Monday, March 28, 2011

つまんねえこと言ってる状況じゃねえだろ。

27日の日曜日にチャリティマッチの記者会見をやりました。
ウチのWEBサイトに動画がUPされましたのでよろしければご覧下さい。
コレナガの英語は誇らしくもジャパグリッシュです…。




会見の要旨もWEBには載せてますので、ご覧下さい。
以下、コレナガの挨拶内容(日本語訳)です。
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まず、シンガポールからの多くの暖かいサポートに感謝します。
シンガポールのすべての方々が、日本を助けることに関わって
下さろうとしていることに深い感銘を受けています。

現在、日本の災害の状況はとても深刻です。
幸いなことに私たちの選手、スタッフその家族に直接的な被害はありませんでした。
しかし、私は「幸い」という言葉を使いたくありません。
たくさんの日本の方々は今もまだ苦しみ、泣いています。

私たちはフットボール・ファミリーです。
私たちが被災者の方々にできることはフットボールをプレーすることだけです。
ですので、私たちはプレーを続けなければなりませんし、
皆さんを勇気づける機会を作らなければなりません。

私はこれまでの歴史が証明しているように、フットボールは泣いている人々を
勇気づけられると思っていますし、混乱を止めることもできると思っていますし、
最高の笑顔を与えることができると思っています。

このチャリティマッチへのシンガポールサッカー協会の暖かいサポートに感謝します。
そしてもちろん、TAKE ACTION FOUNDATIONの中田英寿さんにも。
また、この試合を成功させるために多大なる協力をいただいているSリーグクラブの
会長の皆さん、クラブ関係者に深く感謝します。

私はこのチャリティマッチにおいて、フットボールがどのように世界を救うのか、
そのひとつの可能性を見せることができると信じています。
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TAKE ACTIONのチャリティマッチとしては初めて海外で行うものだと理解してます。
で、知らなかったのですがシンガポールで初めてのチャリティマッチだそうです。


今回の件で皆さんから、
「すごいですね!」
とか
「さすがですね!」
とか言われるけど、やめてください。
全然、エバれるようなことは何もしていません。
コレナガはただ協会で「やろう」って言って、ヒデさんに電話してお願いしただけ。
細かいことはシンガポールサッカー協会が全部調整してくれてます。
コレナガは毎日打ち合わせをしてはいますが、「あれ?」と思うところに茶々を入れてるだけです。
あと下手くそな通訳。
それくらいです。

本当にスゴイのはここまで話を大きくしてくれたヒデさんであり(彼じゃなきゃできません)、
TAKE ACTIONのスタッフの方々であり、シンガポールサッカー協会の情熱溢れる仕事ぶりです。

ついでに言わせてもらえば、コレナガはヒデさんと友達ヅラしているつもりはありません。
同じ1977年生まれで学年は一つ違いだけれど(彼は早生まれ)、
手の届かない遥か雲の上の人だと思っているので、恐れ多くてそんなこと想像もできません。

ただ、僕らは同じ「フットボール・ファミリー」だと思っています。
それぞれの立場で「日本のためにやれることは何だろう」と考えた結果、こうなったというだけです。

この感覚って誰でも一緒で、それがクラブ関係者であれ、協会の人であれ、選手であれ、サポーターであれ、
「何かできることやろうよ!」という人の想いと行動が、今の日本に必要なことだと思うんです。
サッカーで言えば明日の日本代表 vs Jリーグ選抜もそうですし、
Jクラブもいくつかの練習試合をそのまま慈善試合にしたりしている。
それを観に行ったサポーターたちは被災地の方々への支援をチケット代や募金という活動を通して行える。
一人づつの小さな熱い想いが集まって、大きな力を産む。
サッカーからはじめられることもたくさんあるんだ、という証明を積み重ねているんだと思うんです。

毎日被災地にいる方々のニュースを見るたびに、
モヤモヤしてウズウズして「何かしなくては!」と吹き上がってくる想いは、誰だって一緒だと思うんです。
だから、何かをはじめればイイと思うんです。
それが、ムーブメントにつながるのです。

