Wednesday, October 16, 2013

アルビレックス新潟プノンペン、はじめます。

さて、唐突ですが、
2014シーズンよりカンボジアで、「アルビレックス新潟プノンペン」はじめます。
略称、「アルビP」。
社内でのプロジェクト名、「Pちゃん」…。


実は、カンボジアに訪れたのは、今年の5月が初めて。友人でもあるシンガポールの優秀なビジネスマンの皆さんが、「カンボジアいいよー」と口々に仰るのを聞き、そもそもサッカークラブを立ち上げるつもりは全くなく、何か別の事業展開ができないかなあ、と軽い気持ちで行ってみたというのが正直なところではあります。

それまでは、
・内戦があったところだよな
・地雷は大丈夫かな
・まだまだ経済的にはかなり苦しいんだろうな
などという日本人の極めてステレオタイプなイメージしかなかったのですが、状況を目の当たりにしてビックリしました。
その内容は以前のエントリに譲るとしまして、これはスゴイ可能性だ、と。

そして2回目に訪れた7月。カンボジアサッカー協会の方々とほとんど表敬訪問のつもりでディスカッションしたところ、ものすごくウェルカムな感じで意気投合してしまって、こりゃもうやるしかないな、という急展開。通常は3部リーグ相当からスタートらしいのですが1部リーグから始めさせていただくということになりました。もちろんアルビレックスの看板もあったでしょうし、シンガポールでの我々の実績もとても買っていただいていたことからと思うのですが、我々からしても彼らとフィーリングが合ったことが「前に進もう」と決断できた大きな理由でした。

その後、詳細を詰める作業を粛々と行い(まだ詰まってませんが、開幕は1月…)、本日のリリースとなったわけです。


シンガポールともバルセロナとも違い、選手はカンボジア人が主体。基本的には「国際貢献」と「日本のスポーツビジネスの輸出」が大きな目的です。間違いなくこれから急激に豊かになっていくカンボジアの人々がさらに自立していくためには、自ら目標を立てて、それをクリアしていくという成功体験が重要となると思っています。言うまでもなくこの実践には、スポーツが最も適しているのではないだろうか、と。また、例えば日本がODAを提供する際に、道路や水道管などのインフラではなく、サッカースタジアムを建設したとすれば、その場所がスポーツを通じた教育や地域コミュニティの活動の中心として発展していくかもしれません。新しい日本の国際貢献の形になり得るかもしれない。実にワクワクします。

さらに日本の「輸出産業」としてのスポーツの可能性も拓いていきたいと考えています。日本のスポーツは、競技面でも運営面でもアジアではトップクラスなので、リードする立場にいます。日本のサッカークラブの運営の体制や姿勢、それに紐づく具体的なビジネス展開を間近で見せることで、現地の皆さんに伝えられることがあるはずです。また、この事業をヒントにして日本から我々に続く動きが増えてくれば、日本のスポーツビジネス全体をより外向きに元気にすることもできるはずです。つまり、輸出産業としてのスポーツビジネス、という概念が確立できるかもしれないのです。

つまり、日本人である我々が、スポーツビジネスやそれに関連する事業の経験をカンボジアで展開することで、カンボジアが本当の意味での「豊かな国」へと発展する道を作ることにつながり、日本の新たな国際貢献の形となる。そして、カンボジアを発端としたアジアのスポーツビジネスのロールモデルたる存在になる。加えて、外国人枠を使って、コレナガのライフワークである「海外で堂々と戦う若い日本人の育成」もできる――。

と、やりがいを一方的に感じてしまったのです。


もちろん、現在のビジネス環境(100%外資OK、通貨はUSD、利益持ち出しOKなどなど…)的には東南アジアで有数のモノを持っていますので、数年後までにはスゴイ成長を見せている可能性もあるわけです。ホントかどうかは分かりませんが、一説によれば「15年後には今のバンコクくらいには軽くなっているだろうね」と。ワクワクドキドキが止まりません。

さて、肝心要のチームについて。
目標成績は、優勝!…と言いたいところですが、まずは現地の方々としっかりと「チーム」になることを目標として、焦らず徐々に結果を残していきたく思っています。


どうぞ、ご注目を。


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