラディとは会えば必ずサッカー談義をするし、
もちろん全員知った顔だし個人的に話をする代表選手もいるので、
3次予選まで見事に勝ち上がったシンガポールを情熱的に応援しているのです。
まあ、そうは言ってもFIFAランキング69位と129位の対戦。
誰の得になるのか全くわからないけれど、TVを見てのレポートをしてみたりします。
(2次予選のマレーシアとの対戦は後ほど現地での詳細をBlogにUPする予定…)

現在の中国代表監督と言えば、(ワキ汗で名を馳せた)ホセ・アントニオ・カマーチョ。
この日はジャケット着用のため久々のワキ汗を拝むことはできなかったけれど、
某ポッドキャストでも「面白いからいいや」と名前の由来となった人物ですね。
2002年のW杯ではスペイン代表監督まで上り詰めた監督だけれど、スペイン国内での評価は芳しくありません。

で、試合。
シンガポールは怪我兵役のハリース(この選手、16歳からSリーグでプレーしているかなりの有望株)が不在だったものの、マレーシアとの2ndレグと同じメンバー。

一言で言ってしまえば、中国もシンガポールもチームとしての狙いはほとんど見えない。
なんとなくのスペースへのパス、なんとなくのポストプレー、なんとなくのカウンター。
ただし、193cm42歳、しかも未だ衰えぬFWデュリッチがいる分だけ、
「戦術はデュリッチ」と言い切れるシンガポールの方がやりたいことが明確な感じ。
けれどもデュリッチのサポートはほとんどないため、
お互いにカウンターとセットプレーしか点が取れる攻撃の手段がないという、
W杯本戦に出場できない国同士の代表戦にありがちな展開。

始まってすぐに思ったこと。
シンガポールはちょっとお客さんになりすぎかな、と。
ディフェンスに人数を割きすぎて全く得点の匂いがしない。
確かに中国のほうが実績もあるんだけれど、攻める意欲が見えない。
もうちょっとボールキープできる能力あるのになあ、
もっとサイドからドリブルで勝負できるのになあ、と。

まあ確かに格上だしアウェイだしドローでもいいっちゃいいしな、
なんて思っていた前半33分。
デュリッチが中国キャプテンの横パスをセンターライン付近でカット。
そしてそのままドリブル。
前にはDF一人とGKのみ。
陽気な太っちょFWのキィ・リーとのパス交換で、
最後はエリア内からデュリッチが左足でラクにゴール。
まさかのシンガポール先制。

後半に入るとカマーチョにかなり喝を入れられたのか、中国の動きが見違えるようになる。
運動量が増えてコンパクトに攻め立て、シンガポールは慌てふためく。
効果的なミドルシュートなんかも見れるようになって、
ちょっとこれは怖いな、と。

そんな折、最近代表に定着した21歳のGKイズワンが負傷で退場。
アルビSも何度も泣かされている実力者のライオネル・ルイスと交代。
GKらしい体格のバランスの取れた好GKです。

すると60分。
中国がロングボールからカウンター一本で抜けだしてGKと1対1の状況を作る。
浮き球を相手FWと競り合ったルイスが相手をパンチしてしまうような格好になり、
微妙な判定ではあったけれどPK。

押されっぱなしだったのもあって
「ああ、ここまでか…」
って思ってたら、ライオネル・ルイスがこのPKをスーパーセーブ。
思わず「うぉー!」と叫んでしまった、鳥肌もんのプレーでした。

と思ったら、67分にエリア内で全く不用意なファウルで再びPK。
確かに競り合いの際に相手の肩に手がかかったかのようにも見えたけれど、
まあ普通はファウル取らないプレーだろうな。
倒れ方上手かったのもあるし、何より審判のポジションが悪い。
ともあれ、このPKを決められて同点に追いつかれます。

その直後。
カウンターからドリブルで抜けだしたデュリッチが
エリア内で後ろからのタックルで倒されたんだけれど、
ファウルなし。
これにキレたラディが抗議しながらピッチに入ってしまって退席処分。

正直、これでバタバタしてしまった印象のシンガポール。
72分には左サイドからのクロスをダイレクトでシュート打たれて、
一旦はセーブしたんだけれどこぼれダマをフリーで詰められて再びリードを許す。
興奮してもいいから、せめて相手FWを捕まえておいてくれ…。

で、そのまま試合終了。
持ち味、というか狙いは示して強豪を追い詰めたシンガポールだけれど、
中国の意地とホームの強みに負けたという感じでした。
おまけに試合終了後にエキサイトしたキィ・リーがイエローカードもらってました。
全く、無駄。
後半ほとんど消えてたしなー。

全体的に何と言うか、経験が足りん。
試合がバタバタとしたときに選手たちが我先にと暴れてしまっていては収集がつかなくなる。
もうちょっと冷静に戦うことができれば、まだ1点差だったというのに。
年齢だけ重ねていてもなかなか難しいということですね。
まあでも、シンガポールでベストプレイヤーと思われるハリースがいれば、
もっとマシな試合になったかも。


ちなみに審判団はこの方々。
Referee: Andre EL HADDAD (LIB)Assistant Referee 1: Ziad EL MHAJER (LIB)Assistant Referee 2: Hadi EL KASSAR (LIB)Fourth official: Ali SABBAGH (LIB)
レバノンの皆さんですね。

Sunday, July 31, 2011

祝初優勝。

やっぱり優勝はいいですね。
でも2試合連続のPK戦だったので、あんまり実感がなくって。
またすぐにしなければなりません 笑

当日はあんまり負ける気がしなかったんですね。
チアのみんなが手製の旗作ってくれたり、
スクールのエスコートキッズもたくさん来てくれたり、
在住の日本人の皆さんもスタンドをぎっしり埋めてくれたし、
シンガポール人のファンのみんなも大声で応援してくれたし、
スポンサーの皆さんもたくさん集まっていただきました。

しかも、トーナメントを振り返れば、
そもそもシンガポール代表がAマッチ期間なのでいないし、
強豪が勝手にバタバタと敗れていったり、
見えない力がすごい後押ししてくれていたような。

もちろん、フロントのスタッフも奔走してくれました。
日本から送ってもらった横断幕を貼ったり、
ユニフォームの色をホームのオレンジにするためかなり根回ししたり、
無理矢理チアのダンスを試合開始前にしたり、
ウチのサポーターパスで無料で入れるようにしたり、
前日にスタジアムを無理矢理借りてみたり、
本来は中立地であるスタジアムをホーム色に染めるためギリギリのこともやってきました。
だから、これだけやってダメなら仕方ないな、という心境だったのかもしれません。

とにかく、これまで関わってきてくれた、
スポンサーの皆さん、サポーターの皆さん、選手の皆さん、スタッフの皆さん、日本から応援してくれている皆さん。
たくさんの皆さんの勝利だと思うんですね。
つまり、歴史の勝利。
積み重ねがあってこその今なんだな、ってことを痛感してます。

で、イイ区切りだから「ココに来てからこれまでのまとめ」、
みたいなことを書こうと思ってましたが、
どうも上手くまとまりません。
たぶん脳味噌が「まだ通過点じゃん」ってブレーキをかけてるんだと思います。


とにかく嬉しいので写真をたくさん載せてみます。
こちらの写真は「アルビフォトアルバム」というPicasaを使ったサービスから
転載しています。
そっちにはさらにたくさんの決定的瞬間の写真たちが並んでます。
「誰でも自由に使える写真をクラブから提供する」というコンセプトなので、
個人のBlogなどでバシバシ使ってください。
これを機にぜひぜひ登録をお願いします!

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