そして、サッカーというスポーツは、そのムーブメントが最も世界中に広まりやすい性質を持っています。
だから、言葉にすると短いけれど「スゴイ」と思うのです。


で、言っちゃいますけど、
今回、TAKE ACTION FOUNDATIONも、金銭的なメリットは何もありません。
誤解のなきよう。
ヒデさんのことを色々言う輩もいるけれど、つまんねえこと言ってる状況じゃねえだろ、と強く言いたい(だいたい事実とも違うし)。
彼は今、非常にシリアスに日本の状況を受け止めている、と会話の端々から強く感じます。
被災地のこと、経済のこと…、復興に向けての課題の何と多いことか!
そんなことを彼は十分すぎるほど理解していて、今が緊急事態だということを知っています。
そしてものすごく危機意識が高かったから、コレナガの電話にもすぐに反応してくれたのだと思います。

曰く、
「震災が起きてから全ての仕事をキャンセルして、色んな国に行って自分にできることをしてます」
ホントにTAKE ACTIONのスローガン、「何かできること、ひとつ。」を地で行っているわけです。
だからもう一度言いたい。
つまんねえこと言ってる状況じゃねえだろ、と。


さて、本日からヒデさんのトレーニングに付き合わせてもらってます。
「コレナガさんサッカーやらないの?」と誘われたので。
参加者はヒデさん、マネージャーさん、コレナガ。
ウチの新田トレーナーが準備したアジリティを中心としたサーキット的な厳しめのやつです。
全然ボール使わない、コレナガがもっとも苦手とする全然楽しくないやつです。
(この局面において、新田は鬼です。)

「コレナガさん、抜いてる抜いてる!」
「悪いところは理解しようとしてないところだね!」
など、元セリエA選手にドヤされながらも、回数をオマケしてもらったりして何とか最後までついて行けました。
スタジアム貸し切って真っ昼間にやっているので本気でクラクラします。
しかしながらヒデさんにインターバルを与える貴重な要員として、あと3日間やれるだけやります。


でも、どんなに頑張っても、当日の試合にコレナガは出れません。
むう。

Friday, March 25, 2011

Courts Young Lions。

シンガポールサッカー協会も日本への支援へ一生懸命協力してくれています。
昨日リリースしたチャリティマッチについてだけではなく、
明日行われるCourts Young Lions vs Albirex Niigata FC Singaporeは、
入場料全額を被災された子どもたちのために全額寄付、です。
大感謝、です。

Young Lionsは、イコール、シンガポールU-23。
世代別代表がそのままトップリーグに参加しているという世界でも極めて特殊な例ですが、
年間を通じてチームとしてトレーニング&試合ができるというのは非常に効率的。
(そのせいでACLに出れなくなってしまっているというのもある)
少ないリソースを最大限有効に使おうとするシンガポールらしい判断ですね。

で、Young LionsのWEBサイトを久々に覗いてみたらムチャクチャグレードアップされていて、
いつの間にか動画など始まっていて、
3年前からやってるウチの動画のクオリティを一瞬で抜き去った模様…。
ニシオ動画担当がんばれ。

昨年のウチとの試合の様子も含まれていたので転載しておきます。
http://courtsyounglions.com/

Thursday, March 24, 2011

ヒデさんとのチャリティマッチ。

やっとリリースできました。
4月2日(土)にチャリティマッチやります。
中田英寿さんのTAKE ACTION FOUNDATIONとシンガポールサッカー協会に全面的な協力をいただき、
「S League Cares. TAKE ACTION with Albirex Niigata Singapore FC」
というイベントを開催させていただきます。

チャリティマッチの開催ついて (アルビレックス新潟シンガポール公式WEB)

チケットの価格や販売方法、詳細は日曜日の記者会見で発表となりますので、
現在のところお伝えできるのはWEBに載っている内容が全てです。
(チケットのお問い合わせで電話が鳴りっぱなしなのですが、まだ何も言えません…)

アルビレックス新潟シンガポールはご存知のように小さなクラブです。
そして我々はサッカーしかできません。
ただ、海外で唯一の日本人だけのプロスポーツクラブとして我々にしかできないことがあると自負しています。
今回の震災に対しては「サッカーで日本をサポートする」ことが我々の使命だと強く思っています。
同時に、我々だけで色々と活動しても、せいぜいメディアを使ってシンガポール国内へ伝えることができる程度。
ハッキリ言って巨大なムーブメントを作るには現状ではやや力不足で、さほどクリティカルな効果(募金の金額)がないことも分かっています。

それでも少しでも日本のためにチカラになりたい――。

そう思っていたところを、ヒデさんが全面的に助けてくれました。
感謝してもしきれません。


Blogを読んでくださってる皆さんにはピンと来るかもしれませんが、
しばらく調整させていただいていたのはこのことでした。
(今も開催に向けて調整は続いていますが…)

