Thursday, June 18, 2015

オリンピックを超えたSEA GAMESでアルビレックスシンガポールチアが躍動。

泣く子も黙る東南アジア最大のスポーツの祭典、と言えばSEA GAMES(東南アジア競技大会)である。

今のところ競技レベルが世界のそれにはなかなか届かない東南アジア諸国にとっては、
正直、オリンピックもワールドカップも自国にはほとんど縁のないイベント。
ところが、そういう意味で競技レベルの近い東南アジア各国がしのぎを削るこのSEA GAMESには、各国が異常なまでの熱狂を見せる。
もちろんナショナリズムをくすぐられるには十分すぎる国家間の歴史的な背景が大いに影響している、という理由もあるはずだ。

たとえば、つい先日の日本vsシンガポールのW杯予選。
SEA GAMESの閉会式と同日だったため、試合前はほとんどチームの状態や詳細についてシンガポール国内で報じられることがなかった。
(ご存知のように試合後は蜂の巣をつついた騒ぎになったのだが…)
で、実はサッカー協会の大幹部でさえSEA GAMES(の閉会式…)への出席を優先させたため、試合当日に日本へ行っていない。
それくらい東南アジア諸国にとっては意義深く重要な大会なのだ。

1959年から始まったSEA GAMESは、先日終了したシンガポール大会で28回目を終えた。
ちなみに今後は、
第29回 2017年 クアラルンプール(マレーシア)
第30回 2019年 バンダルスリブガワン(ブルネイ)
第31回 2021年 マニラ(フィリピン)
と開催が続く。

さて、SEA GAMESには我々アルビレックス新潟シンガポールはほとんど関係がない。
当たり前である。
ただシンガポールのプロサッカーリーグでプレーしているだけであって、
それも日本人だけの選手で構成されるサッカークラブだ。
たとえ今回がシンガポール開催だったとしても、ほとんど関係がない大会になる「はず」だった。

しかし、実は、大活躍だった。

それが、チアダンスである。
アルビレックス新潟シンガポールチアダンススクールの子どもたち&ママチアが、
オリンピックやワールドカップ以上に注目を集める大会で、いくつかの競技の開催前にチアダンスを披露したのだ!
(しかもママチアは「You can do it Albirex」を踊っていた…(驚愕)!)

6月 6日 Regatta(トドラー、アドバンス)
6月13日 Hockey(アドバンス)
6月14日 Volleyball(プレアドバンス)
6月16日 Volleyball(ママチア)

繰り返すが、東南アジアではオリンピックやワールドカップ以上の価値を持っている大会である。もうこれは極めて異例づくしの歴史的な出来事だと言っても過言ではない、と思っている。

1)踊った競技ではあまり見ることのないチアのパフォーマンスである。
→ そもそも東南アジアでチアダンスはまだまだ少数派でもある。

2)大会に全く関係ない日本人のパフォーマンスである。
→ 開催国の国民が何らかのパフォーマンスをするのが慣例である。

3)ダンスのクオリティに不安がある子どものパフォーマンスである(ママチアも踊っていただいたけど)。
→ プロダンサーのように素晴らしく上手ではないけれど、楽しく元気よく踊る子どもたちの笑顔が観衆を盛り上げることを、運営サイドが理解していたのだ!

この事実は、シンガポールでチアダンスの理解が少しづつ進んでいること、
そしてアルビレックスシンガポールチアの貢献がものすごく大きい、ということに他ならないような気がする。

ウチのスタッフのみんなが寝る間を惜しんで貫いているチアへの愛情が、
シンガポールの皆さんに伝わって、異例のパフォーマンスへとつながったのだ。
嬉しくて、楽しくて、素晴らしい。

皆さん、おつかれさまでした!














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