Saturday, July 26, 2014

世界は自分が思っている以上に広い。が、ある程度には狭い。



昨日夕方、3週間ぶりにシンガポールに帰ってきた。
帰り道でオフィスに寄って処理した膨大な量のサインには辟易したけれど、
現状を確認した何人かのスタッフたちの熱い当事者意識に感動。
ちょっと今回は長く離れたけれど、順調に進めていてくれることにいつも心から感謝してます。

シンガポールに滞在できるのは12時間くらい。
案の定、時差ボケですが、タッチ&ゴーでカンボジアへ。
要人とのアポが午前の早い時間にしか取れなかったので、AM3:30には起きなくてはならない。
しかし、ただでさえ時差ボケなのに、寝過ごすわけにもいかないからドキドキして眠れない。
ちなみにただいまAM2:30…。
仕方ないからあれやこれや妄想してたら無駄にアルファ波が出てきたらしく、
何だかわからないけれどグイグイ捗ってしまっている。
だから、途中だけれど、一旦落としこんでおく。
(だからさらに眠れない… 泣)


これまでの自分を支えてきたのは、
「よっしゃ。やってみっか。」
だけ、だった。

10年ほど前はシンガポールでサッカークラブの社長をやっているなんて想像すらしていない。
20歳のときに作った未来予想図には書いていたけれど、
何というか妄想を雑に並べただけだったので、こんな状況になるとは思ってもみなかった。

ところが、「迷ったら、やろう。」だけで続けてきたら、
いつの間にか大好きなバルセロナで継続的な仕事もさせてもらっている。
お隣のマレーシア、オトナの憧れタイでサッカースクールを展開、
その上カンボジアでもう一つプロサッカークラブを運営するなど、我ながらもうワケが分からない。
10年前の自分に今の状況を教えてあげたら異常を疑われるレベルである。

それもこれも自分が言い出しっぺで始めてしまったことではあるのだけれど、
いつも当事者意識の高いスタッフたちみんなの努力、
そしてみんなの仕事を楽しむ姿勢に心からありがたく思いつつ、
毎日これでもかと言わんばかりに人生を楽しませてもらっています。

ところが、色んなことを自分なりに拡大してみても、思いのほか誰からも気にされない。
街で歩いていて「きゃー!これながさーん!」の状態にはならない。
毎日世界中のテレビに引っ張りだこになるようなスーパースターにはなれない(なりたいかは別)。

人間相手でもこんな状況なので、地球相手では推して知るべし。
バルセロナでは当たり前のように10年前と変わらない7月の爽やかに蒼い空が広がっていて、
シンガポールも8年前と変わらないナショナルデーのうだるような暑さが近づいていて、
あと数時間後には会議が始まっているはずのカンボジアも、
おそらく10年前とそんなに変わらない天気なのだ。

「画期的なことをしている!もっと珍しがられたい!」と周囲の評価を気にしたところで、
実は、自分ごときの存在では世界の人々の日常にほとんど変化を与えることができない。
世界中の天気を変えてしまうことなど、できるわけがない。
どれだけ頑張っても、自分の力は、自分がビビるほどには及ばない。
ごくありふれたとんでもなくちっぽけな存在にしかすぎない。

そう。

この世界は、地球は、自分が思っている以上に広い。
そして、付け加えるならば、世界中で面白おかしいことをやり続けさせてくれる程度には狭い。
世界は、地球は、望外に自分の常識やアイデアを受け入れてくれる。
全てが叶うわけではないが、全てが叶わないわけではない。


ならば。

それが「誰かの役に立つ」ことを前提とすることであるならば、
もっともっと世界中でチャレンジして、もっともっと楽しい毎日を遠慮なく過ごせばいい。
そして、それこそが、
この世に生を受けた誰にも許された「生まれてきた意味」みたいなものなんじゃないか、
と思っている。


自分の最高の人生は、昨日にはない。
明日と明後日にある。
毎日毎日、そう思い続けている。

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