3月14日:理事会があってチャリティマッチを提案。
3月16日:シンガポールサッカー協会の担当者と打ち合わせ。チャリティマッチ日時と概要仮決定。
3月17日:ヒデさんに電話。日時と想いくらいしか伝えなかったが「分かりました。前向きに検討します」と。
3月18日:たまたまシンガポールにいらっしゃったTAKE ACTIONの方とシンガポールサッカー協会を交えて打ち合わせ。ほぼGOサイン。

という、考えられないスピード感で全てが進みました。
それだけ関わっているみんなの「何とかしなくちゃ!」という想いが濃縮されていたんだと思います。
ヒデさんの即断、スタッフの方の素早い対応など、皆さんのおかげで影響力のあるイベントが開催できます。
しかも、それらが日本のためのきちんとしたチャリティとなるわけです。
今後も一歩一歩ではありますが、プロスポーツクラブとして一つの役割を果たしたいと思っています。

この試合、何とか日本へもお届けできるように各所調整中です。
まだまだ「それどころじゃない!」と苦しみ続けている皆さんもたくさんいらっしゃるのは十分承知しております。
ですので言葉はきちんと選ばなければなりませんが、
たった90分ではありますが、その時間だけでも、この試合が皆さんの清涼剤になれればと思っています。

Thursday, March 17, 2011

やろう!やろう!

震災から3日後。
3月14日の月曜日に行われたシンガポールサッカー協会理事会。
シンガポールのサッカーの目標に対する進捗報告やその方向性に対する意見交換が行われる場で、
理事にはサッカー関係者だけでなくいわゆる識者と呼ばれる方々が結構いらっしゃるので、
話を聞いているだけでもなかなか面白い。
おそらく東南アジアにしては珍しい合理的な進め方、そしてシンガポールらしいトップダウンな感じ。
まだまだこれからな組織ということから発せられる「熱」も相まって、非常に興味深い会なのです。

コレナガも数年前から理事として参加させていただいており、
特に他国との交流やサッカーの普及活動について意見を言わせてもらうことがあるけれど、
さすがにこの日は日本の様子が気になってiPhone(というか主にBB2C)から目が離せない。

18:00スタートの予定で皆続々と集まってくるのだけれど、例によって開始は19:00にディレイ。
皆動じることもなく慣れたモノで待合室となった会議室は時間限定の情報交換所となるわけです。
やはりと言うべきか話題は日本の大震災。
「家族は大丈夫だったか?」
から始まり、
TVで観た被害状況の凄まじさ、津波が如何に怖い災害なのか、今後の経済回復の見通し、国債のリスク、はたまた神道の特殊性など、知識が豊富な皆さんらしい話が続きました。

「あれほどの災害なのに暴動も起こらずパニックも起こらず譲り合って生活している」
「何事にも真面目で手を抜かず取り組む日本人なら絶対に復興できる」
「今度はシンガポールが助ける番だ」
などなど、聞いているだけでウルウル来てしまう意見が出つつ、
一方では
「既に借金がたくさんあるのに…」
「政治にリーダーシップがない」
「少子化が進んでいる中でこの災害はかなり厳しい」
という極めて現実的な意見も聞きました。
このやろー!、というよりも、
客観的に見てもそうなんだな。オレたちがやるしかないな!、と冷静に思いを強くしたわけです


さて、予定通り1時間遅れでスタートした理事会。
会長から
「シンガポールサッカー協会としてだけでなくシンガポール人としてとても悲しく思っている。……」
長い励ましの言葉をいただきました。
でも、次の瞬間からは頭の中は日本へ。
iPhoneの中では次から次へと凄惨な情報が更新されていくので、
予測される最悪な情景が頭から離れず、発言どころのテンションではありませんでした。

でも、本日ここに来たのは理事会だけの理由ではなく、
日本で苦しんでいる人のためにも、
日本復興のためにシンガポールサッカー協会の全面的な協力を得ようと、
熱烈にぶちあげるための演説も準備してきたわけです。

2時間程度の理事会が終了する間際。
いよいよ熱烈に発言しようと思った瞬間、
「シンガポールサッカー協会として日本を支援すべきだと思う。アルビレックスも長い間シンガポールのサッカーに協力してくれている。そしてシンガポールサッカー協会と日本サッカー協会は強いフレンドシップ(実際には契約もある)で結ばれている。サッカーを通して日本の危機を救うことに手助けはできないだろうか?」
と、別の理事から先に提案が。
そしてそこにいた30人弱の理事とサッカー協会関係者がみんな、強く同意してくれました。

ちょっとバツが悪い感じになってしまったけれど、
コレナガも持って行ったアイデアをいくつかそこで発表すると、
「やろう!やろう!」
と全員が文字通り口を揃えてキラキラした目で盛り上がってくれました。
(2時間の理事会で最も盛り上がった瞬間)

素敵だなあ。最高だなあ。あったかいなあ。
なんて思っていたらウルウルが止まらなくなってしまって、前を向けなくなってしまったのです。

そしてその2日後、つまり16日には早速それを具体化すべく、
シンガポールサッカー協会と打ち合わせを行い、チャリティ・マッチや募金活動の大枠を決めました。
微力かもしれないけれど、少しずつたくさんの人々を巻き込んで行きたいです。



けれど、自戒を込めて。
我々は遠くから何かができるかもしれないだけの対岸の火事な人々。
苦しんでいる被災者と一体になれる、勇気を送っているなどと、こちらでは思っちゃいけない。
「良いことしてるんだ」なんて思い上がらないようにしなければ。
今この瞬間にも寒さや飢餓で生命の危機に瀕している方々がたくさんいます。
まずはその方たちに何ができるか。
今は多くの賛同者からお金を集めることしかできません。

「チャリティーはお祭りではありません」そう思っています。
でも、「まだ、お祭りではありません」なのかもしれません。
そのときが来たら、みんなで祭りのような熱いテンションで日本復興へ臨みたく思っています。
やろう!やろう!って。

Pray for Japan。

Wednesday, March 16, 2011

第5節の予定【サッカーから、勇気を。】

日本は未曾有の事態、誰も経験したことのない大災害へと足を踏み入れています。
現地におらず事情も分からない中で煽るわけではありませんが、
事実として海外での報道はエスカレートを続けています。
しかしながら、次々と続く原発の事故関連の日本での報道は、まるで海外の報道の後追いのようであります。
繰り返し煽るようではありませんが、「TVが大丈夫と言ってるから安心だ」と仰っている方々も、
最悪のケースを想定して行動していただいた方がいいのではないか、と真剣に感じています。
もし事が起こらなくても、準備に準備を重ねて「心配し過ぎちゃった」と後で思う方が、よっぽど良いと思います。
個人的な意見ではありますが。
とにかく、多くの方がご無事でありますように…。


前回書きましたように、我々のような海外にある小さなサッカークラブも、
微力ではありますがこの危機に貢献したく思っています。
明日行われる第5節の予告メールは先ほど以下のようにお送りいたしました。
このエントリのタイトルがそのまま表題となっています。

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皆さま
(BCCで失礼します)


お世話になります。
アルビレックス・シンガポール是永です。
3月17日(木)は2011 Sリーグ第5節 vs Etoire FCが行われます。

Thu 17th Mar 19:30-
vs Etoire FC
@Jurong East Stadium
http://bit.ly/hrZ1CQ


日々、凄惨な映像や写真がシンガポールのメディアでも多数のページを割いて報
道されています。それを見るたびどうしようもなく心が痛み、やるせない想いに
かられます。しかし、前回のご報告でお伝えしましたように、我々として我々に
しかできないことで、現在苦しんでいる被災者の方々に微力ながら貢献したく活
動を開始いたしました。

サッカークラブとして皆さんにできることと言えば、直接的に勇気を与えること
はもちろん、社会の媒介となってさまざまな活動をしていくこと。具体的には日
本人、シンガポール人問わず、シンガポールにお住まいの皆さんの「声」や「想
い」や「勇気」を、被災者の皆さんへお届けすることだと思っています。

もともとこの試合は現地での春休み期間に合わせ「スクールデーイベント」とし
て企画されており、地域の小・中学校や日本人学校の子どもたちを無料招待させ
ていただいておりました。ご招待させていただいた皆さんにも募金活動や試合運
営にご協力いただくことで「日本の危機的状況を救おう!」という機運を産み、
アルビレックス新潟シンガポールの理念である「日本とシンガポールの架け橋」
となり、さらに多くのシンガポール国民の皆さんをこの活動に巻き込んで行きた
く思っています。

なお、ボランティアスタッフも募集させていただいておりますので、何卒ご協力
ください(詳細下記)。


【入場料全額チャリティ】
第5節の入場料収入の全額を公益社団法人 Civic Force(緊急即応チーム)へ寄
付。復興を支援させていただきます。皆さま多数のご家族ご友人をお誘い合わせ
の上ご来場ください!(※転送希望)
http://bit.ly/ghRWe8

【義援金募金活動】
Jurong East Stadiumでのホームゲーム時に選手やボランティアの皆さんで募金
活動を行います。全額がシンガポール赤十字社の協力の元、全額を日本赤十字社
を通じて被災者の皆さんへ届けられます。

【チャリティ・フォト】
Canon Singapore PTE LTDさんの全面的な協力をいただき、オリジナルデザイン
のチャリティ・フォトや、当日の試合で撮影された写真(試合終了後に実演販売)
を1枚S$1で販売させていただきます。売上の全額を公益社団法人 Civic Force
(緊急即応チーム)へ寄付。復興を支援させていただきます。
http://bit.ly/h6RiqQ

【Pray For Japanバナー】
少しでもここからの想いが届くよう、Jurong East Stadiumの最も高い場所へ掲
げます。

【ボランティア・スタッフのお願い】
◆日時:3月17日(木曜日) Etoile戦(18:00頃 - 19:30、ハーフタイム)
◆場所:Jurong East Stadium 2F (マーチャンダイズブース)
◆内容:ドリンク、グッズ販売時のアシスタント
◆募集定員:5名前後(10歳以上の方であればどなたでもお手伝い頂けます。)
※通常のホームゲーム時は控え選手がアシスタントをしておりますが、この度日
本で起こりました震災へのチャリティー募金活動を行うためブースのスタッフが
不足しております。突然のご案内ではございますが、ご協力よろしくお願い申し
上げます。
※ボランティアにご協力いただいた方も試合観戦はできます。
※ご希望の方は是永携帯(+65 8112 4757)までSMSをお送りください。


相手は昨季優勝のEtoire FC。
我々が日本の代表として、シンガポールから勇気を届けます。

熱いご声援よろしくお願いします。


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2011 Sリーグ アルビレックス新潟シンガポール 第5節
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【日時】
2011年3月17日(木) 午後7:30 Kick Off
【対戦相手】
エトワールFC
(Etoile FC)
【場所】
ジュロンイーストスタジアム
(最寄駅:MRT東西線チャイニーズガーデン駅 徒歩5分)
http://bit.ly/hrZ1CQ

【チケット情報】
全席自由席: 大人S$6 小人S$2(12歳以下/2歳未満は無料)
■この試合におけるチケット収益は、全額、東北地方太平洋沖地震により被災された
方々への義援金として寄付させていただきます。
※前売りは行っておりません。試合当日、スタジアムのチケットブースにてお買い求
めください。
※一部VIP席が設けられておりますが、販売分はございません。

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◆チャリティ・フォト販売◆
------------------------------------------------------------------
チャリティ・フォトを購入し、被災者の方々をサポートしましょう。この日はス
タジアム・サウスエントランス2階にブースが設置され、オリジナルデザインの
チャリティ・フォトの販売が行われます(1枚:$1)。さらに試合終了後には、そ
の日の試合で撮影され、その場でプリントされた写真の販売も行われます (1
枚:$1)。ご購入いただいた写真の売上は、全額、東北地方太平洋沖地震により
被災されました方々への義援金として寄付させていただきますので、ご来場の際
にはぜひチャリティ・フォト・ブースにお立ち寄りください。

--------------------------------------------------
◆募金箱の設置について◆
--------------------------------------------------
被災者支援活動の一環として、スタジアム内に募金箱の設置を行います。この日
はひとりでも多くの方にご協力いただけるよう、選手やボランティアの方々、地
域の子どもたち等が募金箱を持ち、スタジアム内の各ゲートやブースなど様々な
場所で募金の呼びかけを実施させていただきます。

ご協力いただいた義援金は、シンガポール赤十字社を通じ、東北地方太平洋沖地
震による被災者救済のための救援活動および復興支援活動等の資金として贈呈す
る予定となっております。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

------------------------------------------------------------------
◆キッズ・スタンプラリー in March◆
------------------------------------------------------------------
3月にジュロンイーストスタジアム行われるホームゲーム3試合におきまして、お
子様向けの企画「キッズ・スタンプラリー in March」を実施しています。
スタンプを集めてステキな賞品をゲットしよう!
【カード配付&スタンプ押印場所】
スタジアム2階グッズ販売所(時間:6:00pm~8:30pm)
【参加資格】
15歳以下の方

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◆今節も運行!アフターマッチバス◆
---------------------------------------------------------------
今節も、試合終了後にお帰りのためのバスを運行いたします(有料)。
ぜひご利用ください。
【発車場所・時刻】
Jurong East Sports Complex入口 9:40pm発
【行き先】
MRTジュロンイースト駅経由、MRTドービーゴート駅行き
【料金】
MRTジュロンイースト駅まで: S$1
MRTドービーゴート駅まで: S$3


当日は、被災されました方々、ならびに復旧に向け尽力されている方々、

そしてアルビレックス新潟Sへのサポートを、どうぞよろしくお願いいたします。
多くの皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

-----------------------------
★投票しよう!
サポーターが選ぶ!Man of the Match!


--
Thanks & best regards,
Daisuke Korenaga
Albirex Singapore PTE LTD
21 Jurong East St 31
#04-04 Jurong East Sports Complex S 609517
Web : http://www.albirex.com.sg/
Mail : korenaga@albirex.com.sg
Tel : +65 6334 0511
Fax : +65 6334 0510
Mob : +65 8112 4757
Twitter : _kore_

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この基本、毎試合前後にお送りさせていただいているメルマガ的なものをご希望の方は、
以下のフォームにご記入をお願いします。
次回よりお送りいたします。


Monday, March 14, 2011

たかが、サッカー。

日本中で大変な事態になっている東日本大震災。
今後数十年に渡って日本全土を揺るがす災害となることは明らかです。

その瞬間、コレナガはタイのピピ島というところにいました。
レオナルド・ディカプリオが主演の「The Beach」という映画の舞台にもなった、
地球最後のリゾートと言っても過言でないほどの綺麗な海があります。
某日系企業の方に紹介されて、仕事というか遊びというかそんな浮ついた気持ちでピピ島にいました。
これまでサッカーのない場所には行ったことが無かったコレナガにとって、
正真正銘、初めてのリゾートでした。

短パンサンダルで街をブラブラしていると、
簡単な昼食を食べていた屋台のようなとてもキレイとは言えない店の店主が、
血相を変えてTVを指さしています。
そこには泥々とした大津波が何もかもを飲み込んでいく映像が。
家、クルマ、ビニルハウス…。
そして店主はカタコトの英語で「ジャパン、ジャパン」と言っているではありませんか。
一瞬、何が起こったか分かりませんでしたが、町中のTVが津波の緊急放送へと切り替わっていて、
あちこちで「ジャパン」と声をかけられてようやく認識を確かにしました。

日本で大変なことが起こっている――。

ピピ島ではスマトラ沖地震の影響で2004年12月に津波の被害を受けています。
最も栄えていた通りが全て破壊されるなど、観光資源に頼っている町としてかなりの影響を受けました。
それで津波に対する意識が高いのでしょう。
土産物屋、屋台などで次々と心配する声をかけられました。

宿に戻りTVをつけて衝撃的な写真や映像を見ると、全てが絶望的。
東北地方にお住まいのたくさんの方々の顔が頭をよぎってそのままTVとネットに釘付けとなり、
続々と入ってくる悲惨なニュースに「ああ」とため息をつき続け、ほとんど眠ることができませんでした。

翌日、ホテルを後にし、津波の影響なのか荒れたボートとフェリー、そして飛行機でシンガポールに戻ると、
今度は原子力発電所の悪いニュース。
目の前が真っ暗になりそうでした。
実家(千葉)の家族のことも気がかりとなり電話して「早く避難してくれ」と言うのに、
「大丈夫。TVでは言ってないから」と。
報道規制がかかるであろうTVからの情報は参考程度とすべきだし、
一方で海外のメディアは大々的に刻一刻と進む危機的状況を取り上げているし、
災害時は常に最悪を想定して動かなければならないのに…。
なんてことをあっちいったりこっちいったりで考えていると、情けないことに、発熱。
夜には熱は39℃に近づき、幾度となくトイレに行って吐き、と繰り返しました。
被災地の方々がこんなものとは比べものにならないほどのストレスに苛まれていることを想像すると、
胸が痛くてどうしようもなく苦しくなって、いてもたってもいられません。

そして、その翌日にはSリーグ公式戦。
「サッカーなんてやってる場合か?」
「海外でのうのうと暮らしていて良いのか?」
「こんなことをしているよりももっと日本に貢献する方法があるんじゃないのか?」
と、悶々とするばかりで結論が出ません。

しかし、試合直前になって思い出しました。

コレナガはこんな仕事をしながら昔から言っているのですが、
サッカーなんてものは「たかが、サッカー」です。
極論すれば、お互いのゴールに向かってボールを蹴飛ばしているだけのスポーツです。
人間の生死には関係ありませんし、本質的に生活には関係ありません。

ところが、です。
そんな「たかが、サッカー」が、
これまでの歴史上、世界中のあらゆるところで無限大の可能性を見せてきました。

紛争をストップさせたこともある。
政治をまとめてしまったこともある。
そしてもちろん、瓦礫となった町の復興のシンボルになったこともある。

絶望や憎しみや情熱と愛情といった人々のカオスな感情を、
勇気と希望、つまり未来へと昇華させられることができるスポーツなのです。

日本にいたときは日本の嫌なところばかりが目についていましたが、
海外に来て、
3年以上も住ませてもらって、
日本という国が大好きになり、
誇りを持って、胸を張って「日本が好きだ」と言えるようになりました。
本当に幸せに感じています。

アルビレックス新潟シンガポールは、
日本人だけで海外リーグに所属する世界で唯一のプロスポーツクラブです。
だからこそ、小さな小さなクラブではありますが、
何とかして、「たかがサッカー」の持つ全ての可能性を愛する日本という国に捧げたい。
そう、誓いました。


最後に、昨日コレナガを勇気づけてくれたYou Tubeのリンクをいくつか貼ります。
日本のサッカーはこれまで、スゴいことを成し遂げてきました。
少しでも、苦しんでいる方々の勇気となりますように。
そして、少しでも多くの方々の命が救われますように。











Friday, March 04, 2011

カントナ大先生に会ってきた。

ご存知の方も多いかと思いますが、ニューヨーク・コスモスが復活します。

Kyorozo's Soccer Blog:復活、NEWYORK COSMOS!
アメリカスポーツ三昧:New York CosmosはMLSをNASLの過去に引き戻す悪魔か

↑この辺りの方々が実に興味深く書いてらっしゃいます。

ニューヨーク・コスモスと言えば、ペレ、ベッケンバウアー、ニースケンスなどを擁し、黎明期のMajor League Soccer (MLS)を大いに盛り上げたチーム。D社がサッカー界に本格的に参入するきっかけとなった「ペレ引退試合」で来日も果たしていますよね。

で、そのNYコスモスが、まだMLSに参入が決定したわけではないものの、事前プロモーション活動を世界中で派手に行っていて、しかもスポーツ・ダイレクターにエリック・カントナ大先生が大絶賛ご就任されていたというわけです!

名誉会長に就任したペレはともかく(たぶん理由はリアルタイムじゃないから)、
コレナガにとってカントナ大先生は永遠のスターです。
襟立て、罵詈雑言、そしてカンフーキック…。
サッ カーの愛すべき習慣は全てカントナ大先生から教えていただいたと言っても過言ではありません。
ええ、大好きです。









↑特にこの辺り 笑

で、NYコスモスは今後アジアツアーなんかも狙っているらしく(まだチームはできてませんが)、
(まあ、簡単に言えばスポンサー探しの一環として)
ペレとカントナ(そしてコビ・ジョーンズ)がシンガポールにやってきているというわけです。

無論、「カントナ大先生とツーショット写真を撮る」というのは完全にコレナガの夢リスト入りしているわけです。
ロナウジーニョやサビオラやチャビ、そしてライカールトといった大好きな選手たちはもちろん、
18歳のときのトーレスとのツーショットなどといったレアなパターンを軽く凌駕してしまう魅力。
「この機を逃してなるものか!」と。


リーグからインビテーションレターをもらったので、彼ら、ペレとカントナ(そしてコビ・ジョーンズ)に謁見すべくSリーグの試合会場に行ってきたのですが、さすがはプレミアリーグというかマンチェスター・ユナイテッドのファンが多いシンガポール。普段のSリーグの会場では見られないような興奮状態に陥っているわけです。

試合開始前に大先生が姿を見せるとチャントが繰り広げられ、ちょっと姿を現せば大歓声。
(注:試合直前)



ハーフタイムのイベントのためにカントナがちょっと移動すると試合そっちのけで集まってしまうわけです。
(注:試合中)







そんな狂想曲を尻目に、コレナガは試合開始前にしっかり夢達成しました!



ホントはシャツの襟を立てて「Hahaha!」などと一緒に笑いながら撮ろうとしたのですが、
圧倒的なオーラを前に自己紹介するのがやっとです。
ちょっと調子に乗ってしまうと蹴られそうです。
もちろん、カンフーキックで。
今、写真を見ても「何で怒ってるんだこの人?」。
ああ、そんな感じです。

「カントナにヨコハマ・フットボール映画祭で"Looking for eric"がThe BEST FILM AWARD を獲得した旨お伝えください。 トロフィーは日本の配給会社が預かっていますと。」 「我が憧れのカントナに日本語で自伝出しませんか?と聞いてみてください!」
など、Twitter経由でお願い事をいただきましたが、緊張してそれどころではありませんでした!
ごめんなさい!

しかもしかも、驚きはまだまだ続きます。
写真をお願いする際にかけた言葉は「Hi, Eric!」。
なんと大先生をファーストネームで呼ぶという歴史に残る偉業を達成!
恐れ多くもカントナ大先生にですよ、皆さん!
さらにさらに、1mくらいの距離でご飯食べたので「カントナ大先生と一緒にご飯を食べる」という夢も同時に達成!
嗚呼、素晴らしいぞ、シンガポール!


そしてコビ・ジョーンズとも一緒に撮りました。


アメリカワールドカップのときはその風貌で「何というアメリカらしさ」と感嘆した選手です。
間違いなく好きなタイプの選手ではあります。
しかし、今回ばかりは少々扱いが小さくなってしまうことをお許しください。
とても気さくでステキな方でした。
追記:調べてみたらアメリカ代表の最多出場記録を持っているんですね。そう言われてみると確かにそうだ。


とにかく浮かれてごめんなさい!



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Family Day。

次節は日曜日開催なので「Family Day」やります。
概要は「彼ら」から、シンガポール人サポーターにも分かりやすく。



ノリノリ 笑

Wednesday, March 02, 2011

オレたちはファミリーだからね。

本日午後、全選手と個人面談を行いました。
目的は主に選手たちのモチベーションコントロールと観察。
特にまだ自分を客観的に見ることのできない多くの若い選手にとっては重要な機会だと思っています。

以前も紹介した未来予想図
を使って自分自身を客観的に見てもらうのです。
最高のハッピーに向かって今の努力は十分なのか?
足りないモノに対してどうやって取り組んでいるのか?
なんていうことです。

自分ではちょっとしたメンターのつもりで行うので、本気でぶつかります。
ざっと5時間くらいぶっ続けでエネルギーを投じ続けるのでかなりの消耗になるのですが、
それ以上に色んな発見とかあったり選手から元気をもらったりするので、
このイベントはけっこう好きなのです。

忘れてはならないのは、あくまで主役は選手。
そしてそれをチームとして構築していくのは監督をはじめとしたコーチングスタッフの仕事。
というわけで横から口を出してせっかく作っているものをぶち壊すのは大いにマズイので、
いかに出しゃばらずに本質的な意味で選手たちのモチベーションを上げていくかというのが勝負所なのです。

2試合終わって首位に立っているということもあり、選手たちの表情は概ね明るく、そして何より饒舌。
前回(1ヶ月半くらい前)に比べて真っ直ぐと目を見て話をする選手が多く、イキイキとしていました。
少し前までオドオドしていたのに急激に自信をつけた選手、
勝っていることでチームの方向性を確信している選手、
「ここに来て自分が全然変わりました。こんなにサッカーに打ち込めて幸せ」と言ってくれる選手。
コレナガは人とたくさん会ったことだけはあるので言葉が本音かウソかくらいは見抜けるのですが、
選手たちのどの目も何の疑いもなくキラキラしていて、
いやホント、何だか嬉しくなってしまって、喋っているだけでこっちの目がウルウルしてしまいました。
こういうのがシアワセですね。

ただ、中には思ったような活躍ができずに落ち込んでいる様子の選手もいます。
しかし彼らにしてもこちらからの「何でだろうね?」という問いかけにはきちんと答えることができています。
しかも、目を見て真っ直ぐに。
コーチングスタッフがきっちりと一人一人に課題を伝えてくれていることの証拠です。
じっくり話をしているうちに「ですよね。やります!」と心を新たにして帰って行きます。


オレたちはファミリーだからね。
コレナガもみんなに包まれている分、みんなを包んでいるつもりだからね。


なんてちょっと気持ち悪いフレーズを繰り返しながら(ついでにまたウルウルしながら)、
日課(ウソ2日に1回くらい)の5kmを走ってました。
何とステキな日。


かあちゃん
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